2021年10月28日
宇宙革命いよいよ始まる!?
ロケットに代わり地上と宇宙をつなぐ輸送や移動システムとして、今注目されている宇宙エレベーター。今回はその宇宙エレベーターについて触れていきます。
宇宙エレベーターはかつて、突飛な夢物語として受け止められていたけれども、理論的には十分可能なものであり、近年の技術発展によって手の届く位置に到達しつつあるのだ。現在の宇宙開発の主役であるロケットには墜落や爆発の危険が伴うけれども、宇宙エレベーターにはその危険はなく大気汚染の心配もないのだ。実現すればロケットに依存してた宇宙開発は大きく飛躍すると推測されているのだ。
そして、訓練を受けた宇宙飛行士でないものでも、高齢者や体が不自由な人でも、宇宙を訪れる機会が得られるということなのである。現在の静止軌道の輸送コストは、H2Bロケットで1キログラムあたり130万円以上で、スペースXのロケットでも50万円はかかるとされている。これがもし宇宙エレベーターが実現した場合、最小サイズ(13トン)の実証用でも、1キログラムの輸送コストは11万円ほどで済むといわれている。
より大型化した宇宙エレベーターを数百台ぐらい建設出来れば、さらにコストを100分の1にまで下げられるかもしれないのだ。日本でも最近はあの大林組でテレビCMまでやっており、2050年までの実現を目指し世界中から注目されている。
研究開発チームによると、まず、赤道上の高度約3万6000キロメートル地点にある静止軌道に、ターミナル駅となる人工衛星を築くことから建設がスタートしたのだ。ここから地表に向けてケーブルを伸ばしていくのだが、それだけでは重力によって人工衛星が地球に落下してしまう。そこでバランスを取るため、地球とは反対側にも同じ長さ太さののケーブルを伸ばす。
ただし建設にあたって大きな課題となるのが、このケーブルの強度だそうだ。宇宙エレベーターの主な仕組みは、約100年前に考案されていたけれども、鋼鉄などのケーブル材料では自分自身の重さにより千切れてしまうことから、実現不可能と考えられていた。この状況を一変させたのが日本で開発されたカーボンナノチューブ。カーボン、つまり炭素100%の新素材は、非常に軽く引っ張りに耐えられる強さが特徴で、その強度は鋼鉄の20倍程度といわれている。これにより現実的なレベルの太さでケーブルが作れる可能性が出てきたのだ。
子供のころに夢を見ていた宇宙という存在が、21世紀になってから急激に近づいている。技術が発展することによって、今まで不可能とされていたことが可能になってきている。地球と宇宙を行き来する時代はもう目の前に来ているのかもしれないのだ。
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そして、訓練を受けた宇宙飛行士でないものでも、高齢者や体が不自由な人でも、宇宙を訪れる機会が得られるということなのである。現在の静止軌道の輸送コストは、H2Bロケットで1キログラムあたり130万円以上で、スペースXのロケットでも50万円はかかるとされている。これがもし宇宙エレベーターが実現した場合、最小サイズ(13トン)の実証用でも、1キログラムの輸送コストは11万円ほどで済むといわれている。
より大型化した宇宙エレベーターを数百台ぐらい建設出来れば、さらにコストを100分の1にまで下げられるかもしれないのだ。日本でも最近はあの大林組でテレビCMまでやっており、2050年までの実現を目指し世界中から注目されている。
研究開発チームによると、まず、赤道上の高度約3万6000キロメートル地点にある静止軌道に、ターミナル駅となる人工衛星を築くことから建設がスタートしたのだ。ここから地表に向けてケーブルを伸ばしていくのだが、それだけでは重力によって人工衛星が地球に落下してしまう。そこでバランスを取るため、地球とは反対側にも同じ長さ太さののケーブルを伸ばす。
ただし建設にあたって大きな課題となるのが、このケーブルの強度だそうだ。宇宙エレベーターの主な仕組みは、約100年前に考案されていたけれども、鋼鉄などのケーブル材料では自分自身の重さにより千切れてしまうことから、実現不可能と考えられていた。この状況を一変させたのが日本で開発されたカーボンナノチューブ。カーボン、つまり炭素100%の新素材は、非常に軽く引っ張りに耐えられる強さが特徴で、その強度は鋼鉄の20倍程度といわれている。これにより現実的なレベルの太さでケーブルが作れる可能性が出てきたのだ。
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