2015年04月06日
発表!logic流キーワードの一つ、「だろう語」とは?
こんにちは。
昨日はちょっと大変な一日でした。
何と携帯電話を紛失してしまったのです。
慌てて家中を探したのですが、出てこなくてそのまま高校生の指導に。
帰宅してもう一回ゆっくり探しても見つからず。
焦りは当然あっても、気分転換にお風呂に入ろうとしました。
そしたら、なんと風呂の蓋の上にあったのです。
昨夜一体何をやってたんでしょう、私。
相当寝ぼけてたみたいですね。
こんな事もありましたが、本題になります。
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【英語学習の知恵】No,029
「発表!logic流キーワードの一つ、「だろう語」とは?」
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前回まで、logic流Qワード「うちゅう語」、「くにく語」の解説をしました。
Qワード
↓
↓→@うちゅう語
↓
↓→Aくにく語
↓
という具合に解説をしてきました。
さて、今回は残りひとつ「だろう語」について解説していきたいと思います☆
「だろう語」の定義!
読むことができるし、意味もなんとなく知っている!
だけど、意味を小学生にも説明できるまでいえるほど知っているかといったら怪しい言葉!
実は私たち結構この「だろう語」が多かったりします。
この「だろう語」は英語はもちろんのこと、私たちが普段使っている日本語にも結構いっぱいあったりします。
そういう日本語の方で「だろう語」が多かったら、いくら英語を日本語に訳せても英文の理解は低下します。
「えっ、そうなの?自分たちが普段使っている日本語をきちんと知らない?
そんな馬鹿な!!!どんなのがあるんだよ!」
それを味わってもらうために、以下の問題を解いてみて下さい。
これは英語の授業中であっても、私教え子にもやってもらっています。
大学入試センター試験現代文からの出題です。
第1問
1993年度 センター本試験
渾身の力
@最後に出る底力
A体じゅうの力
B強い忍耐の力
C残されている気力
Dみなぎり溢れる力
第2問
2010年度 センター本試験
みもふたもない
@現実的でなくどうにもならない
A大人げなく思いやりがない
B露骨すぎて話にならない
C計算高くてかわいげがない
D胴着に照らして許せない
第3問
2013年度 センター本試験
愛想を尽かしていた
@嫌になってとりあわないでいた
Aすみずみまで十分に理解していた
B体裁を取り繕うことができないでいた
Cいらだちを抑えられないでいた
D意味をはかりかねて戸惑っていた
「渾身の力」、「みもふたもない」、「愛想を尽かす」
どれも大体の人は聞いたことがある言葉だと思います。
実際に、使っている人も多いのではないでしょうか?
でも、どれかの問題で
「えっ、知っているし、よく聞く言葉で自分も使った事がある!
でも、きちんと意味を説明しろとなるとどれだ!?」
と感じた人も多いのではないでしょうか?
ちなみに、私は初めてこれらの問題を解いた時、「渾身の力」、「みもふたもない」が見事に外れてショックを受けました!
この様に、センター試験現代文の語句問題は私たちにこんな事を教えてくれると思っています。
日本語をよく使いこなしていると思いきや、実はきちんと使いこなしているとは言い難い!
この様に何となく知っているけど、子供に説明しろと言われたら、国語辞典の定義を説明しろと言われてつまる言葉を「だろう語」と命名しているのです。
言葉の由来は、「だろう判断」、「だろう運転」が由来しています。
私、数年前にある会社で仕事を手伝っていました。
その時、私の勝手な判断をしてしまってミスをやらかした事がありました。
その時、経営者の方に
「だろう判断は仕事でやっちゃいけないんだ!」
と叱責されたのです。
だろう判断はその名の通り「○○だろう!」と自分勝手に推測して物事を判断することを意味します。
車の運転では「だろう運転」というものがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E9%81%8B%E8%BB%A2
これなんかも例えば、
「ここの道は車が普段あまり走らないし、一時停止しないで進んでもいいだろう!」
「この道路は歩行者も少ないし、一気に加速して突っ切ってもいいだろう!」
「この曲がり角は、普段全然人も通らないから、ミラーを確認しなくてもいいだろう!」
とすれば見事に事故の可能性が生まれます。
それを戒める意味でも、仕事では「だろう判断」、車の運転では「だろう運転」はしてはいけないものとよく分かると思います。
これは、日本語でも英語でも文章読む時にやってはいけない事だと思います。
仕事や車の運転と同じ位、きちんと諌める意味も込めて
「だろう語」
と私は名づけたのです。
あの時、とある会社でミスやらかして起こられた時はかなりへこみましたよ。
でも、この「だろう語」が生まれるきっかけにもなったので、今思うとありがたい出来事だったと思っております♪
以上、3回に分けて「うちゅう語」、「くにく語」、「だろう語」の解説をしてきました。
又、英和辞典を引く知恵の話をしていきますので♪
今回は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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