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2015年06月07日

メンタルトレーニングとは?

1.「試合編」と「練習編」の同じところ、違うところ
前回はピークパフォーマンスの振り返りを、「試合」に限ってやってみましたが、具体的に思い出すことができましたか?
さて、今回は同じように「練習」について振り返ってみます。試合編と練習編は少し目的もやり方も違います。まずはその目的。
試合編の目的は、良かった試合の振り返りから勝ちにつながる要因を探って、それを試合でのセルフコントロールに活かしていくことでした。練習編では2つの面に注目します。

1)今練習で特に意識して行っている技や改造中のフォームなどについて、その細かい動きに注目して振り返ります。体の各部位やタイミングなども合わせて振り返ります。技術的なイメージトレーニングの題材に使います。

2)充実した練習ができているときのこころの状態を振り返ります。日々の練習を内容の濃いものにしていくための準備です。


目的が理解できたら、以下の要領で練習を振り返ってみましょう。

2.技術的に良かった時とうまくいかない時の振り返り
まず最近の練習の中で特に意識して行っている練習のポイントを振り返ります。フォームの改造などを行っているときにはより効果的です。これもあまり形にはとらわれず、文章で書いてもいいし、短い言葉で書いてもいいのです。大事なのは自分でしっかりと理解できていることです。
最初は最近の練習の中でもかなり良かった、満足のいくパフォーマンスについて振り返ってみましょう。これも具体的なパフォーマンスを振り返ることが大事ですよ。

技術的なポイントをいくつかの局面に分けて書き出してみましょう。

1.そのパフォーマンスを行う前にはどんなことを考えていましたか?
2.自分自身に何か言い聞かせたり話し掛けたり、行動を取ったりしていましたか?
3.実際にパフォーマンスを行っているときには何を考えていましたか?
4.体の調子はどうでしたか?
5.うまくいった要因は他にありますか?

続いてあまりうまくいかなかった、納得のいかなかったパフォーマンスを同じように振り返りましょう。

1.そのパフォーマンスを行う前にはどんなことを考えていましたか?
2.自分自身に何か言い聞かせたり話し掛けたり、行動を取ったりしていましたか?
3.実際にパフォーマンスを行っているときには何を考えていましたか?
4.体の調子はどうでしたか?
5.うまくいかなった要因は他にありますか?

さあ、うまく思い出すことができましたか?
「良かったパフォーマンス」の質問(1)のように、一つの技術を分割して細かく見つめなおして行くだけでも、目的の一つは達成されます。これがそのままイメージトレーニングの題材になっていきます。
質問(2)以降はやはり良かった時とうまくいかなかったときを比べなくてはいけませんね。

3.その違いは・・・?
違いを比べてみましょう。技術的には振り返るところがいろいろありますね。その違いを意識しながら書いていきましょう。
さらに大事なのは、うまくいかない時の状態と照らしあわせて他の要因についてもよく考えることです。うまくいかなかったのはどんな要因でしょうか?何か乗り気がしない、集中が保てない、といった心理的な側面かもしれません。よくよく振り返ってみると、少し膝の痛みが気になっていた、とか寝不足気味だった、などの理由もありそうですね。
この練習編のピークパフォーマンス分析は、試合編に比べて、回数を多くやることをおすすめします。特に、練習に対して意欲が沸いてこないようなときなどは、以前にしっかりとできていたときとの違いを比較するような分析が必要です。そして意欲的に集中して練習に臨めているときにも、なぜよい練習が出来ているのか振り返っていけば、良い時、悪い時の要因を探っていくことができますね。
要因がわかってしまえばそれに対処していくだけです。その対処法はこれから勉強していくわけですが・・・。

4.技術的な側面とメンタルトレーナーの関わり
これは少し余談です。選手の皆さんと、コーチの方、メンタルトレーニング指導者としての私の三者関係についてちょっと説明しておきます。
メンタルトレーニングを担当する私達は、技術指導の部分(「コーチング」といいます)には通常は入り込みません。私自身、以前ある競技をしていましたが、今はもちろん様々な種目の選手を相手にしますので、中にはほとんど知らない種目もあります。そういう時はもちろん、私がやっていた種目の選手に対しても技術的指導には踏み込みません。
私達は選手の皆さんに技術的な面をどんどん聞いていきます。もちろん基本的なルールはこちらで確認しておきますが、技術的な面は選手の方に教えていただきながら、それを「気づき」につなげていこうと考えています。
選手の方と指導者の方との話し合いの中で見つけた技術的な課題、それを題材にしてコーチングの手助けをするのが私達の仕事なのです。

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