2014年08月20日
脱毛と除毛の違いって分かる?ムダ毛の処理方法は「脱毛」と「徐毛」に分けられます
この夏、ハーフパンツ男子が特に気にしているスネ毛。濃い人もいれば薄い人もいます。その差は、前回男性ホルモンの話で触れましたが、その分泌量で若干の違いがあるようです。それでも、どうにか見た目的にスマートにスネ毛を処理するには・・・
毛周期を理解する
毛には「毛周期」と呼ばれる再生サイクルがあります。表面に出ている毛は、全体の3分の1くらいで、それ以外は、皮膚の下で生えるのをスタンバイしている新毛や、休止期で生えてこない毛も存在しています。繰り返し処理しても生えてきてしまうというのは、待機している毛が次々と生えてきてしまっているからだったんです。
この毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルからなり、部位により異なりますが約3か月〜6カ月と言われています。
脱毛と徐毛
ムダ毛の処理方法は「脱毛」と「徐毛」に分けられます。
脱毛と徐毛の違いは、毛乳頭に作用する処理かどうかで分かれます。毛乳頭とは毛の成長源となっている部分で、ココを破壊しない限り毛は再生します。
一般的に、脱毛と言うのは毛乳頭に作用して処理後は毛が再生しないことを言いますが、肌へのダメージや痛みが伴うことがあります。除毛と言うのは、表皮から出ている部分だけの処理なので、効果は長続きしませんが、痛みもなく、手軽にすべすべ肌になるメリットがあります。
どちらにしても毛周期を理解したうえで、処理を繰り返さなければなりません。余談ですが、ムダ毛が濃いとつい気になって、かみそりで剃ったりしますが、「毛をそると濃くなる」という俗説は信憑性がありません。
濃くなったと感じるのは、毛の根本が先端より太いため、伸びはじめのとき一時的に断面積が大きくなり、濃くなったように見えるからとされています。ただこの理論も最近では、毛根を刺激することから太くなる可能性もあるとか…。気をつけたいですね。
処理の方法
代表的な4種類の処理方法を列記してみました。それぞれ長所短所ありますので、ご自身のライフスタイルに合わせて選択してみるとよいでしょう。
カミソリ
除毛処理なので効果は長続きしませんが、手軽で痛みもなくすべすべ肌に。刃物を使うので角質を傷つけたり、切り傷になるなど危険が伴います。色素沈着する可能性もあります。
除毛クリーム
表皮から出ている部分に除毛乳液を塗り、10分くらい放置して処理します。効果は一時的ですが痛みもなく失敗も少なくすべすべ肌に。お手軽なのでおすすめです。
脱毛ワックス(脱毛テープ)
ワックスと呼ばれるとろみのある液体を肌に塗り、時間を置いてワックスが固まってから剥がして毛を抜く方法です。痛みは個人差もありますし、ワックスの液体にもよります。お肌の弱い人、皮膚の薄い人にはあまり向いていません。はがし方によっては、失敗する場合もあります。
レーザー脱毛
薄くするのに半年〜1年ほど、ツルツルにするのには1年〜2年ほどかかります。専門機関に通わなくてはいけないので、経済的時間的余裕がある方にはオススメです。
posted by 美容ブログ と ダイエット at 13:51| 脱毛