2018年02月19日
藤田まこと主演「剣客商売」第3シリーズ第1話「手裏剣お秀」
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2月18日午前10時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、藤田まこと主演「剣客商売」の第3シリーズの第1話「手裏剣お秀」が放送されました。
秋山小兵衛(藤田まことさん演じる)の隠宅を鰻売りの又六(徳井優さん演じる)が訪ねてきた。又六はかつて、ごろつきで恐れられていた兄たちの脅しに負けないためにと、秋山親子に弟子入りしたことがあった。
その又六が言うには、彼が住んでいる長屋の隣に浪人者が住んでいるが、夜中、その浪人が仲間らしき者と物騒な話を聞いたというのだ。
浪人たちは、金で請け負って或る女を襲おう、と話していた。なんとも物騒で、ほうってはおけないので、秋山先生に伝えに来た、と又六は言う。
小兵衛が四谷の弥七(三浦浩一さん演じる)を使って調べたところ、男たちに襲われる標的となった女は品川台町に住んでいるということが分かった。
小兵衛は佐々木三冬(大路恵美さん演じる)とともに、品川台町を訪れる。
女の家は剣術の道場となっていた。
女の父は近在の農民などに剣術を教えている杉原左内(寺田農さん演じる)で、女は左内の娘・秀(遊井亮子さん演じる)といった。
お秀が男たちから狙われるようになった経緯はこうだった。ある日、旗本の子弟たちが通りがかりに杉原道場の看板をみて、からんできた(剣の教えを請うというようなものではなかった)。左内は病に侵されていたので断った。それでますます旗本たちが絡んできたので秀が男たちを痛めつけたのだ。
逆恨みした旗本たちが無頼の浪人まで金で雇って復讐を企てた。その話を又六が深夜、水を飲みに起きたときに聞いたのだ。
小兵衛は、自ら進んで三冬とともに杉原父娘の手助けをする。
一方、又六の隣に住む浪人者(宇梶剛士さん演じる)は、仲間とともに杉原道場の下見に訪れたとき、(杉原父娘に直接会ったわけではない)道場の敷地入り口に掲げられた看板の「杉原左内」の文字をみて目を瞠った。左内こそ、彼が仇と狙う相手だったのだ。
サブタイトルで分かるように、お秀は手裏剣の使い手です。根岸流という手裏剣の流派があり、その根岸流の使い手なのです。
小兵衛は、杉原道場を訪れた時、まだお秀と会う前に、庭先の樹木に手裏剣を打ち込んだ痕跡があるのをみて手裏剣の使い手がいることを知った。
小兵衛は剣術の名人ですから、他の武芸を知っていてもおかしくないわけですが、池波正太郎氏の原作の「剣客商売」シリーズを特別編まで読んだ者にとっては、小兵衛がなぜ根岸流を知っているのか、すぐにピンとくるのです。
それはともかく、この話では、かたきと狙われる身でわざと道場の看板に大きく名を書き、いつ自分の命を狙う相手が来てもいいように、決着つけられるようにと覚悟を決めている杉原父娘と、卑怯な旗本や敵討ちの相手の姿とが対照的に描かれています。
余談ですが、品川台町は同じ池波正太郎氏原作の「仕掛人・藤枝梅安」の藤枝梅安の家があるとされる土地です。
「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」では設定されている年代がちょっと違いますが、「剣客商売」に登場する牛堀道場が「仕掛人・藤枝梅安」でも登場するくらいですから、「お秀は梅安と出会うのかな?」とか、「梅安という針医者がいるという噂くらいは耳にするかも?」と思ってしまいます。
2月18日午前10時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、藤田まこと主演「剣客商売」の第3シリーズの第1話「手裏剣お秀」が放送されました。
秋山小兵衛(藤田まことさん演じる)の隠宅を鰻売りの又六(徳井優さん演じる)が訪ねてきた。又六はかつて、ごろつきで恐れられていた兄たちの脅しに負けないためにと、秋山親子に弟子入りしたことがあった。
その又六が言うには、彼が住んでいる長屋の隣に浪人者が住んでいるが、夜中、その浪人が仲間らしき者と物騒な話を聞いたというのだ。
浪人たちは、金で請け負って或る女を襲おう、と話していた。なんとも物騒で、ほうってはおけないので、秋山先生に伝えに来た、と又六は言う。
小兵衛が四谷の弥七(三浦浩一さん演じる)を使って調べたところ、男たちに襲われる標的となった女は品川台町に住んでいるということが分かった。
小兵衛は佐々木三冬(大路恵美さん演じる)とともに、品川台町を訪れる。
女の家は剣術の道場となっていた。
女の父は近在の農民などに剣術を教えている杉原左内(寺田農さん演じる)で、女は左内の娘・秀(遊井亮子さん演じる)といった。
お秀が男たちから狙われるようになった経緯はこうだった。ある日、旗本の子弟たちが通りがかりに杉原道場の看板をみて、からんできた(剣の教えを請うというようなものではなかった)。左内は病に侵されていたので断った。それでますます旗本たちが絡んできたので秀が男たちを痛めつけたのだ。
逆恨みした旗本たちが無頼の浪人まで金で雇って復讐を企てた。その話を又六が深夜、水を飲みに起きたときに聞いたのだ。
小兵衛は、自ら進んで三冬とともに杉原父娘の手助けをする。
一方、又六の隣に住む浪人者(宇梶剛士さん演じる)は、仲間とともに杉原道場の下見に訪れたとき、(杉原父娘に直接会ったわけではない)道場の敷地入り口に掲げられた看板の「杉原左内」の文字をみて目を瞠った。左内こそ、彼が仇と狙う相手だったのだ。
サブタイトルで分かるように、お秀は手裏剣の使い手です。根岸流という手裏剣の流派があり、その根岸流の使い手なのです。
小兵衛は、杉原道場を訪れた時、まだお秀と会う前に、庭先の樹木に手裏剣を打ち込んだ痕跡があるのをみて手裏剣の使い手がいることを知った。
小兵衛は剣術の名人ですから、他の武芸を知っていてもおかしくないわけですが、池波正太郎氏の原作の「剣客商売」シリーズを特別編まで読んだ者にとっては、小兵衛がなぜ根岸流を知っているのか、すぐにピンとくるのです。
それはともかく、この話では、かたきと狙われる身でわざと道場の看板に大きく名を書き、いつ自分の命を狙う相手が来てもいいように、決着つけられるようにと覚悟を決めている杉原父娘と、卑怯な旗本や敵討ちの相手の姿とが対照的に描かれています。
余談ですが、品川台町は同じ池波正太郎氏原作の「仕掛人・藤枝梅安」の藤枝梅安の家があるとされる土地です。
「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」では設定されている年代がちょっと違いますが、「剣客商売」に登場する牛堀道場が「仕掛人・藤枝梅安」でも登場するくらいですから、「お秀は梅安と出会うのかな?」とか、「梅安という針医者がいるという噂くらいは耳にするかも?」と思ってしまいます。
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