2018年02月18日
渡辺謙主演「仕掛人・藤枝梅安」第4話「梅安迷い箸」
2月16日の午後8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、渡辺謙主演「仕掛人・藤枝梅安」の第4話「梅安迷い箸」が放送されました。
冒頭で、或る男を仕掛た(暗殺した)藤枝梅安(渡辺謙さん演じる)。うまくいったとおもいきや、偶然、女に現場を見られてしまいます。
裏の世界での顔を持つ以上、「裏の顔」を見られたら見た相手を消さねばならぬ。だが梅安は女を殺そうとはしない。
彦次郎(橋爪功さん演じる)はそのことを知り、女を殺すよう梅安をけしかけるが、梅安はそれでも動かない。
それではと、彦次郎が自ら女を殺そうと決意したとき、ある商家に勤める女の弟が急病になり、梅安の正体を知らぬまま商家の主人が梅安を診察・治療に呼んだため、女と梅安が再開する。
梅安は女と話すうち、冒頭で殺した相手や、女が仕える主人がもつどす黒い闇を知る。
梅安と女の運命は?
という内容です。
サブタイトルにある「迷い箸」は、心の中にある動揺や迷いが無意識のうちに行動となってあらわれたものです。
殺しの現場をみられた梅安の動揺や、女を消すべきか、「あの女は殺すべき相手ではない。殺さずに女が俺を訴えるようであればそれはそれで仕方ない」と思い運命に身をまかすか、と、そんな思いが迷い箸となってあらわれたのです。
そこに冷酷な殺し屋に徹しているわけえはない梅安の「人間味」がよく表れているのです。
また、女やその弟の身の上が明らかになるにつれ、貧しい庶民の哀しさや、権力をかさに着る連中やそれを利用して旨い汁を吸おうとする者の汚さが明らかになるのです。
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