2022年01月08日
山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」の最終回「秘帖の行方」
吉川英治原作、山本耕史主演の「鳴門秘帖」も放送第十回。いよいよ最終回です。
忍者・甲賀組の棟梁である世阿弥は潜入した阿波国の剣山山中で落命した。世阿弥の妾の子として生まれながらその事実を知らなかったお綱は、腹違いの妹・千絵と対面を果たした。
また、主人公の弦之丞もまた幼馴染の千絵と対面を果たした。
一方、「鳴門秘帖」をわが手にと野望を燃やす旅川周馬や孫兵衛は弦之丞・千絵・お綱・目明しの万吉らと激闘となり、一瞬のスキをついて周馬・孫兵衛が秘帖を手にする。
それを徳島城へ持参し、藩主の重喜に献上。秘帖は徳島城内に保管されることとなったが、夜更けに周馬が潜入。盗み出す。
これが第九回終了時までの話。
幕府転覆を狙った西国雄藩による血判状といわれる「鳴門秘帖」は天下の大乱を招く。これをもって反幕府ののろしをあげようとする公家・竹屋三位卿。政治を大きく動かそうとする徳島藩主・重喜。秘帖をつかんで思うさま生きたいと願う、阿波国の原士という地侍出身の孫兵衛。忍者の棟梁として思うままが世を操ろうとする周馬。
これに対し、公家や徳島藩の野望を暴いて処罰し、天下大乱の根を絶とうとする幕府重役。その命で動いた弦之丞。弦之丞を慕う千絵やお綱。彼らに協力し、命を落とし、あるいは大きなけがを負い、あるいは立場が危うくなりつつ弦之丞たちを信じる人々。
様々な人々の思いが複雑に絡み合う。
徳島藩の安泰を図ろうとし、その願いを弦之丞に託した高木龍耳軒。その願いにこたえ、弦之丞は千絵、お綱、万吉を伴い、秘帖を持って徳島城内へ。
野望がついえた竹屋三位卿の運命。さらには、四国脱出をはかる周馬のまえに立ちふさがる千絵・お綱の最終決戦。孫兵衛と弦之丞の最後の死闘の行方。
弦之丞と千絵はどうなるのか。甲賀家は断絶するのか。
波乱万丈の物語は意外な形で決着。
剣は人殺しの道具。剣術つかいは人でなしの道。そう考える弦之丞。陰謀に振り回され、多くの人の血が流れたことへの悲しみと悔恨が彼にある生き方を選択させる。ある意味、四国が主要な舞台となった物語らしいものとして。
全国へ送料込みでお届け!【メディカルフードサービス】
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11193637
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック