アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2023年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
石川鏡介さんの画像
石川鏡介
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2020年04月05日

長谷川博己主演NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第十回「ひとりぼっちの若君」

[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━
      更新が簡単!カスタマイズも充実!ブログより凄い?
本格的な飲食店ホームページの作成が月額 1,000円(税抜)で実現します!
   https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZCUBF+7FX302+348+1TJTPF
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]



半額!しかも全額返金保証付き!【タクラマカン砂漠人参】



 令和二年三月二十二日、午後八時より、NHK総合(地上波)にて長谷川博己主演大河ドラマ「麒麟がくる」の第十回、「ひとりぼっちの若君」が放送されました。
 京の名医といわれる東庵(堺正章さん演じる)のもとで働く駒(門脇麦さん演じる)は、美濃から京に戻って以来、患者の前であっても心ここにあらず、仕事が手につかない状態でした。
 明智十兵衛(長谷川博己さん演じる)のことが好きで、身分に違いがあるということは分かっていても、十兵衛を一人の男として慕う気持ちは捨てられません。
 けれどもその男の心の中心に自分はいない。好きな相手は自分のほかにいる。そのことを知ってしまった。
 十兵衛から直接「そなたのことは好きではない」とか「なんとも思っていない」と言われたわけではない。十兵衛としても「好きか嫌いか」でいえば駒のことは好きだろう。でも駒は十兵衛に「ふられた」気分だ。
 惚れた相手の心の中心に自分はいない。自分と相手が相思相愛になることはまず無いと思う。それだけで辛い。自分が深く想っているほど、相手は自分のことを想っていない。それは空しく、悲しくなることです。
 駒もそういう気持ちなのでしょう。
 放心状態のようになった駒は、仕事を放り出して町に出ます。あても無く歩いていると、旅芸人一座のにぎやかな声が聞こえてきました。
 以呂波太夫(尾野真千子さん演じる)の一座でした。
 かつて駒は先代の以呂波太夫の一座に育てられました。幼いころ、戦で焼け出され、孤児になったとき、或る侍に助けられ、一座に預けられ、そのまま一座で育てられたのです。
 いまの以呂波太夫は駒を育てた先代の娘でした。先代亡き後、座長となって東は常陸から西は薩摩まで旅をしており、京に戻ってきたのでした。
 駒は何かに導かれるように歩き、一座の者が芸を披露するための準備を整えている中に入ります。そして、綱渡りの綱を見つけます。
 駒はかつて、先代に芸を仕込まれていたのです。
 誰に命じられたわけでもなく、無意識のうちに(?)扇子を両手に持って綱渡りを始め、「はいっ!」と声を発して綱の上で後方宙返りをして無事に綱の上に立つ。
 見ていた者たちは拍手喝采。
 そして以呂波太夫と再会を果たします。
 以呂波太夫は東庵に、「(駒は)このところずっと元気がない。美濃から帰っきて、ずっとあんな調子だ」と言われ、駒の悩み事を聴こうとします。
 お団子を食べに外に誘い、団子屋の前で話しながら駒に言います。「先代の母は、こう言ったんだよ『これからは、この子を妹だと思いなさい。この子が悲しいときは一緒に泣いておやり』って」
 「そんなことを先代が……」
 「でもお駒ちゃん、ガマン強くて、めったに泣かないの。一座に芸を仕込まれ、何度綱渡りをしくじっても、涙ひとつこぼしやしない。なーんだ、いいお姉さんになりそこねたって、ガッカリして」
 そうやって思い出話を語り合いながら、ふと、話題を変えるかのような調子で太夫は言います。
 「ねえ、東庵先生が案じておいでだよ」
 そうやって駒の悩みを聞き出します。
 「好きなお方が……、遠くへ……」
 「そうか……。手の届かぬお方だったのね」
 二人で空を見つめます。
 「世の中はね、辛いこともあれば、必ずいいこともあるものよ」
 太夫が言いました。
 「辛いことだけだったの?」
 「いいこと……。ひとつだけいいことがありました」
 駒は、自分の命の恩人がどうやら美濃の人だということが分かった、それがいいことだった、と言います。
 この駒の言葉に対して、太夫は「それだったらもう、分かったようなものね」と言い、そのお侍の着物には桔梗の紋があったの、と語ります。
 駒は驚きました。桔梗の紋をいえば、明智家の紋です。

 この場面、なかなか良いです。
 あなたは妹同然だから悩み事があれば何でも言ってごらんと、優しく駒の悩みを聞き出し慰めようとする以呂波太夫。人のやさしさを感じる、良いやりとりです。

 さて、場面が変わり、駿河の今川と尾張の織田の間で戦があったことを地図とナレーション(市川海老蔵さんの声)で伝えます。
 今川が織田信秀の長男・信広(佐野泰臣さん演じる)が守る安城城を攻め、信広を人質としました。信広は信秀の長男ですが側室の子なので庶子扱いです。跡継ぎとはみなされません。
 それでも信秀にとって大事な子には違いない。今川方は人質交換を織田方に持ち掛けます。信広と松平竹千代(岩田琉聖さん演じる)を交換しないかと。
 今川にとっては、三河を掌握するために松平家の跡継ぎ・竹千代の方が必要なのです。竹千代を駿河の府中の館にとどめて人質としておけば、三河の者は今川に逆らえない。今川の言いなりになるしかないのだ。
 場面は、まず、美濃の稲葉山城。斎藤利政(本木雅弘さん演じる)は明智光安(西村まさ彦さん演じる)と明智十兵衛を招きました。そして安城城の攻防と人質交換のことを話し、今川を虎、織田を猫にたとえます。三河全土を掌握されたら、美濃にとっても脅威になる。今後の動きをみさだめる為にも、十兵衛よ、尾張へ行って様子をみろ、はやく行け! と十兵衛に命じます。
 利政のもとから退出しながら、「鬼め、命が幾つあっても足らぬわ!」と独り言を漏らす十兵衛。
 また場面はかわって、尾張の信秀の居城・末森城。当主であり父である・信秀と向かい合い、信長(染谷将太さん演じる)は「人質の取り交わしなど同意できませぬ!」と強い調子で反対論を唱える。
 そして腹違いの兄を批判。「兄上は戦下手ゆえ捕らえられたのじゃ。自業自得ではありませぬか。捕らえられる前に腹を切るべきであった」
 信秀は側室の子をかばいます。「絶えず国境を守ってくれていた。今川の標的となり、苦労をさせたのじゃ」
 信長は人質交換には反対だと言い続ける。
 「父上は病ゆえ弱気になっておられるのじゃ」
 そして竹千代を那古野城に入れて誰にも渡さぬと宣言し退席。
 信長がいなくなった後、信秀の正室で信長と信勝(木村了さん演じる)の生母である土田御前(壇れいさん演じる)は、信勝を跡継ぎにするよう勧める。信秀は「ものごとの順序を変えてはいけない」と言う。

 一方、十兵衛は熱田の市に来て、菊丸(岡村隆史さん演じる)に会います。まるで、菊丸がいつも熱田の市にいて商売をしていることをよく知っているかのようです。
 十兵衛は菊丸から三河の味噌を買いました。那古野城の帰蝶(川口春奈さん演じる)に会う口実です。味噌を那古野城へ持参し、帰蝶と会う、話をするのです。
 会った帰蝶は「父上のお指図か」と言いますが、台所へ味噌を運ばせた後、十兵衛に笑いかけます。
 「十兵衛、もうよい。面を上げよ」
 「はっ」
 「しらじらしいぞよ。父上が味噌など持たせるわけがあるまい。おおかた、なにか調べてまいれと命じられて来たのじゃな」
 十兵衛はしらばっくれます。
 「いや、まことにあの味噌は美味でありまして」
 「まあ、よい。そこにいては話ができぬ。おあがりなされ」
 それで縁の上の帰蝶と庭の十兵衛がともに立ち上がったとき、主の信長が戻って来た。
 「今日はうまくいったぞ!」
 信長は上機嫌だった。
 「なにがでございますか?」
 問う帰蝶に、「走るイノシシを鉄砲で仕留めた」
 「それはおめでとうございます」
 信長は帰蝶に土産を渡す。
 そして視線を移し、庭の十兵衛に注目。「誰じゃ?」
 「美濃から父上の使いで参った者でございます」
 帰蝶が説明すると、信長は十兵衛に問いただす。「名は?」
 「はっ。明智十兵衛と申します」
 十兵衛の返答に「あけち……」
 信長は何かを思い出そうとする。すかさず帰蝶が説明する。
 「先日、殿から鉄砲の撃ち方を教わったおりに、美濃にも鉄砲に詳しいものがいると申しました。その十兵衛にござります」
 「ほお。そなたが十兵衛か」
 信長は十兵衛に向かい、縁に腰掛けながら、鉄砲をしめし、「この鉄砲、どこで作られたものか当ててみよ」と難問を言います。
 十兵衛は鉄砲を受け取り、銃身などよく確かめ、
「渡来ものではありませぬ。これはおそらく、近江・国友村の助太夫か、徳左衛門の手になるものと思われます」
 と答えました。
 「ほお……」
 信長はしばらくの間をおいて、破顔し、笑いながら「当たりだ」と言います。
 「助太夫に作らせたのじゃ。茶でも飲んでゆけ」
 そうして家来には「明日また(狩りに)行くぞ!」と言い、館内に入るべきか戸惑っている十兵衛にもう一度声をかけます。「あがれ」
 そうして場面は信長の居間とかわります。
 「その方、どこぞで会うたことがあるな」
 信長は十兵衛に言いました。
 「熱田の海辺ではなかったか?」
 「は。よく覚えておいでで」
 驚く十兵衛に信長は、「わしは一言でも話した相手は忘れぬ」と言います。
 信長との初めての出会いを思い出す十兵衛。
 「あそこで何をしておったのじゃ?」
 と信長は十兵衛に問います。
 これはうかつに答えられません。まだ同盟を結ぶ前に他国者が来ていて、自分の姿を見ていた。と信長が知ったからには、「間者(スパイ)働きをしていたのか?」と思われかねない。
 十兵衛がちょっと返答に困りつつ、「或るお方に命じられ、信長様のお姿を拝見するため、船のお帰りをお待ちしておりました」
 と正直に答えました。ここはこう答えるしかないでしょう。嘘をついても、見抜かれたら大変です。十兵衛も信長の前ではうかつに嘘をつけぬと思ったのかもしれません。
 「或るお方とは誰じゃ」
 信長の再度の問いに、十兵衛が返答に困っていると、帰蝶がかわりに答えました。
 「わたしでございます」
 信長は苦笑いします。
 「ふん。帰蝶に、十兵衛はわしのことをなんと申した?」
 「ようわからんお方じゃと」
 帰蝶が即座に答えたので、十兵衛は、帰蝶の方を見、なんてことをおっしゃるのですか! といいたげな表情になる。
 信長はいかにもおかしそうに笑い、
 「くっ。はっはっは、それはよくぞ申した。わしも己がいかなる者か、まだようわからん」
 「それは難儀なことでございますなー」
 帰蝶が信長に顔を向け笑って言うと、信長も、
 「難儀でたまらんのじゃ。はっはっは!」
それからしばしの間があり、改めて十兵衛が信長に問いかけた。どうしてあのような時刻から海に出ていたのか、釣りがお好きなのか、と。
 それに対し信長は能面のような表情で「さほど好きではない」と答えた。
 好きではないことを何故、織田家の若殿ともあろうお方が毎朝やるのか、と訝る十兵衛に信長が語る。
 かつて、魚を釣って母に差し上げたことがあった。母は喜んでくれた。
 打ってかわって、嬉しそうに話す。続いて話したのは、こうだった。しかし、喜んでくれたのは初めのその時だけで、あとは、いくら大きい魚を釣って差し上げても喜んでくれず、むしろわしを遠ざけるようになった。母上は弟の信勝の方がかわいいのだ、と。
 それでも釣りを続けるのは何故か。魚を釣ると漁師たちが褒めてくれる。それを皆に分けてやると、皆が喜び、市に持っていく。皆が喜ぶのは嬉しい!
 信長がいかにも嬉しそうに、楽しそうに喋る。
 そこへ信長の家来が現れ(信長夫妻が十兵衛と対面している間に)、竹千代が対面を願っている旨を伝える。
 「通せ」と信長が言うので、十兵衛は「では、これにて」とその場を辞して去ろうとするが、「かまわぬ」ここに居よ、と留める。
 そうしているうちに竹千代が入って来た。
 将棋盤を抱えている。
 竹千代は信長に向き合うと居住まいを正し、頭を下げ、あいさつし、昨日将棋の相手をしてくださると約束していただきました、今が無理ならまたあとで構いませぬ、将棋をさしてください、と言う。
 信長はまた能面のような表情になり、今も今後も無理だ、と言う。
 なぜですか、と問う竹千代に、「童とは将棋をささぬことにした」と答える。
 すると、竹千代は意外なこと(その場にいた三人にとって)を口にするのだった。
 近習の者が申しておりました、信長様がわたしの父、広忠を討ち果たしたと。でもそれは仕方ないこと。父は私の母を離縁し、城から追い出し、敵である今川に従った。私はそんな父が嫌いでした、と。
 信長は、(将棋の)駒を並べよ、竹千代にと言います。そして、十兵衛と帰蝶に、座を外せ、と言い、将棋を始めます。
 帰蝶と十兵衛が部屋から出て廊下を歩いていると、将棋を始めたばかりの信長が、ちょっと待てと竹千代に言い、十兵衛を追いかけ、明日また会えぬか、そなたと鉄砲の話がしたい、と言います。
 こうしてまた会う約束ができるのですが、信長はすぐに竹千代のもとに戻り、人質交換の話をします。この交換の話を断れば兄上は斬られる。どうすればいいか。そなた(竹千代)を今川に渡したくはないが「迷いはある」と。
 するとまた、竹千代は子供とは思えぬことを口にします。今川は敵です。いずれ討たねばならぬと思うております。しかし、敵を知らねば敵は討てない。今川義元の顔を見たことがない。敵の顔をみるため敵の懐に入るのも良いかと、と、そういうことを言うのです。
 そんなやりとりを天井裏から覗いている者があった。十兵衛が買い取った味噌を場内に運んだあと、いつの間にか姿を消した菊丸だった。

 この回での注目は、以呂波太夫の優しさ。とともに、単純にやさしいだけではないような、諸国の大名、有力者の内実に詳しそうな様子。今後、ストーリーにどうかかわってくるのか?
 そして、信長・信秀父子の確執。母に愛されず、父には褒められない信長の屈折ぶりと、領民が喜ぶと自分も嬉しいという子供っぽい笑顔。これが信長の将来の行動とどう関わるのか。
 そして、戦乱の世の力関係に翻弄される竹千代の、子供とは思えぬ覚悟。
 信長はそれをみてどんな感情をいだいたのか。こいつとなら分かりあえる、と思ったのか、将来、同盟を組める、とでも思ったのか?
 また、菊丸が三河の忍者であることはこの前の回で明かされたが、今後どう活躍するのか。
 いろいろと注目されることの多い回でした。 
 









 
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9755277
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。