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2018年04月04日

「男と女のミステリー時代劇」第8話「宿場の大盗」







 4月2日の午後10時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、「男と女のミステリー時代劇」の第8話「宿場の大盗」が放送されました。
 物語の舞台は或る街道の宿場。
 正右衛門(うじきつよしさん演じる)の宿屋に、江戸からといって捕り方二人がやってきた。伝八(中野英雄さん演じる)と幸吉(結城洋平さん演じる)である。
 同心と岡っ引きらしいが、役目によって来たにしては軽薄そうな者たちだ。
 その二人が言うには、正右衛門の宿屋に泊まっている客の中に、「大盗」といわれる盗人の丹次郎が潜んでいるはずだという。丹次郎とは何者かというと、大名や大店ばかりを狙う、当世の石川五右衛門と噂される盗賊だった。
 伝八と幸吉は、正右衛門の宿屋に泊まっている客すべてを足止めして一人ひとり改める、といった。客の中には、医者を名乗る木俣幸庵(池野武範さん演じる)、長唄の師匠という「杵屋左太夫」こと杵屋新吉(渡邊聡さん演じる)、行商人の栄三郎(生島翔さん演じる)、そして身分ありげな侍夫婦などがいた。
 彼ら宿泊客たちは、大広間に集められ、出身地、姓名などを聞かれたが、これといって不審な点はなかった。
 大広間に現れずにそのまま部屋にいた侍・与田庫之助(高木トモユキさん演じる)は、伝八たの言動に腹を立て、妻を名乗る女が取った刀(刀掛けから取った)を抜いて、伝八らを追い出した。
 しかし、いろいろ調べていくうちに、宿泊客たちの嘘がばれて、正体が明らかになっていく。
 はたして、大盗賊は誰なのか?

 まともな人間であると言い張っていた者たちの嘘が次々にバレ、ついにはどんでんがえしで、大盗の意外な正体が判明する。
 しかし、盗人の正体が判りながら、何故か、ラストは清々しく感じるものとなっていました。





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