2018年04月03日
中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第7シリーズ第2話「男のまごころ」
4月1日の午前9時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第7シリーズ第2話「男のまごころ」が放送されました。
「鬼の平蔵」こと長谷川平蔵(中村吉右衛門さん演じる)の部下である火付盗賊改方の同心・田中貞四郎(片岡弘貴さん演じる)は、生真面目ではあるが融通の利かない性格のようで、同僚たちとも打ち解けず、同心としての実績はあまり目立つものではなかった。
そんな彼がある日、火付けの犯人を捕まえた。
蕎麦屋に火事があり、その蕎麦屋の金・八両が盗まれた。現場の焼け跡に亀吉(小倉久寛さん演じる)という男がボーッと立っていたので田中が使っている密偵の源助(大杉漣さん演じる)が捕まえ、田中と源助が取り調べを行い、自白させたのだ。
自白したというその男は、「柏屋」という菓子屋の奉公人で、頭脳の働きは少々よろしくないが正直者で働き者だとの評判の青年だった。
自白した後、他の鬼平の部下たちが亀吉を見ると彼の顔には激しく殴られた痕があった。そして「やったか?」と言われて薄ら笑いを浮かべて「へえ」というばかりだった。
田中や源助がひどい拷問を行ったことは明らかだった。
彼が火を付けたこと、八両の金を盗んだことを認めたことで、金の行方は分からないにもかかわらず、亀吉の火あぶりの刑が確定してしまった。
処刑は間近に迫ったのを知りつつ、平蔵は「本当に亀吉がやったのか?」と不審を抱く。
亀吉の周囲の者の話によると、亀吉は『鈍牛』とあだ名されており、火事場泥棒などできる人間ではないとのこと。
平蔵は、奉行所に部下を派遣し待ったをかけ、処刑を延期するよう申し入れてこの事件を念入りに調べ直すことにした。
亀吉が無実である可能性は大だったが、肝心の亀吉は、誰かをかばっている様子で、自分がやったと言い張る。
はたして、誰をかばっているのか。かばっているとしたら、身寄りのない亀吉とその者との関係は?
亀吉の哀しい生い立ちが明らかになり、クライマックスでは亀吉がかばった相手が明らかになるとともに不幸な人生を歩んできた亀吉の心情が分かり、平蔵が代弁します。
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