2018年04月02日
村上弘明主演、渡瀬恒彦出演「侠客 幡随院長兵衛」
3月31日の午後8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、村上弘明主演「侠客 幡随院長兵衛」が放送されました。
塚本伊太郎(村上弘明さん演じる)は父を殺され、自身も複数の刺客に襲われます。
それを助けたのが、旗本の水野十郎左衛門(渡瀬恒彦さん演じる)だった。
伊太郎は江戸の町の口入屋・山脇宗右衛門(神山繁さん演じる)とその娘・お金(野村真美さん演じる)に傷の手当てを受ける。
傷が回復する中で、父がなぜ殺されたか、自分がなぜ襲われたかを知る。それは肥前唐津藩主・寺沢兵庫頭の命令によるものだった。
唐津藩の藩主は、正気の沙汰とは思えぬ暴虐ぶりで、領民も家臣も苦しめて、他人の妻や娘をおのれの淫欲の毒牙にかけ、家臣の諫めを聞かず、ちょっとでも気に入らない者がいれば殺そうとしていた。
伊太郎はそんな暴君を父のかたきとし、命を狙う。
旗本奴の頭領格である水野十郎左衛門は義侠心から伊太郎の仇討に協力しようとする。
伊太郎はのちに幡随院長兵衛と名乗り、町奴の頭領格となり「侠客」の元祖ともいわれるようになります。町奴は旗本奴と対立し、旗本奴たちの憎しみを買うことになり、そのために幡随院長兵衛は水野十郎左衛門に殺された、といわれるのだが、このドラマでは、若いころの二人には熱い友情があった、としています。
ドラマの中で際立っているのは唐津藩主・寺沢兵庫頭の暴虐ぶりです。とにかく酷い。狂気とか病的という以上のとんでもない行動です。
そしてそのバカ殿に振りまわされる唐津藩士たち。
対比的に、美しく描かれる伊太郎とお金の恋模様。
さらには伊太郎と十郎左衛門の友情。
見ごたえのある作品です。
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