2018年02月24日
中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第3シリーズ第16話「おしま金三郎」
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2月14日の午前8時15分から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第3シリーズ第16話「おしま金三郎」が放送されました。
まず登場するのは「おしま」という女(蜷川有紀さん演じる)。この女は盗賊の手下で、かたぎの者として商家に出入りし、そこの家の「間取り図」を書いて盗賊に渡した。
続いて松浪金三郎(峰岸徹さん演じる)という火盗改方同心が登場する。出会い茶屋でおしまを抱いて、盗賊の押し込みの日はいつかと聞いている。しばらく濃厚な濡れ場が展開される。松浪金三郎はおしまと情を通じて情報収集を図っているようです。
そして、その甲斐あって、盗賊が商家に押し入ろうとする直前、賊を盗賊改めの捕り手たちが囲み、一味のほとんどの者をお縄にする。
ところが、賊のうち二人が逃げ延びた。一人はおしま。おしまは囲まれた賊の中にいなかったので逃げたのは当然として、もう一人は賊の中でもかなり凶悪な男。
おしまは松浪金三郎に情報を漏らした後、彼に江戸から去るよう言われ、金を渡された。それが手切れ金であっさり捨てられたと思った彼女は、激しく怒り、松浪金三郎を罵っていた。
そして松浪金三郎は長谷川平蔵に呼び出され、役目に不届きなことあり、として、火付盗賊改めの職を解かれる。松浪金三郎がやったような、賊の女と情を通じて聞き出すというのは、いわば反則技なのだ。それは必要なことだったと、開き直った態度をとり悪びれない松浪金三郎に、鬼の平蔵も苦笑い気味でたしなめ、諭すが、松浪金三郎に反省する様子はない。
彼は盗賊改めを辞め、武士をすてたのか、ある寺院の門前で小料理屋を開き、主人となる。
彼を長谷川平蔵は部下に命じ、それとなく松浪金三郎の店を見張らせる。平蔵は店におしまが近づくとみていた。
松浪金三郎の行状について密告し盗賊改め同心を罷免させたのはおしまだったのだ。
或る日、店におしまが近づいた。
そしてもう一人の残党の影もちらつく。
残党は「裏切り者」おしまを拉致する。松浪金三郎は怒り狂い……。
ここでは男と女の激しい情念が描かれています。
これにはさすがの長谷川平蔵や筆頭与力も持て余し気味のようです。
長谷川平蔵のような優れたリーダーでも、どうしようもない部下がいるものだ、ということが描かれた回でもあります。
「鬼の平蔵」にさえ、上司の言うことを素直に聞かない部下、職業倫理に欠ける部下がいるのですから、一般人の組織では、どうしようもない部下がたくさんいても、無能な上司がいても、それはそれで仕方ないのかもしれません(?)。
2月14日の午前8時15分から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第3シリーズ第16話「おしま金三郎」が放送されました。
まず登場するのは「おしま」という女(蜷川有紀さん演じる)。この女は盗賊の手下で、かたぎの者として商家に出入りし、そこの家の「間取り図」を書いて盗賊に渡した。
続いて松浪金三郎(峰岸徹さん演じる)という火盗改方同心が登場する。出会い茶屋でおしまを抱いて、盗賊の押し込みの日はいつかと聞いている。しばらく濃厚な濡れ場が展開される。松浪金三郎はおしまと情を通じて情報収集を図っているようです。
そして、その甲斐あって、盗賊が商家に押し入ろうとする直前、賊を盗賊改めの捕り手たちが囲み、一味のほとんどの者をお縄にする。
ところが、賊のうち二人が逃げ延びた。一人はおしま。おしまは囲まれた賊の中にいなかったので逃げたのは当然として、もう一人は賊の中でもかなり凶悪な男。
おしまは松浪金三郎に情報を漏らした後、彼に江戸から去るよう言われ、金を渡された。それが手切れ金であっさり捨てられたと思った彼女は、激しく怒り、松浪金三郎を罵っていた。
そして松浪金三郎は長谷川平蔵に呼び出され、役目に不届きなことあり、として、火付盗賊改めの職を解かれる。松浪金三郎がやったような、賊の女と情を通じて聞き出すというのは、いわば反則技なのだ。それは必要なことだったと、開き直った態度をとり悪びれない松浪金三郎に、鬼の平蔵も苦笑い気味でたしなめ、諭すが、松浪金三郎に反省する様子はない。
彼は盗賊改めを辞め、武士をすてたのか、ある寺院の門前で小料理屋を開き、主人となる。
彼を長谷川平蔵は部下に命じ、それとなく松浪金三郎の店を見張らせる。平蔵は店におしまが近づくとみていた。
松浪金三郎の行状について密告し盗賊改め同心を罷免させたのはおしまだったのだ。
或る日、店におしまが近づいた。
そしてもう一人の残党の影もちらつく。
残党は「裏切り者」おしまを拉致する。松浪金三郎は怒り狂い……。
ここでは男と女の激しい情念が描かれています。
これにはさすがの長谷川平蔵や筆頭与力も持て余し気味のようです。
長谷川平蔵のような優れたリーダーでも、どうしようもない部下がいるものだ、ということが描かれた回でもあります。
「鬼の平蔵」にさえ、上司の言うことを素直に聞かない部下、職業倫理に欠ける部下がいるのですから、一般人の組織では、どうしようもない部下がたくさんいても、無能な上司がいても、それはそれで仕方ないのかもしれません(?)。
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