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2018年08月12日

大文字焼きではなく五山の送り火には「い」があった。十山の送り火の歴史。

田舎者は大文字焼きなどという。
奈良の山焼きと勘違いしているのだろう。教養がないということをさらけ出しているだけなのだが。
今回、新たな発見として五山の送り火には「い」の文字の跡が見つかったといもの。
そもそも、五山の送り火となる前には、十山あったと言われ、残りの五山とは、市原の「い」、鳴滝の「一」。北嵯峨の「蛇」観空寺村の「長刀」、場所が特定できない「竿に鈴」という文字(形)があったというのだ。今回はこの市原の「い」の山の話。
そうした歴史やそもそもの送り火の意味を感じながら8月16日を京都で過ごすのはおすすめです。

Yahoo!より、
五山だけじゃない?幻の送り火「い」の痕跡か 京都大学が発表
8/8(水) 19:12配信 MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00023847-mbsnews-l26
記事より、
・京都のお盆の風物詩「五山の送り火」、かつては今よりも多くの山で行われていたといいますが、詳しい場所はわかっていません。京都大学は、京都市内の山で送り火が行われていた可能性のある痕跡を見つけたと発表
・現在5か所で行われている送り火ですが、かつては約10の送り火があったとされています。江戸時代の絵図には、見慣れた大文字などの送り火とともに、現在の京都市左京区あたりに、今はない「い」の送り火が描かれています。その「い」の送り火が行われていたことを示唆する痕跡が見つかったと8日、発表

将来的にはとりあえず6山の送り火となるかもしれない。
調査結果を楽しみに待ちたい。

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参考)京都観光Naviより、
五山送り火
五山送り火に手を合わせよう
「送り火」の種類は?
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/wakaru/festival/gozan/basis/file02.html
これによると、
・江戸時代の記録、『諸国年中行事(享保2年(1717))』には、ほかにも5山存在し、全部で十山あったとされています。
・市原の「い」、鳴滝の「一」。北嵯峨の「蛇」観空寺村の「長刀」。そして今となっては場所が特定できない「竿に鈴」などが存在したと伝えられています。
・最後の「竿に鈴」は大正年間の初めまで点火されていたそうですが、その場所は一乗寺、静原、西山(松尾山)のいずれかはっきりしません。


参考)日経ビジネスオンラインより、
京都「五山の送り火」は「十山」だった
伝統的仏事を通じた「過去との対話」の意味とは
鵜飼 秀徳
バックナンバー
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/061100222/080700006/
記事より、
・お盆のハイライトは8月16日夜に実施される「五山の送り火」である。送り火は、戻ってきた死者の魂を燃え盛る炎にのせ、あの世に戻っていただく仏教儀式である。京都人以外がしばしば「大文字焼き」と呼ぶ。だが、京都人はそれを嫌がる。あくまでもこの世とあの世を橋渡しする意味での「送り火」である
posted by kyotonews at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都
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