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2019年01月07日

静岡県の高校入試制度について2

こんにちは、酒保です。
今回は静岡県の高校入試制度説明の第二弾です。

第二弾の今日は、共通枠の説明です。
共通枠で重要なのは、ズバリ「内申点」と「当日の入試の点数」です。

昨日紹介したPDFを読んだ方はお分かりいただけると思いますが、共通枠の審査は3段階に分かれています。

まず第1段階。
ここでは、内申点と当日の入試の点数を高い順に並べ、裁量枠を除いた定員の人数までで足切りをします。
その中に入らなければ、第一弾不合格、ということです。
そして、内申点と入試の点数の両方が足切りにあわなければ、その人は合格となります
大体、70〜75%の合格者がここで決まるそうです。

第2段階。
ここでは、内申点以外の調査書の記録(部活動・委員会活動・検定など)や面接の結果を使って審査をします。
具体的な審査内容はわかりませんが、ここで10%程度の人が合格します。

最後の第3段階。
ここでは、内申・入試の点数・面接・調査書の記録などすべての情報を使って合否判断をします。
ここで残りの15%程度が決まります。


以上の段階を考えると、内申点がいかに大切か、ということがわかると思います。
内申点は入試の前に確定している情報です。その点数で、自分が足切りされそうな状況かどうかを考えることができます。
内申点が足りない場合は大きな覚悟と学力をもって、当日の入試に挑むことになりますので、ほかの生徒と比べるとかなり不利な状況だといえるでしょう。

そうならないよう、1年生や2年生のうちから、内申点を意識した学校生活を送る必要があります。
3年生で苦労しないよう、早め早めに内申点を挙げられるように頑張ってください。

今年3年生の皆さんは、内申点はすでに確定してしまっていますので、過去問題をしっかりやるなど、当日の入試で1点でも多く取れるように、頑張っていきましょう。
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