【天穂のサクナヒメ】タマ爺、黒幕だった説。
何者かが兎鬼を介してココロワに文と米を届けた描写があるが、
この犯人は明かされていない。いったい何者だったのだろうか。
以下、その点に関して言及する問題の会話イベント。(水車を作った直後の会話イベント)
しかしココロワよ、天穂の種籾など
どのように手に入れたのじゃ?
あの頃はまだ、ここには来ておらんかったよな?
え、ええ…都に忍び込んだ鬼から
私の心を煽るような文とともに手渡されました
ん…?それはおかしいの
種籾を手に入れるだけならまだしも、
おぬしのことまで石丸の奴が知り得たはずがない
あっ…
つまり…私を知る何者かが、サクナさんの
邪魔をするため、石丸と手を組んでいた…?
そんな…それができるとすれば
都のいずれかの神に違いありませんわ…!
わしの足を引っ張るためなら、
ココロワを陥れることも厭わず…
ひいては都をかき乱したいと
思うような神、か…
考えてみれば、これは大変な不届き者じゃぞ
それは最早、主神カムヒツキ様への
叛意ですらありますね
そういえば…石丸の側も
おかしなところがあったような…
と申されますと?
いやな…この島の鬼は皆、
武装しておるのだ
はじめは戦かぶれの
石丸の趣向だと思っておった
威を以って命ずれば、あるいは鬼でも
出来の悪い鎧や刀は作れるのかも知れん、とな…
しかし石丸自身は大筒を
いくつも使っておったんじゃ
わしには鍛冶のことなどよく分からんが、
あのようなものまで鬼の知力で作れるものか?
大筒自体の鋳造もそうですが、
火薬の精製、保管、運用の全て
鬼の手によって成せるものとは思えません
都でもそれができる神が絞られるでしょう。
ということは…
敵は存外近い所におる、か…
とりあえず、カムヒツキ様には念のため
私からお伝えしておきましょう
中毒米の件で仕損じ、石丸も倒された今、
その者が次にいつ動くかは分かりませんが…
当面また潜伏するとなれば、そやつとの戦いは
長いものになるかも知れんのう…
情報を整理すると、
・黒幕は石丸ではない。
・ココロワを知っている。
・都のいずれかの神。
・敵は近い所にいる。
ヒノエ島で米を手に入れて都のココロワに仕向けられる様な神・・・、
ま、まさか・・・。
素材や食材を米と交換する、都との取引はタマ爺が担っていた。
都との取引はタマ爺の進言である。
そして、率先して役割を請け負っている。
御柱都の米騒動は都と取引できるようになった直後のイベントである。
他にも黒幕の伏線の名残とも思える様な描写が幾つかある。
珍しく激しい剣幕でタマ爺が傷ついた兎鬼に、とどめを刺す様に促す場面。
ココロワに米と文を送らせた事の口封じの為か・・・?
きんたが打った刀がタマ爺を素通りする場面。
タマ爺は剣では無かった・・・?
星魂剣(ほしたまのつるぎ)であるタマ爺。
素戔嗚尊(すさのお)が八岐大蛇を切り伏せた十拳剣(とつかのつるぎ)や、
武御雷が人や国津神が住む葦原中国を平定する際に用いた布都御魂剣が元だと思われている。
一方で日本神話で星と言うと唯一の悪神である天津甕星(あまつみかぼし)を指すらしい。
そもそも、なぜ武神タケリビは大龍(おおみづち)に敗北してしまったのか。
元に神話としては、スサノオは八岐大蛇に勝利している。
その背景には星魂剣(タマ爺)の裏切りがあったのではないだろうか。
最後の最後でタマ爺がラストボスとしてサクナヒメの前に立ちはだかる展開もあったかもしれない。
しかし、それでは余りに辛い物語になるので、その展開は無かったことになり、
その名残の会話イベントだけが残ったと考える事も出来ないだろうか。
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