くり子です。
今日の本は『先生のお庭番』。
価格:237円 |
シーボルト(先生)に仕えた庭師(熊吉)が主人公。
シーボルトの薬草園を任された熊吉は、草木を愛し、主を敬い、実直に働き信頼を得る。
西洋人と日本人の感性の違いはしょうがないものなのだろうけれど、シーボルトがそれまで日本と日本の自然を称賛していたので、
たくさんの犠牲を払い、リスクを冒して、自分を信じてついてきてくれた者達を裏切る(シーボルト事件)、そのことによってシーボルトが望んだものとは何だったのだろう、と悲しくなる。
シーボルトの真意はわからないが、紫陽花の学名に日本人妻の名前を付けた思いは本物だと思いたい。
タグ:本
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