フランスの思想家モンテスキューは、『法の精神』という本の中で、三権分立を説きました。
日本でも、国の権力は、
@立法
A行政
B司法
と、三権が分立しています。
モンテスキューは、政治の権力を3つに分けることで、互いに抑制し、バランスをとることが望ましいと述べています。
この三権が、1人に集中したら大変です。
いいヤツならまだしも、悪いヤツが牛耳ると、世の中がろくでもない方向に行くでしょう。
モンテスキューが生きていた時代のフランスは、王様が権力を握って支配する絶対王政の時代でした。
三権分立どころではありません。
ということで、覚えるべき3点セットは、次の通り。
@モンテスキュー
A『法の精神』
B三権分立
実際にあった生徒との会話
塾で英語を教えていたときの会話。
中学3年生の女の子が、一瞬考えるように下を向き、そのあと顔を上げ、
「アメリカマン」
はっきりと言いました。
自信たっぷりに、「マ」の字を入れて・・。
Americaとman(男性)をくっつけるすばらしい造語。
発音的には、惜しいところまできています。
答えは、American(アメリカン)ですよ。
法の精神 (中公クラシックス) [ シャルル・ルイ・ド・モンテスキュー ] 価格:1,980円 |
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