鎌倉幕府が倒れたあと、後醍醐(ごだいご)天皇は念願かなって、政治の実権を握ります。
年号を建武(けんむ)と改めたので、建武の新政といいます。
しかし、2年ほどで終わりました。
なぜか?
武家が仕切る世の中になっていたのに、公家(くげ)中心に変えていったからです。
公家というのは、朝廷に仕える身分の高い人たち、貴族と思ってください。
当然、武士から不満が出ます。
新政に期待した民衆も、年貢(ねんぐ)などが重くなり、不満が爆発します。
そこに、再び登場するのが、足利尊氏(あしかがたかうじ)です。
後醍醐天皇を破り、1338年、征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)となり、室町幕府を開きます。
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