2017年09月16日
【海外ドラマ】SEX AND THE CITY Season1- @『NYセックス事情』〜女性のお喋りは赤裸々なのよ
NYセックス事情 脚本:ダーレン・スター
ドラマって1話目が勝負ですよね。これから観続けるかどうかが決まるんですから。私の場合、直観で好きか嫌いか、または興味ないかが決まります。このドラマはNYのマンハッタンを舞台に、恋に仕事に、毎日を自由にパワフルに生きる大人女子4人が主役のお話し。彼女たちの友情にはいつも心を動かされます。
1話を初めて観たとき、大人のお姉さまたちのきわどい本音トークに度肝抜かれました。赤裸々すぎる。さすがアメリカ。保守的な日本とは違います。当時20代だった私に刺激を与えてくれた(いい意味で)この愛すべきドラマを、アラフォーの今、もう一度ドハマリしようと思います。
愛すべき4人。
キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)
コラムニスト。ニューヨークスターという新聞(架空)に『SEX and the CITY』というコラムを連載している。コラムには自分の恋愛ネタから友人のセックスネタまで満載。ファッションと靴をこよなく愛し、特にマノロ・ブラニクの靴に目がない。恋愛至上主義のヘビースモーカー。このドラマの語り手。
ミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)
ハーバード大学出身の弁護士。キャリーの良き相談相手で、彼女が行き詰まると電話で呼び出され必ず駆けつける。恋に出会うたび、男の無礼にフラストレーションを感じながらも、自分よりレベルの低い相手で手は打ちたくないと思っている。かなりの毒舌家。
シャーロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)
アート・ディーラー。純愛主義でお嬢様。男性を射止めるための一番の方法は、ステレオタイプの恋のルールに従ってプレイすることだと思っている。結婚願望が強い。
サマンサ・ジョーンズ(キム・キャトラル)
PR会社の経営者。女も男並みに恋愛感情抜のセックスを楽しむべき、という信念の持ち主。あまりにきわどい話に、他の3人がついていけないことがしばしば。他の3人より少し年上。頼れるアネゴ的存在。
【あらすじ】
NYの新聞でセックスにまつわる過激なコラム「SEX and the CITY」を連載中の人気ライター、キャリー。彼女が新しいテーマに選んだのは ”女も感情抜きでセックスができるのか”。いつものように友人のミランダ、サマンサ、シャーロットの体験談などからネタのヒントを得るキャリーは自身も取材としょうして、遊び人の元カレを弄ぼうとするが失敗。そんな矢先、キャリーはミステリアスなプレイボーイ、ビッグと出会う。
〜映画.comより〜
NYの新聞でセックスにまつわる過激なコラム「SEX and the CITY」を連載中の人気ライター、キャリー。彼女が新しいテーマに選んだのは ”女も感情抜きでセックスができるのか”。いつものように友人のミランダ、サマンサ、シャーロットの体験談などからネタのヒントを得るキャリーは自身も取材としょうして、遊び人の元カレを弄ぼうとするが失敗。そんな矢先、キャリーはミステリアスなプレイボーイ、ビッグと出会う。
〜映画.comより〜
感想(ネタバレあります)
まずは、オープニングのキャリーのチュチュ姿に驚きます。なんでそんな服着てNYの街をあるいてんの?お洒落なの?それってバレリーナが着るもんでしょ!いきなりツッコミどころ満載の中、ドラマは始まります。第1話はパイロット版なので、お洒落でスタイリッシュな4人は、どこにも見当たりません。キャリーの髪の色はブルネットだし、服もダーク色。NYの綺麗目な女性の集まりといった感じ。映画女優と違って華がない・・・。
今回、4人のあけすけなトークのテーマは「女も男のようにセックスできるか?」ですが、4人それぞれの持論が語られます。理想の男は幻想で、感情抜きの情事を楽しめばよいと言うサマンサ。世の中どうしょうもない男ばっかり(男が男らしくない時代)だと見下すミランダ。愛がなきゃ意味がないと考えるシャーロット。素敵な男が目の前に現れれば、そんな持論も関係なくなるはずだと訴えるキャリー。
ほんとキャリーの言う通り。良い男が目の前にいたら、持論なんて一瞬で吹っ飛ぶわw 時には本能に勝てないこともある。それが人間ってもんです。
そんな中、元カレと偶然に出会ったキャリーは彼を使って取材(実験)をすることに。3度も元カレに泣かされた彼女は、親友スタンフォードの制止も気がず事に及びます。自分の思い通りに元カレを弄んだキャリーは、パワーウーマンにでもなったかのように自信満々に。その清々しい笑顔には、実験成功?と言うよりはむしろ、ついに復讐してやった!って感じ。私にはそう見えるw
キャリーの男友達(髪型が残念なオタクっぽい”良い人”スキッパー)を紹介されたミランダは、愛想もなく彼に毒舌をまき散らします。そんな彼女のつんけんした態度に、おどおどしながらも会話の糸口を探そうとするスキッパー。彼はまちがいなくM男でしょうw 名前もまともに覚えてもらえないのは脈がないんです!「あなたいい人」=「あなたに興味はない」ってことだから。それなのに勢いでミランダにキスするなんて、若いって素晴らしい。受け入れるミランダもミランダ。
女友達との約束をキャンセルしてまで、出版界の大物カポーティ・ダンカンとデートするシャーロット。彼女は完璧なデートを実行しますが、マイルール(デート1回目では関係を持たない)は破りません。片や、やるき気満々の彼。そんなセクシードレス着て部屋にまでついて行ったのに今夜はお預けですって・・なんだか男性に同情するわ。純粋そうに見えて意外と腹黒いようにも見える彼女。一番たちが悪いかもしれないw
サマンサの男を狙う女豹のような顔つきは、まさに本能丸出し。自分に自信があるからこそ、堂々と男を落としに行こうとするサマンサ姐さん。1話目からあんな葉巻の吸い方を演じれるのは彼女だけでしょうw エロティック全開の彼女からは目が離せない!自分に気のない男にはさっさと見切りをつけ、一夜を共にできる男をちゃんと見つけます。そのお相手がカポーティ・ダンカンになるわけですが。
再び元カレと再会したキャリー。弄んだつもりの彼の口から、”お手軽な関係を続けたい” と思いもよらぬ言葉をかけられます。そんな彼の言葉に複雑そうなキャリー。弄んだ彼女の方がガッカリするなんて・・・女はやっぱり男のようにはできなかった?いえいえ、実験相手を間違えただけです、キャリーさん!選んだ相手が悪かった。1度は好きになった相手、何度も泣かされた相手。元カレほど厄介な人を実験台にすべきではありませんw
実験が失敗に終わったキャリーは、Mr.ビッグ というミステリアスな男性(見るからにお金持ち)と出会います。この人ともなぜか2度目の再開。おそらく彼も、元カレと同類に違いないと決めつける彼女。そんなキャリーに対しビッグは、そんな風に情事を楽しむだけの人は「本気の恋をしたことがないから」とあっさり言ってのけます。予想外のお言葉に、キャリーあきらかに動揺。セックスについて書いてるコラムニストを動揺させるなんて、ビッグやるな〜
ラストシーンが、これから始まる何かを予感させます。この先どうなるの??って思わせてくれる終わり方。1話目ですっかりハマってしまうのは、脚本の素晴らしさからかでしょうか。リズミカルな展開が飽きさせません。
今回は、キャリーのセリフで ”ロマンス” という言葉がやけに耳に残りました。もしや、SEX AND THE CITY(SATC)のテーマってロマンスなの???いや〜なんか奥が深いわ。4人がそれぞれのロマンスを見つける旅の始まり始まり。理想の愛をまだ諦めないシングルの女性に。やっぱりこのドラマ面白いです。
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