2017年09月02日
【本】落ち込んだ日の夜。眠りにつく前に 〜The Blue Day BooK〜
これ大好きなんですよね。ずっと前に買って、いまだに大事に持っています。少し黄ばんでしまったけど、断捨離でも手放すことができなかった本。何度も何度も読み返したくなる、そんな本です。
初めてこの本を手にした時、チンパンジーの「こまったなぁ〜」って顔がなんとも愛おしく、買わずにはいられませんでした。何かを訴えかけているような人間っぽい表情が何とも言えず。パラパラとめくった瞬間、動物たちの愛くるしい写真と、それにぴったりなメッセージに心奪われ(笑)
『The Blue Day Book』 誰でも落ち込む日がある。
落ち込んだ時、モヤモヤしている時、私はこの本を眺めます。「読む」というよりは「眺める」の方がしっくりくる。どうしても眠れない夜、やる気が出なくて、訳もなく悲しい気分の時・・・。動物たちが笑わせてくれます。
うなだれるシロクマ、しわしわの犬、舌を出した猫に、滑りこけるペンギン、合唱中のシマウマ。笑える写真がいっぱい。至福の顔をしたアザラシの表情なんか、もう最高に癒されます。100ページ近くある動物の写真。そこに添えられた数々のユニークなメッセージ。どれか1つはお気に入りがきっと見つかります。
「孤独で、ぜんぜん、元気なんかでない。」
大きな目に涙いっぱいのゴマアザラシ。涙こらえるのに必死そう。健気でかわいい。わかるわ〜なんだか訳もなく泣きたいときってあるよね。それに比べ、見事にやる気のないライオン。もう何もかもイヤ!って感じのようです。そりゃあ、人生投げ出したくなることもある。百獣の王だってダラケルときもあるさ。
でもちょっと待って。
「その気になれば、世界は素晴らしい発見に満ちている、びっくりするようなことにいくらでもめぐり会えるのだ。」
ペリカンの口に手を突っ込んで何かを見つけた小熊ちゃん。気づいてあげて〜ペリカン、びっくりして目が飛び出そうですよ。好奇心さえ失わなければ、面白いことが次々に発見できるかもしれないね。ゾウアザラシだって小鳥にしてみれば、まるで巨大な壁。小鳥さん、あなたが覗いているのは洞窟でも巣でもありません。鼻の穴ですから!!
世界は広いよ大きいよ。
「ひるまずにチャレンジしてみよう。つまるところ、人生とはそういうものじゃないだろうか?」
そうそう。考えに考えて窮屈な世界に自分と閉じ込めるくらいなら、軽くジャンプしてみればいい。意外と大きくジャンプできる自分に気づけるから。なんてね。Take it easy!!
人生は楽しんだもの勝ち。
私はそう思います(笑)
本の前半は、これでもか〜ってくらいブルーな言葉でいっぱいです。でも、そこから徐々に立ち上がって、希望が湧いてきて・・・一歩踏み出そうと思わせてくれる言葉に変わっていく。ちゃんと気分を上げてくれます。気が付けば、いつの間にか口角も上がって笑顔の自分になれる。人に励まされるより、動物に励まされる方が楽な時もある!! こんなにミラクルな写真を撮ってくれたカメラマンにありがとう。
私の一番好きなメッセージです。英語の勉強にもなりますよ。
Live every day as if it were your last ,because one day it will be.
元気を出して欲しい。そんなあなたに。
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