2018年11月25日
リハビリに興味なかった人間が作業療法士という職についた
当ブログをご覧頂きありがとうございます。
初めまして 「kirsh」と申します。
まずは、経歴をご覧ください。
・経歴
公立中学・高校を卒業
リハビリ専門学校入学(作業療法士)
病院にリハビリ職員として入職
訪問看護ステーション勤務(現在)
普通の高校生から、普通に専門学校へ入学し、現在に至る事がわかります。
そんな一般的な私が作業療法士になる為の道はどのようなものだったのかを書いていこうと思います。
※これから書く事は専門学校であれば理学療法士 作業療法士 言語聴覚士で大きな違いはないと思います。
・リハビリ
動機
まず、なぜリハビリという道を志したのかという所からですが・・・
素直に記載すると、適当です。要は何も知らず、考えずにリハビリという道を決めました。
当時(高校時)のリハビリに対するイメージと言いますと・・・
一般的には上画像イメージと思いますが、私はもっとひどく(上画像)のイメージすらありませんでした。
「楽しそう」、「患者さんと遊んでお金が貰える」この程度のイメージでした。(失笑ですね)
そんな中、母親から進路の提案を受けました。それが 看護師 理学療法士 作業療法士 の三択です。
資格を持てば安定という安易な考えだと思います。
事実、現在は職に困ることなく、安定した収入を得ていますから、安定という意味では間違いはないと思います。
そんな私も、受験に向けて勉強には必死に取り組みました。その結果、学校に合格し作業療法士を目指すことになったのです。
以上が、私が作業療法士を目指す事になったきっかけです。
入学してからの楽しさや苦悩
一言で表すと 大変 でした。
具体的な事は、後で記載させて頂くとして、まずはどんな人たちが入学してきたのかという所を紹介します。
私の入学した学校では、新入生のパターンとして2パターンありました。
ひとつが 私のような考えなしに入学したタイプです。
驚いた事なのですが、私のような人が知ってる限りで5人程いました。私タイプの人は途中でやめるか気持ちを切り替えて卒業まで突っ走るタイプに分かれました。
ふたつめが 高い意識を持って入学したタイプです。
主に社会人を経験された方に多かった様に思います。努力を惜しまず、熱心に取り組む姿勢にテスト前には私タイプの人がすがる事もしばしば。とても力強い存在です。
上記のような気持ちで入学してきた私たちですが、入学時期は50人でした。そこからストレートで卒業できたのは17人だったと記憶しています。ほとんどが ふたつめのタイプの人達でした。
残りの33人はどうなったのか、それは留年や退学です。
本当に多くの方が辞めていきました。
家庭の事情で辞めた人もいれば、成績不良による留年で退学の道を選ぶ人もいました。
話がそれてしまいましたが、ここからは何が大変だったのか
という所にふれて行きたいと思います。
私が真っ先に思いつくのは「テスト」、「実習」です。
個人や学校の方針によっても差はあると思いますが、実習はほとんどの学生が苦労した部分だと思います。
私にとっても実習の大変さは今でも思い出します。
昼間:実習
帰宅後:レポート
土日休み:レポートのまとめ
このサイクルが2か月間続きます。精神的に参るのは、レポートが毎日あるわけですから、睡眠時間がどうしても短くなります。特に、帰宅後すぐはダラダラしたくなる性格ですから大変です。平均して4,5時間睡眠だっと思います。(容量が悪いのもありますが・・・)
作成したレポートは翌日にはチェックされ、修正が必要になります。ですから前日のレポート修正と本日のレポート作成のダブルパンチです。これが毎日です。
実習も後半に差し掛かるのこのダブルパンチがレポートまとめ(発表用)の追加によりトリプルパンチになります。今だからこそ笑えてきます。
もちろん、実習先となる病院によって差はありますが、概ねこんな感じだと思います。少なくとも私の経験はこうでした。
トリプルパンチの連続中は昼間の実習がひどく眠たく、昼休みはトイレに籠って仮眠を取っていたのもいい思い出です。
そんな実習を終えると次は評価される番です。
実習態度や提出物の出来、患者様との関係性構築に関する所、発表を得て総合的に実習の合否が判定されます。
私の学校では、実習先の点数が8割、学校が2割(学校でのレポート発表)ですから、実習がうまくいかないと留年という事になります。
※一度これで留年を経験しています。
学校により差はありますが、1週間 2週間 3週間 1か月 2か月単位の実習が用意されている場合がほとんどです。そもそもなぜ実習があるのかというと、リハビリの国家試験を受けるにあたって実習単位は確実に獲得しておかなければ行けないからです。
つまり、実習をクリアしないと国家試験すら受ける資格がないという事になります。
テスト については簡単に紹介します。
どのような学校でもそうだと思いますが、学年が上がるにつれて教科数が増えていきます。
1年時 は基礎となる用語の習得や英語などの一般教科、解剖学などの基礎知識を学びました。
主にテストとなるのは8科目ほどだったと思います。
前期・後期の2回合計点で進級判定材料となりました。
2年時 は基礎の強化に加えて、専門分野の勉強もスタートしました。
テストにすると16科目ほどだったと思います。正直、勉強量が多すぎてここが一番苦労しました。
3年時 は基礎分野と専門分野をより深く勉強していくといった感じです。
3年時になるとテスト教科数は13科目ほどに落ち着きました。
(長期実習・卒業研究・卒業論文)があるため、一年の半分程の時間を割きます。
さらに本試験、再試験、再々試験と救済処置も用意されていました。しかし、再試験料が高かった・・・
具体的な金額をだすと身ばれが怖いため、ここでは伏せさせて頂きます。
話を戻すとテストにおいては2年時が最も大変でしたが、トータルすると2,3年時も変わらず大変だった事を覚えています。
もちろん、苦しいことばかりではないのが学生生活です。お互いに苦悩を知っているからこそ、本当に仲の良い友達にも恵まれました。本当に助け合いは大事です。
長くなってきましたので、これくらいにしておきます。
次に書くとすれば、楽しかった事を書きたいですね。
それでは、お付き合いありがとうございました。
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