新米じいちゃんのてんやわんや孫ログ

　あ〜ちゃんのご用事で朝からでかけます。

ちいちゃんは産科に入院中なので午前中またまた、４人でお出かけです。

お父ちゃんは、スキルアップのお勉強！



早起きのしゅうとじいで近くの公園まであさのお散歩です。

なんでもわかってきたしゅうちゃんは話していると本当に面白くなってきました。



お散歩から帰って、あ〜ちゃんの用事をすませてみんなで産院近くの公園へ！


　先日、むすこから、じいちゃんは「甘やかしすぎ。」とのご意見をいただきました。

「ななな、なんと！それは言いがかりというもんじゃ！」と反論します。

「ははは、いいがかり？」とむすこは笑いながらおおうけです。

じいは甘やかしてるのでは無いぞ、と心のなかでつぶやきます。

彼には、かれの都合があるんじゃーよ。と

朝いくらゆってもパジャマを着替えないのも、朝ごはんを食べようとしないのも。

昨日遅く帰ってきたから、まだ眠いし。目が醒めてないから食欲がないし。

こども園に行く理由も、親の都合を忖度することも理解するには彼はまだ、幼すぎる。

もちろん、仕事が終わらないからお迎えが遅くなったことも、朝早く出掛けなければならない

とうちゃんの都合も当然といえば当然。分かり過ぎるくらいわかる。




　お前たちを親の都合ですべておしきり、お前たちの都合をすべて反故にしてきたじいちゃんは今、反省してなんとか間で折り合いをつけようとしているのかも知れない。

共感し信頼し尊敬することが人間関係の最善の方法ならば、２才児を説得しようと試みる。

お出かけタイムリミットまで、あと３０分。

オムツ替えとお着替えと朝ごはん。脱がせたお気に入りのパジャマをまた彼は着始めている。

朝ごはんはソファーで食べると言いはる。お父さんも、じいちゃんもここで食べていたと。

「そこで、お酒や珈琲は飲んでいたけれどご飯はだれもたべていないよ。」と説明する。

何度か言い続けていると。しゅうちゃんはすごすごとテーブルにやってきた。

か、かみさんより聞き分けがいいではないか？まあ、こんなに根気よくは説得を試みないけれど。



　人は、人を自分の思うように動かしたがる。

赤ん坊は泣くことで注目させ、おっぱいをおむつを替えさせる。

もう少し大きくなると、大声を出したり怒ることで人を動かそうとする。

大人でもちゃんと思いを伝えず不機嫌になって、注意を引こうとすることはよくある事だし、
恫喝や脅しで人を自分の思うように動かそうとする人は多い。

手っ取り早い方法だがそこに共感・信頼・尊敬は存在しない。

じぶんさえ、自分の思うようにならない。

じいはタバコを、お酒の量を早寝をしたいと思っているけれどそうはなってくれない。

自分さえままならないのに人を思いのままに動かすなどとうてい無理な話なんだろうと思う。

ならば、そこから、動かないを前提から始めれば怒りも焦りもない。

ただ、これは親にはなかなか難しい。いや、無理だったと弁解するじいちゃんなのだ。

親にしかできないこと、ジジババにしかできないこと。があっていいんだろうね。

それぞれがおもうままに子供に向きあえばいいと思うじいちゃんなのでした。