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posted by fanblog

2018年05月20日

SSDのキャッシュにメモリ(DRAM)を使う

現在、Ryzen5 2400Gのシステムに使っているSSDは、CFDのCSSD-S6TNHG6Qシリーズの128GBSSDなのですが、CFDのSSDを使用していると、「SSD Turbo Boost」と言うソフトが利用できることを先日知りました。

※数年前(このSSDを購入したのも3年くらい前ですが、さらにその前世代のSSDのころ)からあったツールのようです。

このツールの基本機能は、

 ・メモリ(DRAM)をSSDのキャッシュとして利用し、SSDの読み書きを高速化する。

ということになります。

加えて、RAMDiskを作成するソフトも利用可能となり、上記の「SSD Turbo Boost」ツールから、キャッシュとしてRAMDiskを設定することも可能です。
(説明では、RAMDiskをキャッシュとして利用する設定が一番高速になるらしい。)

と言うわけで、さっそく試してみました。

まずは、ツールを利用する前のベンチマークです。
Toshiba_SSD_20180520.PNG

上画像の速度をベースに、次は、メモリをキャッシュとして利用する設定をした結果です。
(RAMDiskは使わない状態です。)
Toshiba_SSD_TurboBoost_20180520.PNG

さらに、RAMDiskを1024MB作成して、RAMDiskをキャッシュとして利用する設定を行い、その後のベンチマーク結果です。
Toshiba_SSD_TurboBoost_RAMDisk_20180520.PNG

結果としては、ちょっと微妙です。
この結果を見ると、

 ・大きなサイズのファイルのシーケンシャルリード/ライトは速くなる。
 ・小さなサイズのランダムアクセス、シーケンシャルアクセスは、むしろ遅くなっている。

と言う感じに見えます。

DRAMを8GBしか搭載していないシステムのため、キャッシュ容量、RAMDisk容量ともに1024MBしか設定していないので、そのせいで伸び悩んでいる気がしますが、とりあえず、今回の結果では、実使用を考えると、そのままの使用の方がよさそうです。


posted by zunzun at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | SSD/HDD
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