2018年04月05日
ノートPCのCPUについて
今回の記事は、ノートPC用のCPUについてです。
なぜ、このような記事を書くかと言うと、デスクトップ用とノート用のCPUでは、同じ「Core i7」と言っても、コア数まで違うから。
具体的には、と言うと、
デスクトップ用 : Core i7-8700K 6コア
ノート用 : Core i7-8650U 4コア
みたいな感じです。
第8世代(Coffee Lake世代)では、4コアと6コアで1.5倍って感じですが、第7世代(Kaby Lake)の時は、
デスクトップ用 : Core i7-7700K 4コア
ノート用 : Core i7-7660U 2コア
と言った具合で、コア数に2倍の差があったんです。
さらに言ってしまうと、ノート用のCPUは、
Core i7-8550U 4コア8スレッド
Core i5-8250U 4コア8スレッド
と言うように、i7とi5が同じコア数/スレッド数だったりします。
これは、第7世代の時も同じ感じ。
実は、ゲーミングノートのようなPCの場合は、第7世代の時の例では、
Core i7-7700HQ 4コア/8スレッド
と、デスクトップの7700Kと同じコア数/スレッド数のCPUもあったのですが、これらは、消費電力も大きく、値段も高めになるので、こういったCPUを搭載するノートPCはちょっと特殊でした。
第8世代のCPUでも、
Core i9-8950HK 6コア/12スレッド TDP45W
Core i7-8850H 6コア/12スレッド TDP45W
などのCPUも発表されていますが、やはり、これらのCPUを搭載するPCは、ゲーミングPCだったり筐体も大きくなり、お値段もデスクトップの自作よりかえって高くなっうと思います。
現在、(何が一般的かはさておき)一般的に売れているパソコンはノートPCの方が数が多く、さらに、CPUについても、「H」とか「HQ」が付く高性能、高消費電力タイプではなくて、「U」が付くタイプのCPUを搭載していることが多いと思います。
この場合、「i5」、「i7」搭載と言っても、デスクトップ用CPUとは”処理能力”と言う性能は異なることを認識しておいた方が冷静に性能を見極められます。
私は、ノートPCを選ぶ場合には、「i7」、「i5」の違いではなく、コア数/スレッド数を比較して同じならば、「i5」の方で良いと思っています。
なぜなら、CPUの性能差はクロック周波数の違い分のみで、実使用上はそれほど違いを感じないと思うからです。
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