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2018年06月10日

Coffee LakeとGemini Lake

特に、エントリー向け(低価格)のノートPC、2in1PC、タブレットPCなどを購入したい方にはご一読いただきたい。

2018年6月現在、Intelの「第8世代CPU」と言うと、その開発コードは、「Coffee Lake」だったり「Kaby Lake R」だったり「Kaby Lake G」だったり、「Cannon Lake」だったりと、訳が分からない状況ではあるのですが、実はこの辺は、

 Kaby Lakeからの発展型

と言う意味では同じ系列と思って問題ありません。(ちょっと大雑把?)

以前から気にしてはいたのですが、上記の違いよりも認識しておいた方が良いのは、

 IntelのCPUには、

  1.Core系アーキテクチャのCPU

  2.Atom系アーキテクチャのCPU

の2種類ある。


ってことです。

Coffee_Gemini.PNG

上の画像は開発コード「Coffe Lake」と「Gemini Lake」のCPUの製品の例とコア数、スレッド数、TDPを記載した表です。
(製品は一例なので、他にもたくさんあります。)

この表だけ見ると、

 「Pentium Silverの方が、Goldよりもコア数が多くてTDPも低くていいじゃん。」

なんて思ってしまうかもしれませんが、それは早計です。

Coffee Lakeは、Core系CPUのCPUコアを使っていますので1コアの演算能力が高くGemini Lakeは、Atom系のCPUコアのため、消費電力は低いですが1コアの性能も低くなります。

CPUの性格(素性)を理解したうえでGemini Lake搭載のPCを使うのであれば、バッテリー駆動時間が長く、値段も安いのでコストパフォーマンスの良い買い物ができると思いますが、この辺を理解していないと、「もっさりしていて使い物にならない」なんて思ってしまうかもしれません。

Gemini LakeなどのAtom系CPUは、低価格なPCによく搭載されていますので、購入検討の際はこの辺も気にしてみてください。

最後に、Atom系CPUの開発コード(2013年以降)を並べてみます。

Atom_arch.PNG




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posted by zunzun at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | CPU
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