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2018年04月05日
Coffee LakeのCPUバリエーション追加
予定通り、2018/4/3にCoffee Lake世代のCPUが追加発表されました。
低消費電力版の「T」シリーズや、Pentium Gold、Celeronも発表され、また、H370、H310などの新チップセットも解禁となり、Coffee Lake世代のCPUを使ったPC自作市場も、プレオープンから本オープンしたような印象です。
ちなみに、これまで発表済みのCPUと今回発表されたCPUを並べてみると以下のような感じ。
(CPUソケットが1151のデスクトップ向けに限ります)
CPU型番、コア数/スレッド数、ベースクロック/ブーストクロック、TDP
Core i7
8700K 6/12 3.7/4.7 95W
8700 6/12 3.2/4.6 65W
8700T 6/12 2.4/4.0 35W
Core i5
8600K 6/6 3.6/4.3 95W
8600 6/6 3.1/4.3 65W
8500 6/6 3.0/4.1 65W
8400 6/6 2.8/4.0 65W
8600T 6/6 2.3/3.7 35W
8500T 6/6 2.1/3.5 35W
8400T 6/6 1.7/3.3 35W
Core i3
8350K 4/4 4.0/--- 91W
8300 4/4 3.7/--- 62W
8100 4/4 3.6/--- 65W
8300T 4/4 3.2/--- 35W
8100T 4/4 3.1/--- 35W
Pentium Gold
G5600 2/4 3.9/--- 54W
G5500 2/4 3.8/--- 54W
G5400 2/4 3.7/--- 54W
G5500T 2/4 3.2/--- 35W
G5400T 2/4 3.1/--- 35W
Celeron
G4920 2/2 3.2/--- 54W
G4900 2/2 3.1/--- 54W
G4900T 2/2 2.9/--- 35W
それにしても、数が多い...。
i3-8100と8300の性能差とか、Pentium Gold G5400、G5500、G5600の性能差ってどれだけあるのだろう?
って感じです。
さらに、
G5600とi3-8100を比較しても、シングルスレッドならPentiumの方が周波数高いです...。
まぁ普通に考えれば、CeleronよりPentium、Pentiumよりi3と言うように、グレード通りのCPU性能と考えて問題ないですが、性能差が細かすぎてどこで妥協するかは悩みそうですね。
個人的なおすすめは、
とりあえず、性能の高いCPUにしておきたい人は、
Core i7 8700K
グラフィックボードを別に追加して、ゲームをやりたい人は、
Core i5 8400
ネットショッピングや年賀状印刷、メール、Youtube鑑賞など、とりあえずいろいろとパソコンを使うんだけど、特に重い処理をするわけではない。って人は、
Core i3 8100
にしておけば、ほとんどの場合でより上位のCPUにした場合とそんなに変わらないスピードで使えると思います。
むしろ、SSDとメモリの容量を大きめにするような予算配分がお勧めです。
と言ったところで、結局、追加発表されたCPUではなくて、以前から発売されていたCPUで良いのではないの?と言うお勧めになってしまいました。
もしくは、省電力にこだわって
Core i7 8700T
Core i5 8600T
あたりにしておくのも良いと思います。
あとは、これ。
Celeron G4900 2/2 3.1/--- 54W
※低消費電力版ではなくて通常版。
この辺で、安く作っても、結構よく動くものです。
※筆者は、いまだにCeleron G530 のマシンを1台稼働させています。
「G530」は、第2世代Core(Sandy bridge世代)のCPUです。
2コア2スレッドでクロック周波数は2.4GHzですが、You Tubeとかも十分見られます。
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