2014年01月03日
禿の高額CBはなぜ生まれたのか?
年末年始における禿のCB祭はすごかったですね。
なぜ今回特にSBショップにおいて莫大なCBをばら撒くという事件が起きたのか。
理由@
まず大きな方針として、
茸の林檎導入による動きの鈍さ、庭のCBという実弾投入の息切れをみて、
年末から年度末にかけて禿が大々的なユーザー獲得作戦を実行した形になります。
特にユーザーの多い関東関西において自社ネットワークが明確な改善をみせており、
各社ともiPhoneが差別化にならないという現状、
また各社の泥端末においても今後は差がつかないという現状を踏まえて、
ここでユーザーを奪ってしまえば長期(少なくとも2年)の
囲い込みが可能と判断した形になります。
また、家族丸ごと、お友達丸ごとの囲い込みの戦略も見せており、
最新の泥端末(302SH/301F)が機種変更でも実質0円という林檎同様の価格構成となり、
既存ユーザーの機種変更では各社最安のランニングコストも実現しています。
ここに今後関東関西地方にも「スマート値引き」が導入され、
庭のスマートバリューへの大きな価格訴求力をもった対抗策も実施されます。
理由A
ソフトバンクの関東地区における主な一次代理店を下記にまとめましたが、
まずこの構造がベースとなります。
(完璧ではないですが、大体これぐらい知ってれば良いという構造)
----------------
【A】ソフトバンク一次代理店BIG3
テレコムサービス:光通信子会社SB扱い最大手代理店
ベルパーク:独立系SB大手代理店
ティーガイア:3キャリア総合国内最大手代理店
【B】他キャリア中心の大手一次代理店
ITX
ダイヤモンドテレコム
兼松コミュニケーションズ
TDモバイル
丸紅テレコム
【C】全国中堅代理店
コスモネット
ケンウッド・ジオビット
【D】地場系中小規模一次代理店
ラネット
高津戸電子
ヴィレッジ
ノジマ
エスケーアイ
トーツー
マイテック
吉田通信
----------------
今回CBの殴り合いをしたのは下記の二次代理店です。
----------------
【A】から
@一次代理店:テレコムサービス→二次代理店:NJT
A一次代理店:テレコムサービス→二次代理店:PUP
B一次代理店:テレコムサービス→サンダータービュランス
C一次代理店:ティーガイア→二次代理店:ライフ21
【B】から
D一次代理店:TDモバイル
【D】から
E一次代理店:高津戸電子
----------------
ここから見るべきポイントは。
2月からSBショップの整理淘汰が予定されていまして、
大手一次代理店直営の現時点で安泰な店舗と
既に店舗閉鎖が確定してる各代理店系列店舗があります。
(大手代理店内部での整理、弱小地場系の退場)
今回無茶なCBを積んだ系列本部ははなぜそのような指示を出したのか?
上記@ABCにフォーカスして見ていきましょう。
一次代理店テレコムサービス/ティーガイアを系列の頂点として、
SB扱いにてぶら下がる二次代理店は下記になります。
(関東に関係のあるところ)
----------------
【一次代理店テレコムサービス】
→二次代理店PUP(SBショップ、テルル)
→二次代理店FLC(SBショップ、モバイラーズステーション)
→二次代理店アスカプランニング(SBショップ、てれすぱ)
→二次代理店アルファインターナショナル(SBショップ、モバワン)
→二次代理店NJT(SBショップ、旧テレウェーブ神奈川系)
→二次代理店サンダータービュランス
→二次代理店ルートワン・パワー
→二次代理店ジリオン
【一次代理店ティーガイア】
→二次代理店テレニシ株式会社
→二次代理店D・POPS
→二次代理店ライフ21
→二次代理店ファーストスクエア
→二次代理店ジョイネット
→二次代理店タフ
→二次代理店通機
→二次代理店JNG
→二次代理店日本テレメッセージ
→二次代理店ジャコム
----------------
規模のでかい系列も小さい系列もありますけども
つまり、テレコムサービスとティーガイアにぶら下がる
二次代理店同士のイニシアティブ争いということになります。
TDモバイルもちょっと巻き込まれて、
また一次代理店でも規模の小さい高津戸電子も参戦です。
ちなみに、一次代理店BIG3のベルパークは
ほぼソフトバンク専業と言ってよい大手一次代理店ですので、
この争いの蚊帳の外ということになります。
ここ禿の法人契約は最強ですのでちょっと特別な存在なんですね。
方向性が明確で、個人的に好きな代理店さんです。
構造を纏めると、まず一次代理店同士の
テレコムサービス(というか光通信)とティーガイアの
覇権争いがあります。
さらにその下で二次代理店同士のイニシアティブ争いがあります。
ソフトバンクの場合まず「売り上げ成績」が全てと言ってよい評価になりますので、
12月から1月までのブーストを含めた過去及び直近の成績の良い系列に、
店舗の統廃合から生まれる「生存者利益」を与える形になります。
現時点での勝者はテレコムサービス。
殴り合いの勝負させるとやっぱ光通信はホントに強い。
禿からのメッセージは、
代理店の君たちは茸や庭を主力として力を入れてるけども、
これから本気出すから今後はうちのグループの契約獲得に力をいれなさい、
生き残った契約獲得貢献度の高い代理店、契約獲得数を伸ばせる代理店を優遇する、
ということです。
禿はボーダフォン買収後、
東京デジタルフォン/ボーダフォン時代に契約していた代理店はそのまま引継ぎ、
実質子飼いである光通信を中心に使って販売代理店をアホみたいに募集しました。
これはどんどん絞った茸とは全く真逆の方向性です。
まあ、なんせそもそもの企業イメージが「ペテン禿」でしたから、
未経験のキャリア運営という点も合わせて、
信用も魅力も糞も無い状態からスタートしましたよね。
その当時はとにかく物量に物を言わせるしかなかった。
TVCM紙媒体ネットにおいてずっと広告出稿量日本一ですし、
キャリアショップの数もおそらく現在日本一でしょう。
その結果、例えば大宮や横浜のようなターミナル駅には
ソフトバンクショップが4〜5店もあるというアホみたいな状況を生みました。
茸や庭だと大体2店舗ぐらいですね。
ですので古い時代の契約の見直し、
無駄の解消とキャリアショップの競争力(対茸庭ショップ)の強化をあわせて、
大規模な販売代理店の構造改革を行うという方向になります。
当然販売戦略だけではなく、
店舗スタッフレベルの大幅な向上も(茸レベルまで)要求する形になります。
私もそうですが、今回禿の高額CBの恩恵を受けた人達は
この大きな流れの初動にうまく乗ることができた訳ですね。
つまり事件は代理店で起きていた!
系列のショップ店員さんも事情を知らない、
一次と二次代理店の中のお偉いさん達の争いです。
ちなみに、私が量販店の初売りとか目もくれず、大量の弾を抱えて禿店に突撃したのは、
この流れと1/1のみに史上最高の鬼インセが出ることを
うん、知ってたw
からですね。
ま、元々量販店の初売りスマホ奪い合いとか変な人大集合するからさ、嫌いなんすよねw
では本日もなんやかんやと禿ステマお疲れ様でした。
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なぜ今回特にSBショップにおいて莫大なCBをばら撒くという事件が起きたのか。
理由@
まず大きな方針として、
茸の林檎導入による動きの鈍さ、庭のCBという実弾投入の息切れをみて、
年末から年度末にかけて禿が大々的なユーザー獲得作戦を実行した形になります。
特にユーザーの多い関東関西において自社ネットワークが明確な改善をみせており、
各社ともiPhoneが差別化にならないという現状、
また各社の泥端末においても今後は差がつかないという現状を踏まえて、
ここでユーザーを奪ってしまえば長期(少なくとも2年)の
囲い込みが可能と判断した形になります。
また、家族丸ごと、お友達丸ごとの囲い込みの戦略も見せており、
最新の泥端末(302SH/301F)が機種変更でも実質0円という林檎同様の価格構成となり、
既存ユーザーの機種変更では各社最安のランニングコストも実現しています。
ここに今後関東関西地方にも「スマート値引き」が導入され、
庭のスマートバリューへの大きな価格訴求力をもった対抗策も実施されます。
理由A
ソフトバンクの関東地区における主な一次代理店を下記にまとめましたが、
まずこの構造がベースとなります。
(完璧ではないですが、大体これぐらい知ってれば良いという構造)
----------------
【A】ソフトバンク一次代理店BIG3
テレコムサービス:光通信子会社SB扱い最大手代理店
ベルパーク:独立系SB大手代理店
ティーガイア:3キャリア総合国内最大手代理店
【B】他キャリア中心の大手一次代理店
ITX
ダイヤモンドテレコム
兼松コミュニケーションズ
TDモバイル
丸紅テレコム
【C】全国中堅代理店
コスモネット
ケンウッド・ジオビット
【D】地場系中小規模一次代理店
ラネット
高津戸電子
ヴィレッジ
ノジマ
エスケーアイ
トーツー
マイテック
吉田通信
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今回CBの殴り合いをしたのは下記の二次代理店です。
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【A】から
@一次代理店:テレコムサービス→二次代理店:NJT
A一次代理店:テレコムサービス→二次代理店:PUP
B一次代理店:テレコムサービス→サンダータービュランス
C一次代理店:ティーガイア→二次代理店:ライフ21
【B】から
D一次代理店:TDモバイル
【D】から
E一次代理店:高津戸電子
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ここから見るべきポイントは。
2月からSBショップの整理淘汰が予定されていまして、
大手一次代理店直営の現時点で安泰な店舗と
既に店舗閉鎖が確定してる各代理店系列店舗があります。
(大手代理店内部での整理、弱小地場系の退場)
今回無茶なCBを積んだ系列本部ははなぜそのような指示を出したのか?
上記@ABCにフォーカスして見ていきましょう。
一次代理店テレコムサービス/ティーガイアを系列の頂点として、
SB扱いにてぶら下がる二次代理店は下記になります。
(関東に関係のあるところ)
----------------
【一次代理店テレコムサービス】
→二次代理店PUP(SBショップ、テルル)
→二次代理店FLC(SBショップ、モバイラーズステーション)
→二次代理店アスカプランニング(SBショップ、てれすぱ)
→二次代理店アルファインターナショナル(SBショップ、モバワン)
→二次代理店NJT(SBショップ、旧テレウェーブ神奈川系)
→二次代理店サンダータービュランス
→二次代理店ルートワン・パワー
→二次代理店ジリオン
【一次代理店ティーガイア】
→二次代理店テレニシ株式会社
→二次代理店D・POPS
→二次代理店ライフ21
→二次代理店ファーストスクエア
→二次代理店ジョイネット
→二次代理店タフ
→二次代理店通機
→二次代理店JNG
→二次代理店日本テレメッセージ
→二次代理店ジャコム
----------------
規模のでかい系列も小さい系列もありますけども
つまり、テレコムサービスとティーガイアにぶら下がる
二次代理店同士のイニシアティブ争いということになります。
TDモバイルもちょっと巻き込まれて、
また一次代理店でも規模の小さい高津戸電子も参戦です。
ちなみに、一次代理店BIG3のベルパークは
ほぼソフトバンク専業と言ってよい大手一次代理店ですので、
この争いの蚊帳の外ということになります。
ここ禿の法人契約は最強ですのでちょっと特別な存在なんですね。
方向性が明確で、個人的に好きな代理店さんです。
構造を纏めると、まず一次代理店同士の
テレコムサービス(というか光通信)とティーガイアの
覇権争いがあります。
さらにその下で二次代理店同士のイニシアティブ争いがあります。
ソフトバンクの場合まず「売り上げ成績」が全てと言ってよい評価になりますので、
12月から1月までのブーストを含めた過去及び直近の成績の良い系列に、
店舗の統廃合から生まれる「生存者利益」を与える形になります。
現時点での勝者はテレコムサービス。
殴り合いの勝負させるとやっぱ光通信はホントに強い。
禿からのメッセージは、
代理店の君たちは茸や庭を主力として力を入れてるけども、
これから本気出すから今後はうちのグループの契約獲得に力をいれなさい、
生き残った契約獲得貢献度の高い代理店、契約獲得数を伸ばせる代理店を優遇する、
ということです。
禿はボーダフォン買収後、
東京デジタルフォン/ボーダフォン時代に契約していた代理店はそのまま引継ぎ、
実質子飼いである光通信を中心に使って販売代理店をアホみたいに募集しました。
これはどんどん絞った茸とは全く真逆の方向性です。
まあ、なんせそもそもの企業イメージが「ペテン禿」でしたから、
未経験のキャリア運営という点も合わせて、
信用も魅力も糞も無い状態からスタートしましたよね。
その当時はとにかく物量に物を言わせるしかなかった。
TVCM紙媒体ネットにおいてずっと広告出稿量日本一ですし、
キャリアショップの数もおそらく現在日本一でしょう。
その結果、例えば大宮や横浜のようなターミナル駅には
ソフトバンクショップが4〜5店もあるというアホみたいな状況を生みました。
茸や庭だと大体2店舗ぐらいですね。
ですので古い時代の契約の見直し、
無駄の解消とキャリアショップの競争力(対茸庭ショップ)の強化をあわせて、
大規模な販売代理店の構造改革を行うという方向になります。
当然販売戦略だけではなく、
店舗スタッフレベルの大幅な向上も(茸レベルまで)要求する形になります。
私もそうですが、今回禿の高額CBの恩恵を受けた人達は
この大きな流れの初動にうまく乗ることができた訳ですね。
つまり事件は代理店で起きていた!
系列のショップ店員さんも事情を知らない、
一次と二次代理店の中のお偉いさん達の争いです。
ちなみに、私が量販店の初売りとか目もくれず、大量の弾を抱えて禿店に突撃したのは、
この流れと1/1のみに史上最高の鬼インセが出ることを
うん、知ってたw
からですね。
ま、元々量販店の初売りスマホ奪い合いとか変な人大集合するからさ、嫌いなんすよねw
では本日もなんやかんやと禿ステマお疲れ様でした。
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posted by ketaisommelier at 04:31| 能書きアレコレ