2023年08月23日
処理水、海へ。 わからん
僕は基本、今を楽しむことしか
考えてないおバカさんなので
イヤなニュースは極力見ないし、
考えたくない。
でも新聞はさすがに読むので
「うん?なんかおかしい」と思うことは
日々ある。
そしておかしいと感じたら、知識を得る
しかないので、それなりに調べる。
すると、「あれ、これ言いえて妙、正しいかも」
という意見や評論に、不思議なもので大体出会う。
今回、これだと思ったのは、現役の漁師さんの
こんな意見です。
少し長いので興味のある方だけどうぞ。
私は長い間漁業の仕事に携わってきました。
その立場から、福島原発の汚染水、トリチウム水、
処理水、どれでもいいけど、意見を述べたいと思います。
汚染水は、原発の沖 1 キロ、水深 10 数メートルの場所から
流すそうですね。
私に言わせれば、海で 1 キロなんて沖とは言いません。
これが 1 キロでで100メートルの水深
があるならまだましです。
縦方向にも拡散するでしょうから。
10 数メートルの水深の場
所では太陽の光が海底に届きます。
すると海底の養分と太陽光によって植物プランクト
ンが大量に発生するのです。そこから食物連鎖が始まって、多くの海産物が育ちます。
だから浅い海はどこでも豊かな漁場です。
深い海はたまに回ってくる魚だけしか獲れま
せん。福島の漁師も、日常はこの浅い海を頼りに
して生活しているに違いありません。
そのど真ん中に放水口を置いて汚染水を流すなんて、
とんでもないことです。
私の知る限りでは、イギリスの実験で、トリチウムが
食物連鎖によって魚にたまって
いたこと明らかになったことがあります。
水分子のトリチウムが、同位体交換でたんぱく質なんか
の水素と置き換わるからではないでしょうか。
だからトリチウムに害はない
という政府の言うことはとても信用できません。
汚染水タンクをつくる場所がないというのも、
嘘くさいですね。
どう見ても、福島原発の周囲にはだれも住んでいないじゃないですか。
トリチウムの半減期は 10年ちょっと。
100 年たてば 1000 分の 1 になるのですから、
それまで待てばすむことでしょう。
’
また、海水でうすめてと言いますが、
うすめてもトリチウムは減らないでしょう。
ゴミを一か所にまとめたら汚いけど、広範囲に
ばらまけば目ただない。
こういうなのはインチキとしか言いようがありません。
……これと同じ意見を、今朝西日本新聞で
読みました。
言ったのは、京都大複合原子力科学研究所研究員の
今中哲二さんです。
現役の漁師さんと学者さんが同じことを言ってる。
これは信用できると僕は思いました。
しかも今中さんは、処理水のことを、
「東京電力副品第1原発にたまり続ける放射性
廃水、いわゆる「処理水」と書かれていました。
たまり続ける放射性廃水。
この言葉をきちんと覚えておきたいな。
’
今中さんは当面の解決策として、こう答えています。
「政府・東電がやるべきは、まずは海洋放出を
中止して関係者の意見を聞き、同時に地下水の
流入を防ぐ頑丈な遮水壁を、壊れた原子炉の周りに
設置して、根本的な流入防止対策を進めることだ」
’
ちなみに処理水とは、
東京電力福島第一原発で発生した
汚染水から大半の放射性物質を取り除いた後、
大量の海水で薄めた水。
東電の計画では、多核種除去設備(ALPS=アルプス)
で除けないトリチウムの濃度を
国の放出基準の40分の1(1リットルあたり1500ベクレル)
未満にする。
’
とのことでした。
考えてないおバカさんなので
イヤなニュースは極力見ないし、
考えたくない。
でも新聞はさすがに読むので
「うん?なんかおかしい」と思うことは
日々ある。
そしておかしいと感じたら、知識を得る
しかないので、それなりに調べる。
すると、「あれ、これ言いえて妙、正しいかも」
という意見や評論に、不思議なもので大体出会う。
今回、これだと思ったのは、現役の漁師さんの
こんな意見です。
少し長いので興味のある方だけどうぞ。
私は長い間漁業の仕事に携わってきました。
その立場から、福島原発の汚染水、トリチウム水、
処理水、どれでもいいけど、意見を述べたいと思います。
汚染水は、原発の沖 1 キロ、水深 10 数メートルの場所から
流すそうですね。
私に言わせれば、海で 1 キロなんて沖とは言いません。
これが 1 キロでで100メートルの水深
があるならまだましです。
縦方向にも拡散するでしょうから。
10 数メートルの水深の場
所では太陽の光が海底に届きます。
すると海底の養分と太陽光によって植物プランクト
ンが大量に発生するのです。そこから食物連鎖が始まって、多くの海産物が育ちます。
だから浅い海はどこでも豊かな漁場です。
深い海はたまに回ってくる魚だけしか獲れま
せん。福島の漁師も、日常はこの浅い海を頼りに
して生活しているに違いありません。
そのど真ん中に放水口を置いて汚染水を流すなんて、
とんでもないことです。
私の知る限りでは、イギリスの実験で、トリチウムが
食物連鎖によって魚にたまって
いたこと明らかになったことがあります。
水分子のトリチウムが、同位体交換でたんぱく質なんか
の水素と置き換わるからではないでしょうか。
だからトリチウムに害はない
という政府の言うことはとても信用できません。
汚染水タンクをつくる場所がないというのも、
嘘くさいですね。
どう見ても、福島原発の周囲にはだれも住んでいないじゃないですか。
トリチウムの半減期は 10年ちょっと。
100 年たてば 1000 分の 1 になるのですから、
それまで待てばすむことでしょう。
’
また、海水でうすめてと言いますが、
うすめてもトリチウムは減らないでしょう。
ゴミを一か所にまとめたら汚いけど、広範囲に
ばらまけば目ただない。
こういうなのはインチキとしか言いようがありません。
……これと同じ意見を、今朝西日本新聞で
読みました。
言ったのは、京都大複合原子力科学研究所研究員の
今中哲二さんです。
現役の漁師さんと学者さんが同じことを言ってる。
これは信用できると僕は思いました。
しかも今中さんは、処理水のことを、
「東京電力副品第1原発にたまり続ける放射性
廃水、いわゆる「処理水」と書かれていました。
たまり続ける放射性廃水。
この言葉をきちんと覚えておきたいな。
’
今中さんは当面の解決策として、こう答えています。
「政府・東電がやるべきは、まずは海洋放出を
中止して関係者の意見を聞き、同時に地下水の
流入を防ぐ頑丈な遮水壁を、壊れた原子炉の周りに
設置して、根本的な流入防止対策を進めることだ」
’
ちなみに処理水とは、
東京電力福島第一原発で発生した
汚染水から大半の放射性物質を取り除いた後、
大量の海水で薄めた水。
東電の計画では、多核種除去設備(ALPS=アルプス)
で除けないトリチウムの濃度を
国の放出基準の40分の1(1リットルあたり1500ベクレル)
未満にする。
’
とのことでした。
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