なぜかジロタンだけが何度もワシの布団にやって来ては、布団の上からフミフミしたり、布団の中に入っては「よっこらしょ」とゴロリと横になって、満足気に「ゴロゴロ」とうるさく喉を鳴らしたしりてるのだが、こっちったら全然眠くないしで、このまま朝になるのかもと半分覚悟したほど。ジロタンはワイが眠れない間、何度も布団に出たり入ったりしていた。
でも、前回はそんなこんなでも4時過ぎからやっと寝れたこともあったしで、もしやこちらのパターンになるかもと期待したら、運良くそちらになり、朝7時半過ぎまで寝られた。だが、うまく寝入るまでもいろいろあって、ワシが起きて電気を点けてガサゴソやったことで起きたのだろうか、また仏間でドタバタやりだしたのだ。しばらくは我慢していたが、こちらは寝られずにいたのでイライラしてたので、また仏間を閉め切って猫らの出入りを締めだして、また布団に戻った。
その後、今度は茶の間から「う〜」と猫が低く唸る声が聴こえてきて、またシロジローが睨み合っているのかとウンザリしたが、どうやらそうでもなさそうだと分かってきた。茶の間から伝わる雰囲気から、どうやら二匹でドタバタ走り回って暴れてるのではなく、何か縁側のドアに追い詰めているような物音が聴こえるのだ。こちらは寝れないこともあり、茶の間の様子をしばらく伺っていたが、総合的にシロタンが何か生き物を見つけ、追い回しているような気配に感じた。
シロタンは小さい頃から、初めて見た唐揚げの骨程度のことで「う〜」と低く唸って、誰にも渡さないからな、と凄んでみせたりする豹変したりする猫だったのだ。どうやらジロタンはこの件には絡んでない、シロタンの単独プレーのようで、まずは安心した。そのせいなのだろうが、そのうち寝入ってしまったようだ。
今朝7時半過ぎに起床し、まずは昨夜の茶の間の一件は一体何だったのか、何か物証が落ちてないか探してみたら、茶の間のサッシの前に、ほんの小さな肉片(5ミリ)を見つけた。やっぱりそうだったのだ。鑑識係のワイの推定によれば、これはただの肉片ではなくて、子ネズミのくち先を含めた肉片らしかった。しっぽを含まない体長が推定3センチくらいの子ネズミのようだった。
他には何も見つからなかったので、もしやシロタンがそれ以外を全部食べてしまった可能性がある。ジロタンと違って、獲物に執着心の強いシロタンなら有り得る話だ。今夜茶の間に掃除機を掛ける予定があり、コタツ内に子ネズミのそれ以外の肉片を見つけたら困りもので、それだけがちょっと怖い。
猫日記より(2022.2.2)
10時半、宅急便が来て、玄関の大型ピンチを戻すのを忘れ、ジロタン、シロタンが脱走。11時半、シロタンが自ら玄関から入ってきて、10分後、ジロタンも玄関から入ってくる。玄関んをいちいちピンチを手動で戻すのは無理があり、引き戸とレールサイドの間にチオビタドリンクの底厚紙を入れて動きを渋くした。引き戸の底車を、また前の古い動きの渋い物に戻すのは面倒なので、考えてみたまで。
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