桑原通夫です。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
年頭にあたり、爽やかな記事を
書こうと思いましたが
気になることがありましたので・・
それは赤い羽根共同募金について・・
その集めた資金の使い道などについて
これまでも色んな人が疑問を呈して来ました。
最近ではクルド人救済事業に
流用されているのでは・・という話もあります。
共同募金の趣旨は・・社会福祉にのみ
寄付金を使うべきであり
各都道府県の判断とは言え、
クルド人問題に使われているのは
いかがなものか・・
ということです。
また赤い羽根共同募金に関しては
その集め方にも問題があります。
赤い羽根共同募金は町内会費に含まれて
集金されている場合が多いようです。
私自身、金額の問題ではなく
共同募金であればそれぞれの判断で
行うべきところだと思っています。
それを町内会費として強制的に集めるのは
おかしい・・と以前から疑問に思っていました。
今住んでいる自治会も28年ほどの歴史で
比較的新しい方だと思いますが
当初は赤い羽根の募金は
回覧板とともにそれぞれの判断で
寄付する形だったと思います。
ところがいつの間にか強制的に
自治会費の中に組み込まれてしまって
各自が寄付の判断が出来ない・・
状態になっています。
自治会の決議で決めたこととは言え・・
このような集金の仕方を行政が黙認している
こと自体・・怪しさ満載ですね。
赤い羽根共同募金は昭和22年に始まった
わけですが、その集金方法については
色々と問題になってきました。
行政が設置する社協・共同募金会なのに
町内会に大半をあつめさせている市町村が
多い・・というのが問題です。
このような赤い羽根共同募金の集め方について
上高井郡小布施町の自治会では
強制→任意に変えてみた・・という報告も。
この自治会には65世帯が加入していて
自治会費からの天引きは、
役員の集金の負担を軽減するためだった・・
これに一部の役員が問題提起をして・・
その他の募金なども天引きをやめた・・ということです。
募金の強制は個人の思想・良心の自由を侵害する―
との裁判例などを取り上げた取材班の記事が
きっかけだった・・ということです。
住民税非課税世帯の人もいる・・
そもそも自治会がも金集めなんかする必要はない・・
などの意見もあるようですが
私は大賛成ですね。
そして集めた共同募金については赤い羽根に限らず
色々と不正な支出もあるようで
透明性がありません。
そもそも国の予算で様々な支援活動を行うべきで
自治会にプレッシャーを掛けて
善意の押し売りのような募金活動は
慎むべきだと・・思います。
寄付者の自発的な協力を基礎とする・・
という共同募金の趣旨から言えば
主催者側である県共同募金会が、
自らの組織で募金を集めるべき・・だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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