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昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「戻り道は迷わぬ」 86かいめ [2016/08/04 17:45]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「戻り道は迷わぬ」 86回目
「戻り道は迷わぬ」
一度失敗したことは二度と失敗しない、ということ。
失敗は誰でもありますね。
「俺ぁ、絶対に失敗しないタイプなんだぁ・・失敗するとエラク損するからな」
なんて、うそぶく人もたまにはいますが、口先だけでいつも損している人。
この言葉にはチョットひっかかることがあるんです。
車なんかで何年かぶりに目的地に行く場合、頭の中で地図が入っているつも..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「持てば殿様」 83回目 [2016/08/01 11:55]
「昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「持てば殿様」83回目
「持てば殿様」
以前どんなことをしていようとも金さえもっていれば、世間の人々から羨まれる、
という皮肉。
空き家だった大邸宅を改造して、素晴らしい邸宅に造り変えて、どんな人が住むのか
噂になつていました。
堂々恰幅のいい50代の紳士でした。家の中は立派な骨董品が数おおく並んでいまし
た。
近隣の人々、町内会の有名人など多数集めて盛大な大判振..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「燎原の火」 82回目 [2016/07/31 12:56]
「昔と昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「燎原(りょうげん)の火」82回目
「燎原(りょうげん)の火」
人の噂話、好きですねぇ。特に駄目な話とか浮気の話とかサギの話とか痴漢のこと、
いろんなネタが山のようにあって、ご婦人方三人よれば、1時間はすぐです。狙い撃
ちのポイントを絞ると、帰宅途中で知り合いに会うと、「その話」、聞いたほうが驚
き妙に楽し気になる。
次から次と「その話」はひろがります。悪くて怪しげな話、口づてにパッとひろがり
..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「」 [2016/07/30 11:14]
「昔と昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「胸に釘」 81回目
「胸に釘」
自分がいつも悩んでいる弱点、欠点などを他人から指摘されること。
他人は多少遠慮して、ずけずけとはいいません。
但し、会社の上司などずけずけといいますね。くやしい。
帰宅途中の電車の中で、「あのバカヤロー、ハゲヤロー・・・言いたい放題
、俺だって頑張ってんだけどナァーッ・・どうにも、この気の弱さ仕事に出るんだよ
な」と、ハゲ野郎の上司の言葉が胸に刺さって..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「昔とった杵柄(きねずか)」 80回目 [2016/07/29 11:22]
「昔と昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「昔とった杵柄」 80回目
「昔とった杵柄」
若い時に習いおぼえたことは年月を経ても忘れることなく腕前を発揮することができるということ。
若い時は元気一杯、親方にぶんなぐられ、「アリガトがんす」なんて言って仕事を
覚えたものです。どこを向いても、丁稚小僧だらけでした。「修行修行」と心の中で
叫びながら、蔭で涙をぬぐい、笑って元気をだしました。日本の作り物が伝統的に素
晴らしいものがあるのは、この丁稚時..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「」 [2016/07/28 11:57]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「矛盾」79回目
「矛盾」
前に言ったことと、あとで言ったことの辻褄があわないこと。
この言葉は古い言葉でヨーロッパや中国などでグルグル使い慣らされて、
日本に渡って来たのではないかと、私は想像しています。
世界中、どこでも盾と矛を使って戦っていた訳ですから、面白い話なんかも
出てきそうです。矛(ほこ)と盾(たて)を売る大道商人が
「お客さん、このカッコいい凄い盾を見て下さい。どんなにいい矛で突い..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「幽霊に浜風」 76回目 [2016/07/25 10:09]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「幽霊に浜風」 76回目
「幽霊に浜風」
ぐったりとして元気のないこと。
今、太宰 治の文庫本読んでいますが、あの人の文章の波が精神状態が普通以上の「元気溌剌」
としたものがまったくありません。書いている本人が普通状態暫くつづいて、すぐぐったりで、
甘い浜風の中で居眠りしている状態が続きます。世の中、頑張ったって仕様がないんだから、も
う書くのもヤーァメタというよ..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「弓折れ矢つき」 75回目 [2016/07/24 09:42]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「弓折れ矢つき」 75回目
「弓折れ矢つき」
この諺から、すぐ連想されるのは、あの武将達。織田信長、上杉謙信、武田信玄、今川義元、
松浦隆信、豊臣秀吉、徳川家康などなど。松浦は九州で対外貿易で儲け放題。
戦いました。「陣取り合戦」。「弓折れ矢つき」の敗軍、負けた武将と一族郎党、首きりと
か、切腹とか、残された家臣は路頭に迷ってどうしたらいいのかたいへんだったようです。
現代の日本では、40..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「用心に縄をかける」 74回目 [2016/07/23 13:28]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「用心に縄をかける」 74回目
<似たものとして・・転ばぬ先の杖>
用心の上にも用心を重ねる。
台所のガスは、戸閉まりは、玄関の鍵はすべてOK !!!
「では、出掛けましょう」家族で楽しい温泉旅行。
留守のこと、キチンとやった筈ですが、空き巣にやられました。
なぁーんてこと、よくありますね。
私も長いこと渋谷区で商店を経営していましたが、3回空き巣盗難にあいました。
店舗は夜間無人ですので、..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「累卵危し」 [2016/07/21 09:11]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「累卵の危(あやうし)」71回目
「累卵の危(るいらんのあやうし)」
卵を重ねたように、非常に危ないこと。
卵が縦に立つか立たないか、などなんか小学生の頃大騒ぎしたことがあります。誰か頭のいい奴が卵の底に接着剤をこっそりと塗っていたのです。大喝采で、マジシャンらしく片手でポーズを取り、他の者にすり替えた普通の卵を渡す。他の者、できませんでした。
卵は縦だって立つわけがない。横に重ねようたって..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「留守見舞いは間遠にせよ」69回目
[2016/07/18 10:32]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ
「留守見舞いは間遠にせよ」69回目
「留守見舞いは間遠にせよ」
主人が長く留守にしている家などには、しばしば訪ねないほうがよい。
世間の誤解を招くようなことはするな、という意味。
30代の美男美女の夫婦は他人から嫉妬されるほどの仲良しでした。夫の会社の仕事は多忙で、
3日や4日の出張は当たり前でした。美しい奥様、風邪をひいて寝込んでいました。夫は心配で..
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ「割れた茶碗をついで見る」 [2016/07/17 09:13]
昔からの面白い日本語の言葉のわざ・ことわざ 「割った茶碗をついで見る」 68回目
「割った茶碗をついで見る」
いまさらどうにもならないことを、未練がましくやってみること。
私も悔しいけれど、陶器ものは高価なものをよく破損するんです。
昨年の秋、浜松市の「骨董催事」に出店し無事終了して、4日ぶりに帰宅。翌日、車から商品積お
ろしの時、落下しました。8万円の九谷焼の時代ものの人物像です。
1年経っても、まだ捨てていませ..
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