2017年09月27日
おいしいチンゲン菜のとっても簡単な作り方
家庭菜園でチンゲン菜を育ててみたいと思ってはいませんか?
とても作りやすいので、初心者からベテランまで多くの人が作っている野菜です。
是非、美味しいチンゲン菜を収穫しましょう。
チンゲン菜の豆知識
チンゲン菜は中国原産のアブラナ科野菜で、中華料理でもお馴染みのお野菜ですね。
アブラナ科野菜の中では比較的夏の暑さにも強い部類ですが、夏場は虫が来るので栽培はおススメしません。
チンゲン菜を育てるのに最も適した季節は春と秋になります。
春の早い時期だと虫はほとんど来ませんが、秋植えの場合は虫が来るので、虫が嫌という方は防虫ネットで予防する必要があります。
種は早く収穫が出来るタイプのものと約50日で収穫出来るタイプのものがあります。
二つの違いは大きさです。
どちらもちゃんとした時に収穫をしないと、筋張ったくって美味しくなくなってしまうので、早く収穫するタイプのものは大きくしたいからと言って欲張らないようにしましょう。
必要な道具肥料
(1)有機肥料
チンゲン菜の栽培ではチッソが重視されます。
有機肥料では油かすがチッソの多い肥料ですが、これだけだと味を良くするリン酸がないため、おいしくなりません。
骨粉か鶏フンも加えます。
新鮮な米ぬかが手に入るのなら、ボカシ肥料を作りましょう。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(2)有機石灰
カキ殻やホタテの貝殻が原料のものを用意して下さい。
(3)堆肥
牛フン堆肥でも腐葉土でもお好きなほうを選んで下さい。
家庭菜園の片隅に積み重ねておいた雑草が土になっていたという場合はそれも堆肥なので、腐葉土代わりに使って大丈夫です。
(4)種
チンゲン菜は基本的に種を購入します。
(5)防虫ネット・アーチ型支柱
きれいなチンゲン菜を収穫したい方は必要です。
土作り
過去2,3年間にアブラナ科の野菜を植えたところには植えないようにしましょう。
連作障害といって病気になりやすかったり虫になりやすかったり成長しなかったりといった様々な弊害が起こることがあります。
くわしく知りたい方は家庭菜園で野菜が育たない!?もしかして連作障害かも?対策と原因は?の記事がおススメです。
土には堆肥・肥料・石灰を混ぜ込みます。
基本的には袋の表記を守っていれば大丈夫です。
少ない分には構わないので、とにかく多過ぎないことが大事です。
特に、長年野菜を育てている場所は前作の肥料が残っていることがあり、元肥えと前作の肥料で肥料過多状態になることもあります。
ボカシ肥料の場合は1平方メートル当たり1掴み程度。
有機肥料なので、しっかりと土と混ぜて下さい。
塊が少しでもあったらダメです。
アブラナ科以外の野菜を育てた畝がある場合は畝に堆肥・肥料。石灰を足して混ぜるだけでも大丈夫。
畝を使い回す場合や野菜を作って来た場所で作る場合は前作の肥料が残っていることがありますから、元肥えを少しにして様子を見ても構いません。
なお、ボカシ肥料を使う場合はすぐに植えつけてもいいですが、発酵させていない場合は1週間ほど何も植えずに置いて下さい。
未発酵のものは効き出すまでに時間が掛かるためです。
どうしても去年、アブラナ科を作ったところで作るしかないという人は堆肥をたくさん入れて、連作障害を軽減する資材を土にまいて下さい。
畝と植え方
畝に関してですが、約幅70cm 約高さ10cm のものを作ります。
溝を3列を作ります。
深さについては大体1センチほどで、そこに種を筋まきしていきます。
まき終わったら、土を被せて水をたっぷりとあげます。
間引き
最初の間引きは双葉の頃です。
だいたい4センチから5センチぐらいの感覚になるように間引いていきます。
その後本場が4枚から5枚くらいになったら、また間引きます。
間引いたものもおいしく食べることが出来ます。
追肥
追肥の方法は生ごみ堆肥の液肥があるならば、それを薄めてまくのがおススメ。
ボカシ肥料やその他の粉や粒の肥料を使う場合は根っこと葉っぱを傷つけないように筋状に肥料をまき、土と混ぜます。
有機肥料は動物に食べられることがあるので、しっかりと土と混ぜます。
成長が鈍いなと思ったら追肥をするタイミングですが、まずは数日間の天気を確認してく下さい。
曇りがちの日や寒い日が続いていた場合は寒さで肥料の吸収が鈍っているか寒さに耐えるために肥料を使っているので成長が鈍くなります。
このタイミングで追肥をしてしまうと、チンゲン菜が弱ってしまうので追肥は控えます。
その代わり木酢液かHB-101をまきましょう。
木酢酢は肥料の吸収促進する効果があるとされていますし、管理人の主観ですがHB-101は肥料吸収促進以外にも耐寒性を上げる効果があるように感じます。
病害虫対策
どうしても虫が来ます。
春の早い段階か冬に育てると、虫が来ずに綺麗なものを収穫することが出来ます。
ただし、まだまだ寒さが厳しい時期なので、成長が鈍くてやきもきすることもあります。
なお、チンゲン菜は寒さ自体には強いので、寒いことは大丈夫です。
早春と冬以外での栽培の虫予防は、地道に潰すか防虫ネットをかけるのが一番の対策になります。
肥料過多状態になると、アブラムシが来るので注意が必要です。
肥料過多になって、アブラムシがたかったら、木酢液かHB-101をまきます。
どちらでも効果は変わらないというのが管理人の見解ですが、どちらかが駄目だったらもう片方で様子を見ることも出来ます。
水やり
葉物野菜は葉っぱを柔らかく食べるためにもある程度の水が大切です。
定期的に水をあげましょう。
収穫
ちっちゃい種類ならば10cm から15cm に成長した時、普通の種類ならば20センチ前後に成長した時が収穫のサインです。
根っこを引き抜き、はさみか何かで根っこをちょん切って収穫完了です。
まとめ
チンゲン菜はとっても簡単に育てることが出来る野菜です。
虫に関してもキャベツほど悩むこともありませんから、虫食いでも平気という人は虫を見かけたら、潰す程度で大丈夫です。
間引きながら少しずつ食べることが出来ます。
あまり、長く畑で成長させると、筋ばっかりになるので、早めに収穫しましょう。
ただし、雨が少ない年は水やりをいくら頑張っても筋っぽいことがあります。
≪送料無料≫プロも愛用の人気植物活力液!全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」公式サイトへ。
植物本来の力を最大限に引き出せます。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6746698
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック