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2017年09月01日
猛暑の年に最適!家庭菜園での空芯菜の育て方
最近、空芯菜をスーパーで見かけることも多いと思います。
美味しいので、育ててみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
結構、手間が掛かりますが、おいしいので是非育ててみましょう。
空芯菜の基本情報
空芯菜は中国野菜の1つです。
ヒルガオ科で、仲間の野菜にサツマイモがいます。
ただ、こちらはお芋にはなりません。
エンサイ、アサガオ菜、エンツァイなどという別名もあります。
原産地は東南アジア。
暑さと水が大好きですが、寒さにはめっぽう弱いです。
10℃以下になると枯れてしまいます。
空芯菜を育てるのに必要な道具
(1)種
基本種で育てます。
(2)有機肥料
リン酸やカリウムも大切ですが、チッソが重視される野菜です。
チッソが多い肥料は油かすですが、チッソ以外の成分が少ないので、収穫した野菜にうまみが少ないという欠点があります。
味を良くする骨粉か鶏フンを足しましょう。
新鮮な米ぬかが手に入るのなら、上記の肥料と米ぬかを発酵させたボカシ肥料が虫湧きを抑え、肥料宮を早くするのでおススメです。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(3)有機石灰
牡蠣殻やホタテ貝殻を原料にしたものです。
(4)堆肥
牛フン堆肥でも腐葉土でも、土と化した元雑草でも構いません。
土作り
肥料・石灰・堆肥を袋の表記を守ってまきます。
表示が良く分からないという場合を肥料と石灰は1平方メートル辺り1掴みまきます。
ボカシ肥料も1平方メートル1掴みです。
堆肥は1平方メートル2キロです。
去年、野菜を作った畝がある場合はきれいに壊さずに、その畝に堆肥や肥料、石灰をまいて使い回して構いません。
毎年、野菜を作っている場所などは前作の肥料が残っていて、土作りの時に施した肥料と合わさって肥料過多になる可能性があるので、肥料は半分ほどにして様子を見ても構いません。
畝作りと種まき
気温が10℃以下になると枯れるので、15℃くらいの時に植えましょう。
幅80cm、高さ10cmの畝を作り、2列から3列で10cm間隔で、1cmほどの深さの所に1粒から2粒を植えていきます。
植え終わったら、水をたっぷりとまいて下さい。
発芽するまで、土の表面が乾かないように水をあげます。
追肥・水やり
暑い時期ならどんどん成長し、どんどん水と肥料が必要になります。
2週間に1度、肥料を空芯菜を傷つけないように薄く広く畝にまき、土と混ぜるようにしましょう。
肥料過多になり過ぎると、エグミが強くなってしまうので注意して下さい。
水が大好きなので、最低でも週に3回は水をあげましょう。
その後の管理と収穫
20cmほどになったら、茎をハサミで切って収穫です。
また新しい茎が生えてくるので、それをまた収穫して下さい。
草の中でも育ちますが、日光が大好きなので草を定期的に取りましょう。
暑い中での作業となるので、しっかりと暑さに対策をして下さい。
まとめ
空芯菜は特に猛暑の年にはすっごく元気よく育ってくれる野菜で、肥料過多にならない限り、虫の被害や病気もありません。
ただし、冷夏の年には不調なので弱りやすくなります。
基本的に肥料と水をやって、草を取って、収穫をすればいいだけ。
暑い中の水やりや追肥、草取りは体がバテそうになりますが、育てやすい部類になります。
是非、ご家庭でおいしい空芯菜を味わってみて下さい。