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2017年11月02日
ビックリ!人参を抜いてみたら、細い根がビッチリ!何故?【家庭菜園】
管理人は人参を抜いてみたら、細い根がビッチリ生えていて驚いたことがあります。
同じような経験をされた方はいませんか?
皮をむいて食べるので気にしなくてもいいのですが、どうしてなのか気になっていたら、最近、思い当たるフシがあったのでまとめます。
細い根がビッチリ出た原因はリン酸
リン酸は植物栽培に欠かせない栄養素の1つで、植物の花を咲かせたり、実付きをよくする、味を良くする、根の発根を助けるといった効果があります。
恐らくですが、人参はリン酸をたくさん吸った結果、根の発根が促進されたと考えるのが妥当です。
リン酸が含まれている有機肥料は鶏フンと米ぬかになります。
これを多く使っている場合、土の中に豊富にリン酸があるので、人参の発根がよくなりやすいのでしょう。
管理人は鶏フンと米ぬか主体の肥料を使っていて、リン酸がすごく畑に補給されています。
原因があるとすれば、これ以外に考えられません。
なお、土の中にある程度の菌がいないと、リン酸は吸収され辛くなります。
そういう意味でもたくさんの根があるということは土が健康な証といえるのではないでしょうか?
ビッチリ根が少なくなるように育てるためには?
とりあえず、通常よりもリン酸肥料が多過ぎたことが原因なので、翌年からはリン酸肥料を適正な量にすると良いはず。
量とかきちんと測るのが面倒くさいという場合は、ざっくりとリン酸系の肥料を半分くらいにしてみてもいいと思います。
ただし、あくまでもリン酸系の肥料を半分であり、全部の肥料をざっくり半分という意味ではないので気をつけましょう。
毎年、有機肥料で何かしらの野菜を育てているのなら、肥料成分が土にある可能性もあるので、肥料がなくても育つ可能性はあります。
まとめ
人参に細かい根っこがビッチリついているのは、土の中にリン酸が多くて、リン酸を吸収する助けをする菌が活発に働いているお陰です。
リン酸が吸収されているということは味もいい可能性が高いです。
皮ごと食べたいという人には厳しいとは思うのですが、皮をむけば普通の人参です。
少し、見た目は悪いですが、出来る限りおいしく料理をして食べてあげましょう。
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