2022年06月15日
漢字の小噺G 〜漢字と色〜
赤と紅は同じ意味だと思いますか?違うと思いますか?
これまで、「虫」と「蟲」や漢字の性別の話など、同じ漢字どうしの意味やニュアンスの違いを紹介してきましたが、今回は色をテーマに見ていきたいと思います!
例えば、”あか”色という漢字。
身近に見る字でも「赤」や「紅」、「朱」などが思い浮かぶと思います。
でも実は”あか”という漢字はまだまだ存在するんです!
漢字ペディアで検索すると、”あか”という漢字は他に、「緋」、「丹」、「赭」、「赬」、「絳」などが出てきます。
そして、これらの漢字はすべてニュアンスが違います。
普段一番使っている「赤」は中くらいのあかいろを表しているのに対し、
「紅」は桃色ががったうすあかいろを表します。
「朱」は反対に濃い赤色を表しています。
こういったものを同訓意義字と言い、身近にもたくさんあふれています。
「聞く」と「聴く」は使い分けられますか?
同じ漢字でも意味ごとに使い分けられるようになるとかっこいいですよね!
同訓意義字に着目するとたくさんの発見があります。
このテーマは個人的に好きなので今後も紹介したいと思います!
今日の漢字クイズ!
黝い
(前回の答え:あげまき)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11337271
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック