2022年07月15日
漢字の小噺I 〜苗字の漢字〜
「一」さんという苗字をしっていますか?
「二」さんや「十」さんといった苗字もあります。
こういった変わった苗字の人って時々いますよね。
これらの苗字には面白い由来が隠されているんです。
「一」さんは(にのまえ)さんと読みます。
読みを聞いてなんとなくわかったかもしれませんね。
一という数字は二の前の数字です。したがって二の前(にのまえ)となりました。
では「二」さんは?
「二」さんは(したなが)さんと読みます。
そうです。下の棒が長いため(したなが)さんです。
これは漢字のフォルムありきでつけられていますよね。
「十」さんにもまた違った由来があります。
「十」さんは(つなし)さんと読みます。
この苗字には日本語の面白さが見えます。
物を数えるときに一つ、二つと数えていって十にだけ”つ”がつかないですよね。
”つ”がつかないから(つなし)となったんです。
他にも、春に着物の綿を抜くため「四月一日(わたぬき)」さん、
秋がないから「春夏冬(空きなし)」さんとなった苗字もあります。
みなさんの周りには変わった苗字の人はいますか?
その人にも面白い由来があるかもしれませんね。
今日の漢字クイズ!
虱
(前回の答え:もく)
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