舞台と映画とイケメン日記

京王線千歳烏山駅から徒歩8分、個人的に京王沿線のケーキ屋さんのなかでは最も美味しいと思っているパティスリー『La Vieille France(ラ・ヴィエイユ・フランス)』にてお茶の日でした。
JOSHI＋などでも紹介されていますが、場所が場所なので（笑）混雑もなし。それでもお客さんはひっきりなしに訪れます。

繊細かつ複雑な味で、生クリームの代わりにフルーツやチョコレートをふんだんに使った美しいケーキは、食べる前に写真に残さないのがもったいないレベルです。小ぶりな分、値段もお手頃なのも嬉しい。

写真のケーキ3つと紅茶2人分でピッタリ2000円でしたから。




左から、プールオショコラ、タルト・オ・パンプルムース、ジョルジュサンドです。

ジョルジュサンドは濃厚なクランベリーとチョコレートガナッシュの組み合わせ。
大人の味と見た目で男性が好きな印象。

初体験（そもそも2014年夏の新商品）のプールオショコラは、まん丸の巨大トリュフチョコ。ネットリしたチョコレートとこれまたネットリしたイチジクが中に入っています。チョコとイチジクのネットリ具合や舌触りが完全に同化していて、イチジクのプチプチを噛むまで何なのか気付きませんでした。イチジクの凶悪な甘さ（←じつはイチジク苦手）も、ガナッシュと一緒に食べたら相乗効果でこんなに美味しいんだ〜と感動。1つ280円というのもまた素敵。

で、今回最も感動的だったのがタルト・オ・パンプルムース。
見た目は、ピンクとイエローのグレープフルーツの縞模様が可愛い。その下には淡いグリーンのピスタチオクリームが隠れていて、コアントロー（たぶん）の香りで全体がまとまっています。
グレープフルーツ×ピスタチオ×バターたっぷりタルト生地の組みあわせに一切の違和感がなくて、一口を口に運んで飲み込むまでに3回くらい新しい美味しさが味わえる感じ？

ケーキでこんなに感動したのは西荻窪グレースの苺タルト以来です。
行ったのが夕方だったから、ショーケースの残りも少なかったのですが、そこでタルト・オ・パンプルムースを選んだ自分を褒めてあげたいです。

焼き菓子やコンフィチュールも豊富なので夏休みの帰省土産はLa Vieille Franceの詰め合わせにしようかな・・・。