2012年10月27日
これからの季節は子供の頃を思い出します
これからの季節は子供の頃を思い出します
十月・十一月・十二月そして正月・二月・三月と子供の頃は毎月が楽しみでした。
十月はもちろん「ハロウィーン」。
カトリック教会では11月1日を諸聖人の日(万聖節)として祝いますが、その前日の10月31日がハロウィーンになります。
最近は日本でも流行っているらしいので、皆様ももちろんご存知の事だと思います。
これはカトリック教会・イギリス国教会(聖公会)でもプロテスタント教会の行事でもありません。
元々はイギリスの先住民のケルト人の収穫感謝祭の祝いだったらしいです。
ケルト人は独特なキリスト教を持ち、そのままカトリック教会へ改宗しました。
そのような経緯から彼ら独自のお祝い(お祭り)が、諸聖人の日の前日の行事として世界に拡散していったものと思われます。
さて、私の幼児時期、そのハロウィーンは一番の楽しみの日でした。
その日は悪戯をしても怒られず、悪戯の引き換えにお菓子を貰えるからです。
頭からシーツ(古くなったシーツ)を被り、目の部分を開けてゴースト(幽霊)の格好をして、街中を「トリック・オア・トリート」と騒ぎながら走り回っていました。
そして家に押し入ると「トリック・オア・トリート」と騒ぎ、お菓子の袋を貰って駆け出していたものです。
今になって考えると、アメリカ人のミッショナリーが予めそれぞれの家にお菓子を配っていて、そうとも知らずに騒いではお菓子を貰っていたのか?と思ってしまいました。
そうそう、走り出す前に、ジャック・ランタンの前で「かぼちゃ大王」の英語の歌を歌って気勢を上げ、それから街中に繰り出していたのを記憶しています。
この時は多分・・・岩国からの海兵隊員も来ていたと思います。
真っ先に血祭りになったのが彼らですが、正確に英語を話せないと絶対にお菓子を貰えません。
そして子供の私には、悪戯を仕掛けても力では彼らに絶対に敵わなかったので、何とかお菓子をせしめようと必死になって英語でおしゃべりをしていました。
蛇足ながら、カトリック教会では11月1日「諸聖人の日」の次の日11月2日が「死者の日」と云って、仏教では「お盆」に相当する日になります。この日にカトリック教徒はお墓参りをする習慣です。因みにロシア正教から布教されて出来た日本正教は、日本の習慣に合わせて8月15日を「死者の日」としているそうです。
十一月・・・。それは11月の第4木曜日・・・・。そうです!「Thanksgiving Day(感謝祭)」です。
日本国内では七面鳥が手に入らないので、鶏の丸焼き・もしくは丸揚げを思いっきり食べる事が出来ました。
丸亀では「骨付き鳥」が有名ですが、もしかしたらアメリカ人のミッショナリーが料理していた方法を参考にして骨付き鳥を始めたのかな?と思っています。
そして食事の後の最大の楽しみが、鳥の肋骨を一本ずつ持って、U字形の骨をお互いに絡み合うようにして骨の端っこを引っ張り合います。
骨が折れたほうが負け!子供の時には、この遊びが本当に楽しく、今も思い出に残っています。
十二月は・・・当然の様にクリスマスですよね!
寝る前にベッドの端で跪いてお祈りをするのにも、いつもより力が入ってしまいます。
ベッドの横に吊り下げている靴下・・・・そればかりが気になってお祈りが終わりませんでした。
それなのにベッドに入ってしまうと・・・・翌朝までぐっすりと。
朝になって目が覚めたときの喜びは・・・皆様も良く体験なさっておられる事と思います。
正月・・・。
日本人ですから、「お年玉」が最大の関心事!!
そして我が家で催す「カルタ大会」。
近所の子供たちや青年たちも集って、父が詠む百人一首の短歌に集中していました。
それから讃岐の国独特の「白味噌仕立ての餡入り餅の雑煮」。(田舎では醤油仕立ての雑煮もあるらしいですが・・。)
そして畳三畳ほどの大きさの凧揚げ・・・。
杭に凧の糸を括り付けていないと人間が持って行かれそうになります。実際に子供の私は20mほど引っ張られた事がありました。
二月は・・・。
女の子から貰えるチョコレート!
幼い頃から米国風にレディーファーストを教え込まれていたので、女子には優しくしていた関係でとても人気者でした。逆に男子からは目の敵に・・・。
三月にお返しは?・・・していなかったように・・・・。
蛇足ながら今も嫁ハンが車に乗る時はドアを開けますし、色んなところではエスコートしています。
三月は・・・。
やはり日本人ですから、お雛様の節句にお呼ばれ・・・。
何故かいつもより緊張して女の子の家に呼ばれたのを記憶しています。
四月は私の誕生月で、他には丸亀城での花見。
五月は男の子の節句。
考えてみると子供の頃は毎月が楽しい事ばかりの生活でした。
十月・十一月・十二月そして正月・二月・三月と子供の頃は毎月が楽しみでした。
十月はもちろん「ハロウィーン」。
カトリック教会では11月1日を諸聖人の日(万聖節)として祝いますが、その前日の10月31日がハロウィーンになります。
最近は日本でも流行っているらしいので、皆様ももちろんご存知の事だと思います。
これはカトリック教会・イギリス国教会(聖公会)でもプロテスタント教会の行事でもありません。
元々はイギリスの先住民のケルト人の収穫感謝祭の祝いだったらしいです。
ケルト人は独特なキリスト教を持ち、そのままカトリック教会へ改宗しました。
そのような経緯から彼ら独自のお祝い(お祭り)が、諸聖人の日の前日の行事として世界に拡散していったものと思われます。
さて、私の幼児時期、そのハロウィーンは一番の楽しみの日でした。
その日は悪戯をしても怒られず、悪戯の引き換えにお菓子を貰えるからです。
頭からシーツ(古くなったシーツ)を被り、目の部分を開けてゴースト(幽霊)の格好をして、街中を「トリック・オア・トリート」と騒ぎながら走り回っていました。
そして家に押し入ると「トリック・オア・トリート」と騒ぎ、お菓子の袋を貰って駆け出していたものです。
今になって考えると、アメリカ人のミッショナリーが予めそれぞれの家にお菓子を配っていて、そうとも知らずに騒いではお菓子を貰っていたのか?と思ってしまいました。
そうそう、走り出す前に、ジャック・ランタンの前で「かぼちゃ大王」の英語の歌を歌って気勢を上げ、それから街中に繰り出していたのを記憶しています。
この時は多分・・・岩国からの海兵隊員も来ていたと思います。
真っ先に血祭りになったのが彼らですが、正確に英語を話せないと絶対にお菓子を貰えません。
そして子供の私には、悪戯を仕掛けても力では彼らに絶対に敵わなかったので、何とかお菓子をせしめようと必死になって英語でおしゃべりをしていました。
蛇足ながら、カトリック教会では11月1日「諸聖人の日」の次の日11月2日が「死者の日」と云って、仏教では「お盆」に相当する日になります。この日にカトリック教徒はお墓参りをする習慣です。因みにロシア正教から布教されて出来た日本正教は、日本の習慣に合わせて8月15日を「死者の日」としているそうです。
十一月・・・。それは11月の第4木曜日・・・・。そうです!「Thanksgiving Day(感謝祭)」です。
日本国内では七面鳥が手に入らないので、鶏の丸焼き・もしくは丸揚げを思いっきり食べる事が出来ました。
丸亀では「骨付き鳥」が有名ですが、もしかしたらアメリカ人のミッショナリーが料理していた方法を参考にして骨付き鳥を始めたのかな?と思っています。
そして食事の後の最大の楽しみが、鳥の肋骨を一本ずつ持って、U字形の骨をお互いに絡み合うようにして骨の端っこを引っ張り合います。
骨が折れたほうが負け!子供の時には、この遊びが本当に楽しく、今も思い出に残っています。
十二月は・・・当然の様にクリスマスですよね!
寝る前にベッドの端で跪いてお祈りをするのにも、いつもより力が入ってしまいます。
ベッドの横に吊り下げている靴下・・・・そればかりが気になってお祈りが終わりませんでした。
それなのにベッドに入ってしまうと・・・・翌朝までぐっすりと。
朝になって目が覚めたときの喜びは・・・皆様も良く体験なさっておられる事と思います。
正月・・・。
日本人ですから、「お年玉」が最大の関心事!!
そして我が家で催す「カルタ大会」。
近所の子供たちや青年たちも集って、父が詠む百人一首の短歌に集中していました。
それから讃岐の国独特の「白味噌仕立ての餡入り餅の雑煮」。(田舎では醤油仕立ての雑煮もあるらしいですが・・。)
そして畳三畳ほどの大きさの凧揚げ・・・。
杭に凧の糸を括り付けていないと人間が持って行かれそうになります。実際に子供の私は20mほど引っ張られた事がありました。
二月は・・・。
女の子から貰えるチョコレート!
幼い頃から米国風にレディーファーストを教え込まれていたので、女子には優しくしていた関係でとても人気者でした。逆に男子からは目の敵に・・・。
三月にお返しは?・・・していなかったように・・・・。
蛇足ながら今も嫁ハンが車に乗る時はドアを開けますし、色んなところではエスコートしています。
三月は・・・。
やはり日本人ですから、お雛様の節句にお呼ばれ・・・。
何故かいつもより緊張して女の子の家に呼ばれたのを記憶しています。
四月は私の誕生月で、他には丸亀城での花見。
五月は男の子の節句。
考えてみると子供の頃は毎月が楽しい事ばかりの生活でした。
【ひとりごとの最新記事】
投稿者:亀山 築城 (かめやま ちくせい)|10:19|ひとりごと
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