2011年03月20日
個人的に大好きなグルッポ(グループ)
個人的に大好きなグルッポ(グループ)
東北・関東大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しております。
被災なされた方々には、救援の手が一刻も早く差し伸べられ、復旧が進みますように。
暫く更新休止していたこのページを復活させて戴きます。
こんな時こそ、音楽で心を癒されたらと思います。
今回、ご紹介するのは「ロス・カルチャキス」と云うグルッポ(グループ)です。
彼らは所謂白人ばかりのグルッポですが、インディオやメスチーソ(白人とインディオの混血の男性)のコンフントより土臭い演奏をして呉れます。
まだ捜しきれないのですが、古代中国の曲と云われても信じられるようなインカの曲を演奏しています。
それでは「ロス・カルチャキス」の曲をお聴き下さい。
El condor pasa - La tinya - Los Calchakis
このページをこれまで御覧の方々は、ご存じの「コンドルは飛んで行く」です。
私はこの土臭い演奏がとても好きで、良く聴いています。勿論「ロス・インカス」も大好きですが・・・。
「ラ・ティンヤ」と云う曲が続きます。曲の形式はパッサカージェと云う形式で、行進などに使われる曲です。
"SONKOYMAN" - LOS CALCHAKIS
題名は「ソンコイマン=私の心に」ケチュア語の題名です。
「コンドルは飛んで行く」、「土の瓶」と同じくとても大好きな曲です。
ケーナとケナーチョなどによる演奏ですが、私はタルカ(アナタ)と云う、木で出来た「リコーダー」に似た素朴な笛の演奏が好きです。
Gracias A La Vida - Los Calchakis
「人生よありがとう」
メルセデス・ソーサやクリスチーナとウーゴが歌っていますので、何回かお聴きになられた事が有ると思います。
Alborozo Coya-El Pajarillo - Los Calchakis
「コージャ族のばか騒ぎ」or「コージャ族のお祭り」
これはこれから戦いに行くキャンプの朝の騒ぎを描いた曲です。
一曲の中に四種類(ヤラビ・バイレシート・カルナバリート・クエッカ)もの演奏形式が含まれていて、典型的なインカの曲になります。
「パジャリーリョ」と云う曲が続きます。
Motivos andinos - Los Calchakis
「アンデスの旋律集」
アンデスに伝わる旋律のメドレーです。古典的な形式ばかりで興味深い旋律集になります。
CHARANGUITO (FLAUTAS INDIAS) - LOS CALCHAKIS
「チャランギート」
チャランゴとFLAUTAS INDIAS(インディオの笛)との競演の曲です。他にギターとマラカスやボンボなども加わって賑やかなインカの祭りを感じさせる曲になっています。
インディオやメスティーソでない彼らが、ここまで土臭く演奏出来るのは、それだけインカの音楽を愛しているのだと思いますが、如何でしょうか?
CHARANGUITO - LOS CALCHAKIS
「チャランギート」
同じ曲ですが、演奏風景が流れています。ちょっと演奏が違いますが・・・。
みんなお爺さんになって・・・・。考えてみると私が高校生の頃でしたから、今から40年も前に彼らの演奏を聴いているのです。私も歳をとったのだと実感しています。
El Centinela - Los Calchakis
「衛兵」
ここで云う衛兵はイギリス王室やバチカンの衛兵と全然イメージが違います。
賑やかな様子をお聴き下さい。
Lejana Purmamarca - Los Calchakis
「遠きプルママルカ」
これも古きインカを彷彿とさせる曲の一つです。
Crepusculo Costeno - Los Calchakis
「沿岸の薄明かり」
漁民が船に乗って漁に出掛ける様子を描いた曲だと思います。
Rondador - Los Calchakis
「ロンダロール」
以前に私が所有しているロンダロールの写真で説明致しておりますが、シーク(Sicu)はアイマラ語で、ケチュア語では「アンタラ」、スペイン語で「サンポーニャ」の仲間で、エクアドルのロンダロールの音色が聴けます。シークなどと違って、音階が不揃いで、どうしてこんな配列にしたのか不思議に思っています。とても吹きにくい笛です。
Misterio de los Andes - Los Calchakis
「アンデスの神秘」
インカ文明とそれ以前のプレ・インカ文明には、不思議な遺物が多くあります。
それらの考古学的な物を思わせる旋律です。
El Aguilucho - Los Calchakis
「鷲の子」
コンドルでないの?と思うのですが・・・。
コメントが難しいので、今回は沈黙します。
San Benito - Los Calchakis
「聖ベニート」
お祭りの曲です。カトリックの聖人である聖ベニートの祝日で、賑やかに楽しんでいる風景を描いています。
最後に私の大好きな曲をお聴き下さい。
La vasija de barro - Los Calchakis
「土の瓶」上記のスペイン語を直訳すると「泥の船」になります。
間違った翻訳になると思いますが、曲の歌の内容は:
私が死んだら土の瓶に入れて下さい。
冷たい土の中に・・・。
先祖達もそうしたように土の瓶に入れて下さい。
実は私が死んだ時に是非この曲を流して欲しいと思って居ます。
如何でしたか?南米のアンデスの民俗音楽の音色は?
宜しければ、これまでの民俗音楽のご案内を一つに纏めたホームページを作成致しております。
下記のリンクよりお越し下さい。
民俗音楽へのお誘い
東北・関東大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しております。
被災なされた方々には、救援の手が一刻も早く差し伸べられ、復旧が進みますように。
暫く更新休止していたこのページを復活させて戴きます。
こんな時こそ、音楽で心を癒されたらと思います。
今回、ご紹介するのは「ロス・カルチャキス」と云うグルッポ(グループ)です。
彼らは所謂白人ばかりのグルッポですが、インディオやメスチーソ(白人とインディオの混血の男性)のコンフントより土臭い演奏をして呉れます。
まだ捜しきれないのですが、古代中国の曲と云われても信じられるようなインカの曲を演奏しています。
それでは「ロス・カルチャキス」の曲をお聴き下さい。
El condor pasa - La tinya - Los Calchakis
このページをこれまで御覧の方々は、ご存じの「コンドルは飛んで行く」です。
私はこの土臭い演奏がとても好きで、良く聴いています。勿論「ロス・インカス」も大好きですが・・・。
「ラ・ティンヤ」と云う曲が続きます。曲の形式はパッサカージェと云う形式で、行進などに使われる曲です。
"SONKOYMAN" - LOS CALCHAKIS
題名は「ソンコイマン=私の心に」ケチュア語の題名です。
「コンドルは飛んで行く」、「土の瓶」と同じくとても大好きな曲です。
ケーナとケナーチョなどによる演奏ですが、私はタルカ(アナタ)と云う、木で出来た「リコーダー」に似た素朴な笛の演奏が好きです。
Gracias A La Vida - Los Calchakis
「人生よありがとう」
メルセデス・ソーサやクリスチーナとウーゴが歌っていますので、何回かお聴きになられた事が有ると思います。
Alborozo Coya-El Pajarillo - Los Calchakis
「コージャ族のばか騒ぎ」or「コージャ族のお祭り」
これはこれから戦いに行くキャンプの朝の騒ぎを描いた曲です。
一曲の中に四種類(ヤラビ・バイレシート・カルナバリート・クエッカ)もの演奏形式が含まれていて、典型的なインカの曲になります。
「パジャリーリョ」と云う曲が続きます。
Motivos andinos - Los Calchakis
「アンデスの旋律集」
アンデスに伝わる旋律のメドレーです。古典的な形式ばかりで興味深い旋律集になります。
CHARANGUITO (FLAUTAS INDIAS) - LOS CALCHAKIS
「チャランギート」
チャランゴとFLAUTAS INDIAS(インディオの笛)との競演の曲です。他にギターとマラカスやボンボなども加わって賑やかなインカの祭りを感じさせる曲になっています。
インディオやメスティーソでない彼らが、ここまで土臭く演奏出来るのは、それだけインカの音楽を愛しているのだと思いますが、如何でしょうか?
CHARANGUITO - LOS CALCHAKIS
「チャランギート」
同じ曲ですが、演奏風景が流れています。ちょっと演奏が違いますが・・・。
みんなお爺さんになって・・・・。考えてみると私が高校生の頃でしたから、今から40年も前に彼らの演奏を聴いているのです。私も歳をとったのだと実感しています。
El Centinela - Los Calchakis
「衛兵」
ここで云う衛兵はイギリス王室やバチカンの衛兵と全然イメージが違います。
賑やかな様子をお聴き下さい。
Lejana Purmamarca - Los Calchakis
「遠きプルママルカ」
これも古きインカを彷彿とさせる曲の一つです。
Crepusculo Costeno - Los Calchakis
「沿岸の薄明かり」
漁民が船に乗って漁に出掛ける様子を描いた曲だと思います。
Rondador - Los Calchakis
「ロンダロール」
以前に私が所有しているロンダロールの写真で説明致しておりますが、シーク(Sicu)はアイマラ語で、ケチュア語では「アンタラ」、スペイン語で「サンポーニャ」の仲間で、エクアドルのロンダロールの音色が聴けます。シークなどと違って、音階が不揃いで、どうしてこんな配列にしたのか不思議に思っています。とても吹きにくい笛です。
Misterio de los Andes - Los Calchakis
「アンデスの神秘」
インカ文明とそれ以前のプレ・インカ文明には、不思議な遺物が多くあります。
それらの考古学的な物を思わせる旋律です。
El Aguilucho - Los Calchakis
「鷲の子」
コンドルでないの?と思うのですが・・・。
コメントが難しいので、今回は沈黙します。
San Benito - Los Calchakis
「聖ベニート」
お祭りの曲です。カトリックの聖人である聖ベニートの祝日で、賑やかに楽しんでいる風景を描いています。
最後に私の大好きな曲をお聴き下さい。
La vasija de barro - Los Calchakis
「土の瓶」上記のスペイン語を直訳すると「泥の船」になります。
間違った翻訳になると思いますが、曲の歌の内容は:
私が死んだら土の瓶に入れて下さい。
冷たい土の中に・・・。
先祖達もそうしたように土の瓶に入れて下さい。
実は私が死んだ時に是非この曲を流して欲しいと思って居ます。
如何でしたか?南米のアンデスの民俗音楽の音色は?
宜しければ、これまでの民俗音楽のご案内を一つに纏めたホームページを作成致しております。
下記のリンクよりお越し下さい。
民俗音楽へのお誘い
【音楽研究についての最新記事】
投稿者:亀山 築城 (かめやま ちくせい)|20:00|音楽研究について
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