バリ島の民俗音楽 ガムランをご紹介致します。
ガムラン熱が収まりません。
今回はガムラン楽器の演奏がよく判る映像を出来るだけ選ぶように致しました。
無粋な説明は出来るだけ避け、必要最低限の説明に留めようと思って居ます。
Bali - Gamelan Angklung Musik
最初に踊りの直後に映っている中央が高くなっている壺型の金属性の楽器が、ゴングと呼びます。これは台の上に8個から11個くらいのゴングを並べて演奏します。一人で演奏するのを「トロンポロン」、4人で演奏するのを「レヨン」と呼びます。
次に映っているのが、箱の両端に金色の飾りが付いた楽器が「グンデル」です。これは前回説明致しておりますので、今回は省きます。
演奏の途中で笛の演奏が始まります。「スリン」と云う名の笛です。
タイトルの「Gamelan Angklung Musik=ガムラン・アンクルン・音楽」は、古来のバリの演奏形式を指しますが、アンクルンは竹製の楽器の名前です。この映像の終わり頃に登場する多人数での演奏がアンクルンです。それぞれ発音機構と共鳴胴部分を持った竹製の楽器で、この様に演奏する為には、各音階のアンクルンを多人数で、楽器を揺らす事で演奏します。
Gamelan gong kebyar
この映像はゴングの演奏映像が良く映っていますのでご覧下さい。
先の映像で説明致しましたゴングで、四人で演奏しているタイプの楽器ですから「レヨン」になります。この様に和音奏の演奏になります。
Balinese Gamelan Music
バリらしい演奏風景ですね?誰かが夕方に演奏始めると、次第にどこからともなく村人が集まって来て、自分のパートの楽器の演奏を始めます。ノンビリとした生活の中の楽しみになっているのだと思います。子供の声や、犬の吠える声も混ざって独特な感じがしませんか?
今回の映像はグンデルが良く映っていますので、その説明を。
この楽器は大中小と三種類の楽器になっています。小さいのが「プニャチャ」、中くらいの大きさの楽器が「ジュブラ」、そして一番大きいのが「ジュゴガン」と呼びます。このグンデルは基本的に調律をずらした二個の楽器が一組として演奏されています。
今回はここまでに致します。出来れば次回も更新させて戴きますので、お楽しみに。
下記の私のHPに、前回の音楽データも纏めて記載致しております。
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世界の民俗音楽のご案内ページを更新致しました。今回は神秘の島「バリ島のガムラン音楽」です。
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