2010年10月05日
ネウマ譜について
ネウマ譜について
今日はネウマ譜の楽譜で中心的に使われるラテン語について説明を致します。
ご興味の無い方は、この記事の一番下のリンクから、楽曲をお聞き下さい。
ラテン語は、我々日本人の漢字に相当するような言語で、漢字文化圏に属する我々が漢字を音読みと訓読みをしているように、ヨーロッパ諸国でも使用されていました。
つまり、漢字本来の発音に従ったのが音読みで、我らの「やまとことば」に漢字の意味に合わせたのが訓読みです。
以下にラテン語とそれに対応する英語を書き記します。
ラテン語: 英語 日本語
Kalendarium Romanum Roman Calendar ローマ暦
Januarius January 一月
Februarius February 二月
Martius March 三月
Aprilis April 四月
Maius May 五月
Junius June 六月
Julius July 七月
Augustus August 八月
September September 九月
October October 十月
November November 十一月
December December 十二月
Tabella Festorum Mobilium
Movement Holiday Table
移動祝日表
如何ですか?月名は途中までは確かに違うなぁと思われたと思います。しかし、途中からは同じスペルになっていますね?
それから、移動祝日表などは、祝日がFestorum(フェストルム)とHolidayと、ぜんぜん違った単語になっている事に気が付かれたと思います。本来はFeastとラテン語由来の単語も有りますが、このように我々の音読みと訓読み、そして自分達固有の単語に移行してしまうケースもあります。
以上のように、ヨーロッパ各国はラテン語文化圏で、各国の民族性とのバランスの上で、自分達の文化を築き上げております。
ネウマ譜も西洋音楽の基礎として、上記のような音楽基礎としての重要な役割を持っていましたが、バロック期以降次第に使われなくなり、現在に至っています。
さて今日は何を聴いて頂いたら宜しいでしょう?
今月はハローウィン・・・・。「死者の日」の典礼が有る月ですね?
Omnium Fidelium Defunctorum Missae Pro Defunctis から 「Dies irae ディエス・イレ=怒りの日」を聴いて頂きたいと思います。
「Dies irae 」は皆様がご存知の様に、ルネッサンス期音楽から多くの名曲が作曲されています。
ルネッサンス後期のジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(パレストリーナ村のジョヴァンニ・ピエルルイージ)のレクイエムでも美しい曲が作られていますね?
クラシックまで続くこの「Dies irae 」は、下記のCanto(カント=歌)がその原点です。
お聴き下さい。
Dies irae
今日はネウマ譜の楽譜で中心的に使われるラテン語について説明を致します。
ご興味の無い方は、この記事の一番下のリンクから、楽曲をお聞き下さい。
ラテン語は、我々日本人の漢字に相当するような言語で、漢字文化圏に属する我々が漢字を音読みと訓読みをしているように、ヨーロッパ諸国でも使用されていました。
つまり、漢字本来の発音に従ったのが音読みで、我らの「やまとことば」に漢字の意味に合わせたのが訓読みです。
以下にラテン語とそれに対応する英語を書き記します。
ラテン語: 英語 日本語
Kalendarium Romanum Roman Calendar ローマ暦
Januarius January 一月
Februarius February 二月
Martius March 三月
Aprilis April 四月
Maius May 五月
Junius June 六月
Julius July 七月
Augustus August 八月
September September 九月
October October 十月
November November 十一月
December December 十二月
Tabella Festorum Mobilium
Movement Holiday Table
移動祝日表
如何ですか?月名は途中までは確かに違うなぁと思われたと思います。しかし、途中からは同じスペルになっていますね?
それから、移動祝日表などは、祝日がFestorum(フェストルム)とHolidayと、ぜんぜん違った単語になっている事に気が付かれたと思います。本来はFeastとラテン語由来の単語も有りますが、このように我々の音読みと訓読み、そして自分達固有の単語に移行してしまうケースもあります。
以上のように、ヨーロッパ各国はラテン語文化圏で、各国の民族性とのバランスの上で、自分達の文化を築き上げております。
ネウマ譜も西洋音楽の基礎として、上記のような音楽基礎としての重要な役割を持っていましたが、バロック期以降次第に使われなくなり、現在に至っています。
さて今日は何を聴いて頂いたら宜しいでしょう?
今月はハローウィン・・・・。「死者の日」の典礼が有る月ですね?
Omnium Fidelium Defunctorum Missae Pro Defunctis から 「Dies irae ディエス・イレ=怒りの日」を聴いて頂きたいと思います。
「Dies irae 」は皆様がご存知の様に、ルネッサンス期音楽から多くの名曲が作曲されています。
ルネッサンス後期のジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(パレストリーナ村のジョヴァンニ・ピエルルイージ)のレクイエムでも美しい曲が作られていますね?
クラシックまで続くこの「Dies irae 」は、下記のCanto(カント=歌)がその原点です。
お聴き下さい。
Dies irae
【音楽研究についての最新記事】
投稿者:亀山 築城 (かめやま ちくせい)|21:16|音楽研究について
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