津軽鉄道 津軽中里駅で毎月第一土曜日に上演されている津軽伝統 金多豆蔵(きんたまめじょ)人形一座を観に行ってきました。
これはこの地方に100年以上相伝されてきた伝統芸能。新聞か何かで知り、是非生で観たいと1時間車を飛ばした。
駅の中に劇場があり、客席は20席ほど。僕が観た10:30の回はほぼ満席でした。
演目は「出稼ぎ金多」という漫才、海賊がやってくる芝居、最後は手踊りで上演時間は45分ほど。
人形の動きがコミカルでとっても面白く、漫才の間合いや話の展開は落語と共通しており、落語を勉強されているのが伝わる。芝居では殺陣もあったり、ダイナミック。手踊りもタスキや傘を器用に使いとても面白かった。
上手側には色紙や展示物。
人形になってみた図。
駅の皆さんに今日のファッションを褒められ、ちょっと恥ずかしかった。自分では麻痺してるけど、初めて見る人はsousouは刺激が強いらしい。
タイミングよく走れメロス号が止まってたので、メロスになってみた図。
電車好きには堪らないことでしょう。
今度はストーブ列車にも乗ってみたいですね。
帰り道にある斜陽館にも入館。想像以上の広さだった。
左の外壁の奥が庭、建物の奥が長いと思ってこの後の写真をご覧ください。
太宰が愛用していたのと同じ形の二重マントを羽織ってみた。
ひろーい。奥に僕がいます。これが左側にもあります。
仏壇が途轍もなくデカかった。
金庫もデカかった。
階段がまぁ素晴らしい造り。
太宰ポーズでたたずむ。
二階から見える竃、囲炉裏。
二階には調度品が素晴らしい洋間があり
金襖の部屋があり
襖絵の部屋もあり
庭もめちゃくちゃ広かった。
今でもこんなに広い家はそうないのに、その時代でこれだけの家を構えたのは相当な事だったと想像できる。
とにかく予想以上の桁違いの広さだった。
ランチは旧芦野公園駅舎、喫茶店「駅舎」へ。
この雰囲気、いいですよねぇ。
列車もこの脇を走ってて窓に見えました。
笑神様の色紙があったくらいですから、鉄道ファンには堪らないスポットでしょう。
ランチは激馬かなぎカレー。柔らかい馬肉が入ってました。
食後には「昭和の珈琲」というコーヒー。弘前で太宰がよく飲んでいたブレンドなんだとか。
桜が咲く頃にも行ってみたいです。
知らなかった津軽はとても面白かった。
知らない津軽はまだまだある。
次は何処にいこう。
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