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posted by fanblog

2018年05月26日

保育園の「園庭」が保育士の労働環境にとって重要な理由

こんにちは。今日は保育園の庭「園庭」についてお話しようと思います。みなさんの保育園の園庭は広いですか?実際に広い園庭があった方が、我々保育士にとっては好ましいものなのでしょうか?ここを解説したいと思います。


法的には保育園に庭はいらない!?

「学校」である幼稚園には、設置基準、法律等で庭の設置が義務付けられていますが、保育園については必ずしも「園庭」は必要ありません。

認可保育園であっても「近くに公園があれば」園庭はなくても認められます。

「園庭なし」の認可保育所 都心で顕著 市民団体100市区調査


実際、園庭がある保育園は76%と上の記事にはあります

逆に園庭がない保育園、しかも認可保育園が四分の一あるのも驚きですね。認可保育園でこの数字なのですから、マンションの一室などで行っている「無認可保育園」や病院に併設されている病院保育園(医師や看護師が利用。病気の子どもが利用するものではない)はもっと園庭がないところが多いのでしょうね。


園庭があると保育士にとっては楽かどうか?メリットとデメリット

私自身の結論から言うと、園庭はあったほうがいいし、その方が楽です。

<園庭があるメリット>

・子どもを室内だけで保育するのは限界がある
・泣いた子供も園庭に連れて行くと泣き止む
・保育士自身のリフレッシュにもなる
・太陽の光を浴びて元気になれる

<園庭のデメリット>

・事故の危険
・保育士だけで管理できなくなる(幼児の場合遠くへ行ってしまう)
・汚れ、ケガ等のリスク


以前勤務していた保育園では、園庭はあったのですが、すぐ横がトラックが通る大通りで、かなり気を使いました。そういうこともあり、あまり園庭を使わず室内での保育を余儀なくされていました。

しかし、現在勤務する保育園の園庭はとても広く、雨が降っていない日は思う存分子どもたちを遊ばせています。

正直なところ、室内だけだとすることがなく、結構辛いんです。本や紙芝居の読み聞かせもレパートリーが限られているので、同じものを何回も聞かせるわけにはいきませんし、音楽も私はピアノが苦手なので・・・。

遊ばせる園庭があると、保育士にとっては結構助かることが多いんです。


子どもにとってはもちろん園庭があった方がいいです

言うまでもなく、保育園に来る子どもにとっては園庭があった方がいいに決まっています。広い庭で自然や泥にまみれながら、大地と触れ合うことは絶対に必要で、思いっきり体を動かし、時に転んでひざをすりむく経験も必要です。

幼稚園には園庭の設置が義務付けられていることから見ても、特に幼児にとっては自然の中で遊ぶことは発達上必要なことなんだと思います。

子どもの立場に立つと絶対に必要なものなのですが、保育する立場から見るといろいろ考えるものがある、というわけですね。


園庭の有無で保育園を探すためには?

認可保育園でも四分の一の保育園には園庭がないわけで、あっても激狭かもしれません


・園庭が広い保育園で働きたい人
・園庭がない保育園で働きたい人
・今の狭い園庭に不満がある人

色々いらっしゃると思います。

もし、今勤務している保育園から移りたい、転職したいと思っている人は、園庭について条件にして、その有無や広さで探してみるのも一つの方法だと思います。

保育士専門の転職エージェントならば、そうした希望も聞いてくれて、条件に合致した求人を紹介してくれるはずです。

今日は「園庭」というピンポイントなテーマでお話しいたしました。







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35歳、既婚の現役女性保育士です。これまで3カ所の保育園を経験しています。主観も交じりますが、保育士として感じたことなど、率直にお話したいと思います。
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