2018年05月24日
保育士の土曜出勤で実際のところどうなの?リアルな実情を話します!
土日完全週休二日制が浸透している世の中ですが、保育園の場合どうしても「土曜出勤」から逃れることはできません。土曜日出勤は憂鬱なものですが、実は普段よりも余裕があり、保育以外の仕事がはかどる日もあります。なかなか外部には知られていない保育士の土曜日の出勤についてお話したいと思います。
土曜出勤は毎月1日くらい
私は私立の認可保育園に勤務していますが、土曜日に出勤するのは大体毎月1日(1回)くらいです。各職員が平等に毎月1日出勤するように配慮されています。
具体的には全職員(園長や看護師、栄養士も含む)を4つのグループに分けます。
A:園長、保育士5名、栄養士
B:副園長、保育士5名、調理師
C:看護師、保育士5名、調理師
D:事務員、保育士5名、調理師
こんな感じに分けで、週ごとにA→B→C→D→A・・と回していきます。
これだと、1年52週ですから、4グループだと13回土曜出勤になってしまいますが(4×13=52)、
・土曜日が祝日の週(祝日は保育園はお休み)
・年末年始の土曜日
が4日くらいあるので、ほぼ均等に土曜出勤は月1回、年12日になります。それでも一週余分に出勤になった場合、平日に代休を充てて各自の負担が均等になるように配慮されています。
私の保育園は幸い理解があり、このようなシステムになっていますが、保育園によっては不公平な負担や管理職だけ土曜日は完全にお休み、というところもあるかもしれませんね。
土曜日は子どもが少ない
土曜日に保育園に来る子どもは平日と比較してとても少なく、おおよそ5分の1〜6分の1くらいです。つまり、保育園全クラス合わせて10人いるかいないか、というレベルになります。
親がお休みの日は保育園が子どもをあずからないので、両親ともに土日週休二日制の会社に勤めている場合は、保育園を利用しません。面倒を見る人が土曜日に誰もいない家庭のみ、土曜保育を利用するので、平日よりも子どもが少ないんです。
それでも、すべての家庭が土日休みではないので、ニーズに応えて土曜保育を実施することは大切です。
土曜日は、出勤している保育士も少なく(4分の1)、子どもも少ないので、いつもの教室ではなく、全クラスの子どもが1つの教室で過ごすことになります。
この日ばかりは、いつもの担任のクラスを離れて、あらゆる子どもたちと接することになるので、刺激にもなり、学ぶことも多いです。子どもたちも年齢が違う子どもと触れ合う機会になるので、何か学び取ってもらえることがあるとうれしいですね。
土曜日は仕事がはかどる
ここまでお話しして、土曜日の保育園は
職員は4分の1
園児は5分の1〜6分の1
つまり保育士一人当たりの担当する子どもの数が平日よりも少なくなり、数字上は余裕ができることになります。
もちろん、乳児と幼児、0歳と2歳では保育士が子どもへかける仕事量はまったく違います。したがって、普段幼児を担当している保育士は自分が担当する子どもが減り、余裕ができるかもしれませんが、乳児、特に0歳や1歳クラスの担任は、逆に担当する子どもが増えた感じになり、余裕はできないかもしれません。
それでも子どもの絶対数が少ないので、何か突発的なことが起きる可能性も減り、トータルとしてみれば保育士は平日よりも余裕を持って、楽に仕事をすることができます。
また、私の保育園ではパソコンが一人一台ではなく、共用のものが数台あるだけなので(環境としてしょぼい・・)、平日はほかの人が使っていてなかなか利用できないのですが、土曜日は保育士の絶対数も少なく、上記のとおり仕事にも余裕があるので、パソコンを使っての事務作業がはかどります。
この余裕がある土曜日をいかに有効に使えるかどうかで、無駄な持ち帰り仕事が格段に減り、ゆっくり休むことができます。
土曜日は
・保育士一人当たりの担当園児数が平日よりも少ない
・保育士の絶対数が少ないので保育園の共用パソコンなどが使いやすい
・子どもが突発的な事態になるリスクが低い(人数が少ないので)
・しっかりした保育園ならば負担が均等になる
というメリットがあります。公立保育園ならば土曜出勤の分は代休がもらえるのでしょうけど、私のところは私立保育園なので、月1日余分に出勤することになります。仕方ないですね。
自分の保育園はもっと大変?
私が勤務する保育園は土曜日についてはこのような感じですが、みなさんの保育園はどうでしょうか?
月2回以上出勤を余儀なくされている方は、かなり負担が大きく、ブラックな職場なのかもしれません。
「募集要項、求人票には月一回土曜出勤と書いてあったのに、実際には代休なく二回以上出勤させられる」
こういう人もいるかもしれませんね。これはもったいないです。現在、保育士は「売り手市場」で求人はいくらでもあります。今よりももっと条件がいい求人もたくさんあるので、土曜日の出勤が辛すぎる、という方は転職を考えてもいいかもしれませんね。貴重なご自身のスキルをもっと有効に使えるいい職場で働きたいですね。
土曜出勤は毎月1日くらい
私は私立の認可保育園に勤務していますが、土曜日に出勤するのは大体毎月1日(1回)くらいです。各職員が平等に毎月1日出勤するように配慮されています。
具体的には全職員(園長や看護師、栄養士も含む)を4つのグループに分けます。
A:園長、保育士5名、栄養士
B:副園長、保育士5名、調理師
C:看護師、保育士5名、調理師
D:事務員、保育士5名、調理師
こんな感じに分けで、週ごとにA→B→C→D→A・・と回していきます。
これだと、1年52週ですから、4グループだと13回土曜出勤になってしまいますが(4×13=52)、
・土曜日が祝日の週(祝日は保育園はお休み)
・年末年始の土曜日
が4日くらいあるので、ほぼ均等に土曜出勤は月1回、年12日になります。それでも一週余分に出勤になった場合、平日に代休を充てて各自の負担が均等になるように配慮されています。
私の保育園は幸い理解があり、このようなシステムになっていますが、保育園によっては不公平な負担や管理職だけ土曜日は完全にお休み、というところもあるかもしれませんね。
土曜日は子どもが少ない
土曜日に保育園に来る子どもは平日と比較してとても少なく、おおよそ5分の1〜6分の1くらいです。つまり、保育園全クラス合わせて10人いるかいないか、というレベルになります。
親がお休みの日は保育園が子どもをあずからないので、両親ともに土日週休二日制の会社に勤めている場合は、保育園を利用しません。面倒を見る人が土曜日に誰もいない家庭のみ、土曜保育を利用するので、平日よりも子どもが少ないんです。
それでも、すべての家庭が土日休みではないので、ニーズに応えて土曜保育を実施することは大切です。
土曜日は、出勤している保育士も少なく(4分の1)、子どもも少ないので、いつもの教室ではなく、全クラスの子どもが1つの教室で過ごすことになります。
この日ばかりは、いつもの担任のクラスを離れて、あらゆる子どもたちと接することになるので、刺激にもなり、学ぶことも多いです。子どもたちも年齢が違う子どもと触れ合う機会になるので、何か学び取ってもらえることがあるとうれしいですね。
土曜日は仕事がはかどる
ここまでお話しして、土曜日の保育園は
職員は4分の1
園児は5分の1〜6分の1
つまり保育士一人当たりの担当する子どもの数が平日よりも少なくなり、数字上は余裕ができることになります。
もちろん、乳児と幼児、0歳と2歳では保育士が子どもへかける仕事量はまったく違います。したがって、普段幼児を担当している保育士は自分が担当する子どもが減り、余裕ができるかもしれませんが、乳児、特に0歳や1歳クラスの担任は、逆に担当する子どもが増えた感じになり、余裕はできないかもしれません。
それでも子どもの絶対数が少ないので、何か突発的なことが起きる可能性も減り、トータルとしてみれば保育士は平日よりも余裕を持って、楽に仕事をすることができます。
また、私の保育園ではパソコンが一人一台ではなく、共用のものが数台あるだけなので(環境としてしょぼい・・)、平日はほかの人が使っていてなかなか利用できないのですが、土曜日は保育士の絶対数も少なく、上記のとおり仕事にも余裕があるので、パソコンを使っての事務作業がはかどります。
この余裕がある土曜日をいかに有効に使えるかどうかで、無駄な持ち帰り仕事が格段に減り、ゆっくり休むことができます。
土曜日は
・保育士一人当たりの担当園児数が平日よりも少ない
・保育士の絶対数が少ないので保育園の共用パソコンなどが使いやすい
・子どもが突発的な事態になるリスクが低い(人数が少ないので)
・しっかりした保育園ならば負担が均等になる
というメリットがあります。公立保育園ならば土曜出勤の分は代休がもらえるのでしょうけど、私のところは私立保育園なので、月1日余分に出勤することになります。仕方ないですね。
自分の保育園はもっと大変?
私が勤務する保育園は土曜日についてはこのような感じですが、みなさんの保育園はどうでしょうか?
月2回以上出勤を余儀なくされている方は、かなり負担が大きく、ブラックな職場なのかもしれません。
「募集要項、求人票には月一回土曜出勤と書いてあったのに、実際には代休なく二回以上出勤させられる」
こういう人もいるかもしれませんね。これはもったいないです。現在、保育士は「売り手市場」で求人はいくらでもあります。今よりももっと条件がいい求人もたくさんあるので、土曜日の出勤が辛すぎる、という方は転職を考えてもいいかもしれませんね。貴重なご自身のスキルをもっと有効に使えるいい職場で働きたいですね。
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