2023年07月16日
実際に試してみた「ダイエット系アプリ」3選
実際に試してみた「ダイエット系アプリ」3選 食事管理やトレーニング管理で無理なく継続【2023年7月版】
外出自粛期間の運動不足などがたたり、生活習慣が乱れてしまった人も多いことでしょう。そろそろ外出頻度も増えてきているかもしれませんが、たるんでしまった体形は、すぐには戻りません。健康的に体を引き締めつつ体重を減らすには、長期的な視点で食生活や運動習慣を変えることが重要です。
【画像】食べた市販品のバーコードを読み取って検索 登録が簡単な「あすけん」
継続的に食生活・運動習慣を整えるために重要なのは、とにかく記録を付け、変化を可視化することです。アプリストアをのぞくと、さまざまなダイエット用アプリがあふれています。しかし、どのようなアプリを使えばよいか迷ってしまいがちでもあるでしょう。そこで今回は、筆者がさまざまアプリを試した上で、特におすすめしたい3つのアプリを紹介していきます。
食事管理なら「あすけん」
まず、蓄えた体脂肪を減らしていくためには、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることが必要です。摂取カロリーの値を判断するためには、毎食のカロリーを細かく記録し、総量を把握することが欠かせません。この際に役立つのがaskenが提供する「あすけん」というアプリです。
同アプリは、iOS/Androidに対応しています。基本的に無料で利用できますが、一部の便利機能を使うためには有料プランのサブスクリプションが必要です。この料金プランは、月額480円(税込み、以下同)、半年1900円、年間3600円から選択できます。
食べたものを登録するには、キーワードで該当する食品を検索して登録します。また、市販品の場合には、スマートフォンのカメラでバーコードを読み込むことで、該当の商品を素早く検索可能です。未登録の商品については、数枚の写真をアップロードしながらデータを提供しつつ、新規登録することもできます。
「あすけん」の良いところは、総摂取カロリーだけではなく、食べたものの栄養バランスを、グラフで視覚的に確認できること。きっちりと記録をすれば、脂質が多い、タンパク質が足りていない、といった状況が一目で分かります。状況に応じてアドバイスも表示されるので、改善のためのヒントを得られます。
もし使い勝手が気に入ったら、半年や1年のプランを購読してしまうことで、ダイエットを継続する意識も高まります。有料プランに切り替えると、例えば、いつも食べるメニューを「MYセット」として登録しておくことができるようになり、素早い入力が可能になります。また、「PFCバランス(たんぱく質、脂質、炭水化物の比率)」をチェックすることも可能になり、本格的なボディメイクに取り組みたい人でも使いやすくなります。
健康的に体形を整えるためには、食事制限だけでなく、運動習慣の改善も必要です。その際(もちろん年齢や健康状態にもよっても異なりますが)一般的には、有酸素運動だけではなく、徐々に筋力トレーニングも取り入れた方が脂肪燃焼の効率が良くなり、体系も改善しやすくなるとされます。
フィットネスジムなどで、フリーウェイトやフィットネスマシンを使ったトレーニングを行う場合には、負荷の重さと、回数(reps)、セット数などを記録していくことが重要です。この記録をする際にチェックしておきたいアプリが、Takahiro Torii氏が提供する「GenkiFit」です。同アプリは、App Storeで提供されています。
同アプリを使うメリットは、トレーニングをしてはいけない部位が可視化されることです。筋力トレーニングは、筋肉に負荷をかける行為ですので、高負荷なトレーニングを連日続けると、回復が追いつかなくなり、「オーバーワーク」と呼ばれる状態を招いたり、怪我や故障の原因になったりします。筋力トレーニングをしたら、その後数日は負荷のかかった部位をしっかりと休ませなくてはなりません。
この回復に必要な日数は筋肉の部位によって異なります。例えば、大胸筋ならば2日間、広背筋ならば3日間といった具合です。Genkifitでは、トレーニングした箇所の筋肉が、イラストで赤く図示されます。これによって、どこが回復中であり、どこがその日にトレーニングをして良い場所なのかを、直感的に把握できるようになります。
Genkifitは基本的には無料プランで利用できますが、有料プランを購読すると、トレーニングメニューの登録(よく使う種目をまとめたセット)についての上限数が増えたり、トレーニングボリュームの推移の分析なども利用できるようになります。月480円、または年4800円で利用できます。
小まめな記録が苦手なら「スマートダイエット」
上述した「あすけん」や「GenkiFit」はどちらも非常に良いアプリですが、デメリットを挙げるとするならば、小まめな登録作業が必要になるということです。毎日の記録作業が苦手な人にはハードルが高いかもしれません。もし、いきなり毎日の習慣化は難しいという場合には、「体重」の記録だけに挑戦するのが良いでしょう。
この場合、「あすけん」や「Genkifit」などのアプリにも、体重を記録したり、その日の体調をメモしたりする機能は備わっています。また、スマートフォンのOS標準のヘルスケア管理機能を使っても、体重を登録することはできます。しかし、どちらも登録画面まで切り替える作業が面倒だと感じます。
そのようなときに試してほしいのが、コモレビが提供する「SmartDiet」というアプリです。このアプリの良いところは、アプリを起動すると、すぐにその日の体重を入力するUIが表示されること。ズボラな人でも、毎日の体重を継続して記録しやすいわけです。同アプリはiOS/Android向けに提供されています。
ちなみに、日々の記録が面倒なわけではないという人は、同社が提供する「体重管理SmartRecord」というアプリもチェックしておくと良いでしょう。こちらも体重を入力するUIはSmartDietにかなり似ていますが、さらにウエストや太ももなどのサイズも登録できるようになっています。継続的に体形のデータを記録したい場合におすすめです。
ぜひ、短期間で無茶をするダイエットではなく、無理なく何年も続けられる習慣づくりを心がけてみてください。その際には、今回紹介したようなアプリの力を借りることで、モチベーションや成功率もアップするはずです。
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外出自粛期間の運動不足などがたたり、生活習慣が乱れてしまった人も多いことでしょう。そろそろ外出頻度も増えてきているかもしれませんが、たるんでしまった体形は、すぐには戻りません。健康的に体を引き締めつつ体重を減らすには、長期的な視点で食生活や運動習慣を変えることが重要です。
【画像】食べた市販品のバーコードを読み取って検索 登録が簡単な「あすけん」
継続的に食生活・運動習慣を整えるために重要なのは、とにかく記録を付け、変化を可視化することです。アプリストアをのぞくと、さまざまなダイエット用アプリがあふれています。しかし、どのようなアプリを使えばよいか迷ってしまいがちでもあるでしょう。そこで今回は、筆者がさまざまアプリを試した上で、特におすすめしたい3つのアプリを紹介していきます。
食事管理なら「あすけん」
まず、蓄えた体脂肪を減らしていくためには、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることが必要です。摂取カロリーの値を判断するためには、毎食のカロリーを細かく記録し、総量を把握することが欠かせません。この際に役立つのがaskenが提供する「あすけん」というアプリです。
同アプリは、iOS/Androidに対応しています。基本的に無料で利用できますが、一部の便利機能を使うためには有料プランのサブスクリプションが必要です。この料金プランは、月額480円(税込み、以下同)、半年1900円、年間3600円から選択できます。
食べたものを登録するには、キーワードで該当する食品を検索して登録します。また、市販品の場合には、スマートフォンのカメラでバーコードを読み込むことで、該当の商品を素早く検索可能です。未登録の商品については、数枚の写真をアップロードしながらデータを提供しつつ、新規登録することもできます。
「あすけん」の良いところは、総摂取カロリーだけではなく、食べたものの栄養バランスを、グラフで視覚的に確認できること。きっちりと記録をすれば、脂質が多い、タンパク質が足りていない、といった状況が一目で分かります。状況に応じてアドバイスも表示されるので、改善のためのヒントを得られます。
もし使い勝手が気に入ったら、半年や1年のプランを購読してしまうことで、ダイエットを継続する意識も高まります。有料プランに切り替えると、例えば、いつも食べるメニューを「MYセット」として登録しておくことができるようになり、素早い入力が可能になります。また、「PFCバランス(たんぱく質、脂質、炭水化物の比率)」をチェックすることも可能になり、本格的なボディメイクに取り組みたい人でも使いやすくなります。
健康的に体形を整えるためには、食事制限だけでなく、運動習慣の改善も必要です。その際(もちろん年齢や健康状態にもよっても異なりますが)一般的には、有酸素運動だけではなく、徐々に筋力トレーニングも取り入れた方が脂肪燃焼の効率が良くなり、体系も改善しやすくなるとされます。
フィットネスジムなどで、フリーウェイトやフィットネスマシンを使ったトレーニングを行う場合には、負荷の重さと、回数(reps)、セット数などを記録していくことが重要です。この記録をする際にチェックしておきたいアプリが、Takahiro Torii氏が提供する「GenkiFit」です。同アプリは、App Storeで提供されています。
同アプリを使うメリットは、トレーニングをしてはいけない部位が可視化されることです。筋力トレーニングは、筋肉に負荷をかける行為ですので、高負荷なトレーニングを連日続けると、回復が追いつかなくなり、「オーバーワーク」と呼ばれる状態を招いたり、怪我や故障の原因になったりします。筋力トレーニングをしたら、その後数日は負荷のかかった部位をしっかりと休ませなくてはなりません。
この回復に必要な日数は筋肉の部位によって異なります。例えば、大胸筋ならば2日間、広背筋ならば3日間といった具合です。Genkifitでは、トレーニングした箇所の筋肉が、イラストで赤く図示されます。これによって、どこが回復中であり、どこがその日にトレーニングをして良い場所なのかを、直感的に把握できるようになります。
Genkifitは基本的には無料プランで利用できますが、有料プランを購読すると、トレーニングメニューの登録(よく使う種目をまとめたセット)についての上限数が増えたり、トレーニングボリュームの推移の分析なども利用できるようになります。月480円、または年4800円で利用できます。
小まめな記録が苦手なら「スマートダイエット」
上述した「あすけん」や「GenkiFit」はどちらも非常に良いアプリですが、デメリットを挙げるとするならば、小まめな登録作業が必要になるということです。毎日の記録作業が苦手な人にはハードルが高いかもしれません。もし、いきなり毎日の習慣化は難しいという場合には、「体重」の記録だけに挑戦するのが良いでしょう。
この場合、「あすけん」や「Genkifit」などのアプリにも、体重を記録したり、その日の体調をメモしたりする機能は備わっています。また、スマートフォンのOS標準のヘルスケア管理機能を使っても、体重を登録することはできます。しかし、どちらも登録画面まで切り替える作業が面倒だと感じます。
そのようなときに試してほしいのが、コモレビが提供する「SmartDiet」というアプリです。このアプリの良いところは、アプリを起動すると、すぐにその日の体重を入力するUIが表示されること。ズボラな人でも、毎日の体重を継続して記録しやすいわけです。同アプリはiOS/Android向けに提供されています。
ちなみに、日々の記録が面倒なわけではないという人は、同社が提供する「体重管理SmartRecord」というアプリもチェックしておくと良いでしょう。こちらも体重を入力するUIはSmartDietにかなり似ていますが、さらにウエストや太ももなどのサイズも登録できるようになっています。継続的に体形のデータを記録したい場合におすすめです。
ぜひ、短期間で無茶をするダイエットではなく、無理なく何年も続けられる習慣づくりを心がけてみてください。その際には、今回紹介したようなアプリの力を借りることで、モチベーションや成功率もアップするはずです。
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タグ:ダイエット
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