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2014年12月19日

「ポテトぉ」北米西海岸のデモの現在進捗

少し前に、ぼくらの「ポテト」がなくなる!?という記事を書きました。


来年1月中旬とか、3月とか、再開される目途はまったく未知でした。


ポテトは、荷物はどうなるのか・・・ 確認を取りました。


業界全体を巻き込む大問題となっている労使交渉問題ですが、既存のところからの出港を待っていては


いつになるのか分からない。


今後の輸送について、陸路の使用、クロス・ドッキング、その他の輸送を使うことで


荷物を動かそうというもの。


追加費用が発生する事をお取引各社へお伝えし、了解を得たところから早速動き始める。


そんな感じのようです。


世界を巻き込んだ「えっ!コンテナ来てないの!?」騒動は


もう少し掛かりそうです。





2014年12月14日

年末 「ポテト」がなくなる!?

「フライドポテト」の原料は「じゃがいも」ほとんどはUSからの輸入です。

中には北海道産のものもありますが、ファストフードやスーパーで販売されているものはUS産がほとんどです。

価格的な部分では輸入品に頼るしかないんです。

今回のお知らせはその「ポテト」が年末なくなるかもしれないという記事。


クリスマス・年末年始となるとスーパー各社では「オードブル」を並べだします。特にその中の「ポテト」において

各スーパーでは原料の取り合いや、付け合せの変更などがされているようです。


原因は

北米西岸主要港の労使交渉決裂による入船遅れの影響の為、国内への入船がなく商品がなくなってしまった事にあります。

労働環境や賃金などで雇い側と雇われ側でもめ事があったのでしょう。

しかもその連絡は入船予定日に船が来ず

「なんだ、遅れているのか・・・電話してみるか・・・  もしもし? 」
「えっ!船出てないの!?  マジっ! どうすんの!?」
「えっ!デモ!? 今!? 年末マズイでしょ・・・・・(汗)   」


という感じ(イメージ)。これが12月始めの出来事でした。

この入船で国内のポテト需要を乗り切る予定だっただけに、寝耳に、びっくりして飛び起きて空いていた引き出しにをぶつけるくらいのインパクトが業界に走りました。


国内に輸入して販売しているメーカー各社は12月20日前後で国内在庫のほとんどが欠品になる報告を

卸先にし、在庫は全て出荷止めとなり、荷割(今までの使用数量などから絶対数を配分して分ける事)分のみの出荷となりました。

時を同じくして、北海道産のポテトへの需要が増え、新規先への出荷を断るなど、とにかく

「ポテトくれぇ」
「ポテト無いです」
「芋がおくんなましぃ」
「芋無いです」
「じゃがは?」
「ないです」
「いくらでもいい!」
「マジぃ!?」


高くても欲しい「販売店」、いくら高くても既存顧客の信頼を守りたい「メーカー」との攻防が続きました。

それでも、ある程度の価格になると使えないですよね。

実際、ある地域を担当していた方の話では、

「とにかく携帯が鳴り止まない。去年、妻に浮気がばれた時以来の着信件数だった」


-*-*-*-*-*-*-

「欠品を回避できない」  そんな文書を流す担当者。

電話が鳴り止まない事が予想されたでしょう。

手に汗握り送信したのでしょう。文書の右上、四角い判子が押してあるのですが、にじんでいるように見えました。

気のせいかもしれませんが。



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