コスト高という逆風はありますが、今年もさらに多様な場に進出していくんでしょう。
とりわけ冷凍宅配弁当については、日常の中にずいぶんと浸透してきました。
ニチレイフーズ、味の素の大手の提案が活性化していますし、ワタミの宅食ダイレクトと佐川急便、オイシックス・シダックスとヤマト運輸のように、物流を含めたワンストップサービスをグループとして構築しているのが特徴的です。
オイシックスの事例から見ると、冷凍ミールキットを保育園給食に、冷凍弁当を放課後児童クラブの給食に、などと受注から配送までワンストップで対応し、小規模な集団給食の課題解決と物流に変化が見られます。
同様の取り組みとして、冷温カートに食事をのせて配送するコープさっぽろの「スクールランチ」の取り組みが注目されています。
帯広工場で一括調理したミールを二時間以上かけて学校まで運んでいて、加温カートは65度以上を保持することで保健所の承認を得ています。
これは、病院や高齢者福祉施設でのミール提供の技術を応用したもので、「食材」ではなく「ミール」の物流に踏み込んだ取り組みとして、過疎地の学校給食提供の解決策としても注目されています。
振り返ると、CVSの学給参入とうわさもありましたね。
当時、宅配弁当の配送料無料化を目指していた「セブンイレブン」はセブンミールが調理、配送を担う事で北海道8校、埼玉県11校との調整に入ったと言われていました。
受注のアプリ化で食数管理や決済の課題も解決された昨今は、さらに新たな食事サービスが始まることが考えられます。
例えば、猛暑対策について、冷凍だからこそできる課題解決力を示したいですね。
良かったら動画もご覧ください。
まるっきり趣味です、、、、
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