なんと金利がマイナスなんて……あるんです。銀行にためた貯金が目減りするなら一大事。
「預金」「年金」「住宅ローン」ETC 今私たちがスベキ事?
●◇住宅ローン
金利引き下げ競争が続く金融業界にも衝撃が走った。
対応する動きも出てきた。今月1日、新生銀行が2月の住宅ローン金利を発表。
翌々日、再度引き下げて発表した。「マイナス金利導入と市場動向をみて見直した」
契約者が死亡しても団体信用生命保険で債権回収ができる住宅ローンは、金融機関にとっては安定した収益源。
だが国内には1500超の金融機関がひしめく。金融緩和ですでに金利も歴史的な低水準だ。
とくにネット系銀行や三井住友信託銀行は住宅金利に好戦的で、「店舗もなくコストが安いのがネット系の強み。
市場に連動させ、マイナス金利を反映する可能性はある」
■低金利での、ここ数年に借りた人には借り換えメリットは少ない。
でも優遇金利幅が広がっている。
*変動金利が1%台、
*固定金利では2%台の時代に借りた人にはいい。
住宅ローンはなにせ金額が大きいですから
試算で返済期間35年で3千万円を借りた場合、ローン金利が0.1%下がると約55万〜70万円も違ってくる。
*「また金利に目を奪われがちになりますが、保証料と融資手数料などの費用にも注意。
金利競争も限界まで来ているので、最近は金利以外のところでも差別化が図られています」
例えば、じぶん銀行はがん診断の確定でローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料で付く。
横浜銀行は住宅ローンと給与口座の利用者ならば教育ローンで0.5%優遇するという。ローン別にアドバイスもある。
「自動車ローンは融資手数料、教育ローンは保証料の有無と金額に注意。やはり総額で比べてください。
あと一つ、借り換えにはコツがある。
「他行で見積もった金利と費用の試算を持ち、一度銀行に相談してみると」
●◇預金
安心して資産を預けられる先は、このままなくなってしまうのだろうか。
新生銀行、八十二銀行、横浜銀行、りそな銀行、ソニー銀行、岩手銀行……。
日銀のマイナス金利政策の導入発表以降、預金金利を下げる動きが相次いでいる。
*定期預金の金利引き下げだ。新生銀行は店頭での500万円以上の定期預金などを引き下げており、
*3年物は年0.3%から0.06%になった。
*八十二銀行と横浜銀行の定期預金金利(1年以下)は年0.02%と普通預金と同等の水準になり、
*りそな銀行の定期預金金利(2〜5年物)は年0.025%に引き下げられた。
これまでネット銀行の多くは比較的高い金利を付けてきましたが。
*ソニー銀行の普通預金金利は0.02%から0.001%へと急激に引き下げられ、
*岩手銀行にいたっては、ネット専用の「イーハトーヴ支店」の一部定期預金の受付を中止。
●「日銀がマイナス金利政策を導入するのは2月16日からです。
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●マイナス金利下では、どこに資産を預ければいいか。
「ネット銀行、メガバンクや地銀であっても、預け先は定期預金より普通預金が良いでしょう。
定期預金は預け入れる期間が長くなればなるほど利回りが高いのですが、
今後どうなるか??
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一押しは普通預金で!
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●普通預金より割が良いのは、個人向け国債変動10年。
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6カ月ごとに金利は見直されるが、金利の下限0.05%が設定されており、それ以下に成る事は無い。
『10年』と銘打っていますが、1年間持っていたら解約することができます。
もともと最悪な事態になっても預金金利に負けない国債にするには、と設計されたので、金利が預金に比べて高い
変動10年は日銀が思い描くようにインフレが進めば利率は上がり、
進まなくても預金よりお得。買わない手はない。毎月募集しており、全国の金融機関で1万円から買える。
定年退職して生き甲斐探して
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