2014年01月23日
FBAの落とし穴
今まで自己発送のみでアマゾンせどりを行っていたので、
FBAについては、それ程、調べたことはなかったのですが、
今日、ちょっと『FBA料金シミュレーター(ベータ)』で私のやり方で、
どれ位の利益の差が出るのかを考えていました。
そうしたら、一つあることに気が付きました。
それは、FBAの見えない手数料です。
『FBA料金シミュレーター(ベータ)』によるとFBAを利用する事によって発生する手数料には、
出荷作業手数料、
発送重量手数料、
月間保管手数料
の3つがあるようです。
まぁ一般的には、この3つという解釈で計算している方が多いのではないかと思います。
がしかし…。
実は書籍販売でFBAを利用する事によって発生する手数料には、
これ以外に37.5円という見えない手数料が存在するのです。
その手数料とは、送料250円の販売手数料です。
250円×0.15(書籍の販売手数料)=37.5円
なぜ、これが発生するのかというと、
自己発送の場合、商品代金と配送料は別のものという扱いの為、
250円には販売手数料が含まれません。
しかし、FBAを利用すると売上の全てが送料込み商品代金という事になり、
自己発送の時には取られなかった、250円にまで販売手数料が掛かってしまいます。
これが、FBAの見えない手数料です。
ちなみにですが、1冊37.5円ってでかいですよ。
私のように月200冊ほど売る方は、
毎月に7000円程多く、自己発送に比べAmazonに販売手数料を多く取られる事になります。
1000冊売る方は、37500円程多く販売手数料が取られます。
まぁわかりづらいですが、これもFBAの料金として考えに入れておかないと、
『あれ?なんかFBAの入金額少なくない?』なんて事が起きるかもしれませんので注意する必要があります。
FBAの手数料=出荷作業手数料+発送重量手数料+月間保管手数料+37.5円(送料250円の販売手数料)
ちなみにですが、自己発送で一部返金を行う場合は、
送料の250円からは返金しない方が良いですよ。
あくまで商品代金を割り引くという形で、
商品代金から一部返金を行った方が実際に返金する額を少なく抑える事ができます。
まぁあまり返金って無いですが、覚えておくと良いと思います。
結果的にこれも含めて、FBAって超高いと思いました。(汗)
皆、撤退するわけだって感じです。(苦笑)
ちなみに私の基準で、平均入金単価が600円(売値482円)だった場合、
現状の自己発送では、凡そ1冊辺り390円程の利益なのですが、
FBAを利用するとそれが220円程になってしまいます。
これは、梱包費や送料、月間保管手数料など全てを考慮した1冊辺りの利益です。
(ガソリン代、携帯代、人件費などは含まれていません。)
つまり、自己発送とFBA利用によって、1冊辺り170円ほどの誤差が生じます。
これは、月全体で見た時に自己発送の場合は、
390円×200冊=78000円の利益となりますが、
FBAの場合は、220円×200冊=44,000円の利益で
34000円もの差が生じてしまいます。
これを埋める為には、FBAの販売力により、
平均入金単価を170円ほど引き上げなければ、同じ利益は出せません。
もしこれが出来るのであれば、私の基準でFBAを利用してもそれ程、
苦にならないとは思いますが、それは難しいのではないかと思うので、
良さそうなものだけ厳選して送って様子を見るしかないのかも知れません。
ちなみに平均入金単価が高くて、商品の回転率が良い人以外は、
おそらく、FBAを利用しても散々な思いをして撤退するしかないと思います。
(あくまで書籍販売の場合です。)
そう考えると、せどりをはじめたばかりの方が、
いきなり利用できるような甘いサービスでも無いと私は思います。
(本以外は、違う結果になるのかもしれません。)
ちなみに私の基準でFBAを利用した時に、
FBAの利益があれほどまでに少ない原因は、
やっぱり、送料の販売手数料である37.5円と月間保管手数料が高いという部分があります。
1冊辺りの月間保管手数料は、在庫数÷月の販売数によって、
平均的に何ヶ月で全て回転するのか計算した所、
6ヶ月という数値になったので、凡そ1冊7円とした時に、
7円×6ヶ月=42円ほどになるので1冊辺り40円と算出しました。
(初めの頃に仕入れていた、高いけど売れない在庫が沢山あるので、そういった物を整理すれば、まったく違う数値にな
るかもしれません。)
※基本的に月の仕入れと販売数が同じくらいの方は、
在庫数に変動が起きない為、
『在庫数×凡そ7円』で計算すれば、毎月いくら支払わうのかが大体わかります。
その月の支払いを月の平均販売数をで割れば、1冊辺りの月間保管手数料が出せます。
まぁ、利用するからには、色々と計算してから利用しようと思います。
ただ、物事は、やる前にあーだこーだ考えても、実際にやってみたら、
全然違っていたという事の方が多いので、とりあえずは、
FBAは少し検討してみようと思います。
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FBAについては、それ程、調べたことはなかったのですが、
今日、ちょっと『FBA料金シミュレーター(ベータ)』で私のやり方で、
どれ位の利益の差が出るのかを考えていました。
そうしたら、一つあることに気が付きました。
それは、FBAの見えない手数料です。
『FBA料金シミュレーター(ベータ)』によるとFBAを利用する事によって発生する手数料には、
出荷作業手数料、
発送重量手数料、
月間保管手数料
の3つがあるようです。
まぁ一般的には、この3つという解釈で計算している方が多いのではないかと思います。
がしかし…。
実は書籍販売でFBAを利用する事によって発生する手数料には、
これ以外に37.5円という見えない手数料が存在するのです。
その手数料とは、送料250円の販売手数料です。
250円×0.15(書籍の販売手数料)=37.5円
なぜ、これが発生するのかというと、
自己発送の場合、商品代金と配送料は別のものという扱いの為、
250円には販売手数料が含まれません。
しかし、FBAを利用すると売上の全てが送料込み商品代金という事になり、
自己発送の時には取られなかった、250円にまで販売手数料が掛かってしまいます。
これが、FBAの見えない手数料です。
ちなみにですが、1冊37.5円ってでかいですよ。
私のように月200冊ほど売る方は、
毎月に7000円程多く、自己発送に比べAmazonに販売手数料を多く取られる事になります。
1000冊売る方は、37500円程多く販売手数料が取られます。
まぁわかりづらいですが、これもFBAの料金として考えに入れておかないと、
『あれ?なんかFBAの入金額少なくない?』なんて事が起きるかもしれませんので注意する必要があります。
FBAの手数料=出荷作業手数料+発送重量手数料+月間保管手数料+37.5円(送料250円の販売手数料)
ちなみにですが、自己発送で一部返金を行う場合は、
送料の250円からは返金しない方が良いですよ。
あくまで商品代金を割り引くという形で、
商品代金から一部返金を行った方が実際に返金する額を少なく抑える事ができます。
まぁあまり返金って無いですが、覚えておくと良いと思います。
結果的にこれも含めて、FBAって超高いと思いました。(汗)
皆、撤退するわけだって感じです。(苦笑)
ちなみに私の基準で、平均入金単価が600円(売値482円)だった場合、
現状の自己発送では、凡そ1冊辺り390円程の利益なのですが、
FBAを利用するとそれが220円程になってしまいます。
これは、梱包費や送料、月間保管手数料など全てを考慮した1冊辺りの利益です。
(ガソリン代、携帯代、人件費などは含まれていません。)
つまり、自己発送とFBA利用によって、1冊辺り170円ほどの誤差が生じます。
これは、月全体で見た時に自己発送の場合は、
390円×200冊=78000円の利益となりますが、
FBAの場合は、220円×200冊=44,000円の利益で
34000円もの差が生じてしまいます。
これを埋める為には、FBAの販売力により、
平均入金単価を170円ほど引き上げなければ、同じ利益は出せません。
もしこれが出来るのであれば、私の基準でFBAを利用してもそれ程、
苦にならないとは思いますが、それは難しいのではないかと思うので、
良さそうなものだけ厳選して送って様子を見るしかないのかも知れません。
ちなみに平均入金単価が高くて、商品の回転率が良い人以外は、
おそらく、FBAを利用しても散々な思いをして撤退するしかないと思います。
(あくまで書籍販売の場合です。)
そう考えると、せどりをはじめたばかりの方が、
いきなり利用できるような甘いサービスでも無いと私は思います。
(本以外は、違う結果になるのかもしれません。)
ちなみに私の基準でFBAを利用した時に、
FBAの利益があれほどまでに少ない原因は、
やっぱり、送料の販売手数料である37.5円と月間保管手数料が高いという部分があります。
1冊辺りの月間保管手数料は、在庫数÷月の販売数によって、
平均的に何ヶ月で全て回転するのか計算した所、
6ヶ月という数値になったので、凡そ1冊7円とした時に、
7円×6ヶ月=42円ほどになるので1冊辺り40円と算出しました。
(初めの頃に仕入れていた、高いけど売れない在庫が沢山あるので、そういった物を整理すれば、まったく違う数値にな
るかもしれません。)
※基本的に月の仕入れと販売数が同じくらいの方は、
在庫数に変動が起きない為、
『在庫数×凡そ7円』で計算すれば、毎月いくら支払わうのかが大体わかります。
その月の支払いを月の平均販売数をで割れば、1冊辺りの月間保管手数料が出せます。
まぁ、利用するからには、色々と計算してから利用しようと思います。
ただ、物事は、やる前にあーだこーだ考えても、実際にやってみたら、
全然違っていたという事の方が多いので、とりあえずは、
FBAは少し検討してみようと思います。
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