由緒なき島宇宙の片隅に

スーダン大統領　「南スーダン打倒」明言
についての記事を紹介しようと思います

東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012041902000236.html
【記事抜粋】
　【ロンドン＝有賀信彦】国境周辺の油田地帯の領有権をめぐり南スーダンと紛争が続くスーダンのバシル大統領は十八日、「南スーダン国民を同国与党のスーダン人民解放運動（ＳＰＬＭ）から解放する」と演説し、南スーダン政府の打倒を明確に訴えた。同国に対する宣戦布告とも受け取れ、本格的な戦争に突入する可能性を帯びてきた。ロイター通信が報じた。
　大統領はスーダン与党、国民会議党（ＮＣＰ）の党員への演説で、南スーダンに対する強硬姿勢を示し「南の人々の解放が私の使命だ」と主張。十日に南スーダンが越境して制圧した油田地帯ヘグリグを奪還するための攻撃を示唆した。演説の直後、南スーダン軍報道官は「ヘグリグでスーダン軍の大規模攻撃を受けたが撃退した」と発表した。
　国連安全保障理事会は十七日、南スーダンに対し、ヘグリグからの撤退を、スーダン側には南スーダンへの空爆をやめるよう要請。南スーダンは以前から「国連の中立な部隊を現地に派遣すれば、撤退する」との立場を示している。南スーダンの首都ジュバには、陸上自衛隊施設部隊が国連平和維持活動（ＰＫＯ）のため派遣されているが、今のところ活動に影響はないという。
【抜粋終了】

スーダンは元々元々北部はアラブ系＋イスラム教 で南部は黒人＋キリスト教または原始宗教とのことで、一つの国家になることはかなり難しかったが、
そこに北部がイスラム教を全土に適用しようとして、亀裂が生じた。
そして国内でも、異教徒の虐殺等を行っている国みたいです。

そして、このような国に武器使用制限したまま自衛隊を送った民主党

停戦条件が崩れていますし、早く撤退させればいいと思うのですが、
どうなることやら心配です

そもそも自衛隊が派遣された理由も、
中国の利権を守る目的で国連から安請け合いしたとの見方もあり、
派遣前から危険性については指摘されていたので、
これで犠牲者がもし出てしまった時になんて言い訳するんだろうか

スーダンでの武器は中国が供与している模様。
一部の見解では、
南スーダンはこれから雨季にはいる為、唯一の国際空港も使えなくなる恐れが出てくる。
そうなったら自衛隊は脱出困難な状態になってしまうことや、
米軍の長距離爆撃機での支援も不可能になる可能性があることを指摘しており、
中国から支援は受けている物の、国際的に孤立している北部スーダンが
本気で侵攻するのなら先進国の航空戦力による妨害困難な雨季に入ってからの可能性が高く、
それまでに自衛隊が帰還すべきなのではないかとも言われている。


この先どうなるか判りませんが、とても怖いですね
そして、このような事態でも殆ど何も報道しないマスコミ（主にテレビ）も怖い
自民党政権だったらもっと批判してたのではなんて

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